このタイトルで、完成しないまま保存された記事の下書きを見つけました。

noteのアカウントを作ってすぐ、その記事を書きかけて、途中で保存したのは2021年5月28日のことだったようです。

それから1年8ヶ月後の今日、思いがけず発見して、「こんなの書いたっけ…？」と、記憶力には自信があった私なのに、本当にすっかり忘れていました。

せっかくなので、その時保存した下書きをそのまま以下に続けます。
-----

今日わたしは仕事を辞めることにしました。

とはいえ、実際に「退職」するのは1ヶ月後です。

今日は、上司に「退職させていただきます」と伝えた日なのです。

今まで2回転職をしましたが、次の仕事が決まる前に辞めてしまったのは今回が初めてのこと。しかも、まだ7ヶ月しかこの仕事をしていないのです。

我ながら、勇気ある行動をとったと思うし、バカなことをしたな、とも思います。

や、どちらかというと、後者の気持ちが強いです。

でも、何度も考えて、人にも話して、また考えて、そうこうしているうちに、「これは辞めるしかないな」と思い、気づけば決心していたのです。そこまで行くと、もう誰にも止められないのが私。
-----
ここまでが1年8ヶ月前から化石のように残っていた下書きです。

この頃の私は相当メンタルがやられていて、とにかくどこかに何かを書きたかったのだと思います。

今となっては、「あんなこともあったなぁ。もうそんなに経つのかー」と、少し他人事のように思えます。

この日私は、本当に次の仕事を探してもいないまま退職することを上司に伝え、その後ぼちぼち求人を見始めたのですが、ご縁があって、トントン拍子に仕事が決まり、退職した翌月から新しい仕事を始めることができました。

そして、今に至るというわけです。

この頃わたしは、短期間で仕事を辞めることに対する恐怖感が大きく、辞めたあと次の仕事が決まったとしても、また同じようにすぐ辞めたらどうしよう、と無駄な心配ばかりしていました。

実際にその後すぐ見つかった仕事は、今日までの1年半続いていて、もちろんたまには辞めたくなるし、逃げたくなるけど、まだ何とか続けられそうな気がしています。

だからあの時の決断は、正しかったのだと思うのです。

心が「違う」と感じる場所は、やっぱり違ったんだなと。