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地域貢献活動、日本から世界へ

私の大学・学部には

私達の学生団体の他にも

食や建築、環境問題など

様々な視点から

地域活性化や地域開発に

アプローチしている団体が

十数個ありました。


例えば。

食を視点に活動していた団体は

地域に昔から伝わる固有種である

”在来種”と呼ばれる野菜などを使って

料理を提供するカフェを運営していたり

メニュー開発をしたりしていました。


建築を視点に活動していた団体は

緑豊かな里山の一角に、ツリーハウスを作り

そこに地域の子ども達を呼んで

定期的にイベントを開催するなどして

環境教育を行っていました。


このように、身近なところで

”地域開発””地域貢献”をキーワードに

面白い活動をしている団体がいたのです。


そこに目を付けたのが

私を団体に誘ってくれた

若手女性研究者を含む

大学の若手の先生たち。

それら団体の活動成果をまとめて

公に発表しようと考え

ある、プレゼン大会を

見つけてきたのでした。


その大会は

社会貢献マインドを持つ

次世代のビジネスリーダー

を育成することを目的とした

教育プログラムで

世界37ヶ国の

1,600を超える大学で

62,000人以上もの学生が

参加してきた大会です。

地域密着・社会貢献型

ビジネスの実践を通じて

学生自身の

キャパシティビルディングを

実現することを

掲げていました。


少なくとも私は

そんな大それたことを考えて

活動してきた訳ではありませんでした。

なんなら、本当は

日本の地域や地方での活動は

望んでいなかったのです。

毛嫌いしていたのです。笑


そんな私には

参加資格のないモノ

として聞き流していました。

それに、その当時

私はまだ大学3年生で

ほかの団体の中には

精力的に活動する

4年生の先輩が沢山いました。


少し経つと、私は

大会のことは忘れていました。

ただ一つ。

”世界的”な大会であること

それだけが

とても魅力的な言葉として

記憶に残っていました。


そうこうしているうちに

先輩方が、この大会に

挑戦することになっていました。

とても忙しそうに準備

練習する姿を見ていましたが

私は出場するわけではありません。

何処か、他人事でした。


しかし、なんと

先輩方の率いる

大学のチームが

国内大会で

3位に入賞したのです!

しかも

聞くところによると

1人だけ

うちの大学から

世界大会への視察が

無料で招待される

というではありませんか!!

しかし、今回

私何にもしていません。

諦める、というか

私が手を挙げることなんて

おこがましいし

お門違いだし

全く考えませんでした。


ところが

私が”海外”という

キーワードで、大会に

興味を持ていることを知っていた

先輩や先生が後押ししてくれて

私は、その世界大会に

視察団の一員として

参加させてもらえる

ことになったのでした。


それは、暗黙の了解で

来年のチーム代表になることと

引き換えでした。笑

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