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重症心身障害児 放課後等デイサービスへ訪問演奏♪

地元のデイサービスへ1時間のコンサートをお届けしてきました♪

デイサービスと言ってもタイトルの通り、こちらは小学生から高校生の重症心身障害児が通う 放課後等デイサービスです。

いつも私たちが会場につくころはこちらの施設の場合は”シエスタ”と言ってお昼寝タイム中。

音を出してのチェックは出来ませんが、年に2回演奏する常連様の施設なので使う機材(といってもクラビノーバのみ)の配置をきめるだけで、すぐ演奏♪

今日は新入りさんが3組。その内双子ちゃんが一組。

※双子ちゃんかわいいだろうなぁと思いつつも、ということは…ただでさえ大変な双子ちゃんで障害児のご家族はさぞ大変だろうなぁ…なんて無責任にも想像したりしてしまいました。

ニコニコしながら聞いてくれる子、表情の分かりにくい子もいますが、演奏が終わった瞬間楽譜から顔を上げると、目が合ったように見え、こちらを見てくれている感じが伝わってきます。

生演奏の音が何かしらの刺激になるので、演奏中なんらかの反応をしてくれる子もいます。

演奏終わりにご挨拶をしてくれたり、お土産を手渡してくれるセレモニーが毎回あるのですが、言葉を交わせない子からも何かを訴えているような気がひしひしと伝わってきまます。

こんな風に言うのは不謹慎かもしれませんが、高齢者のデイサービスとはちょっと違って若いだけあって活気があります。

演奏の最後には毎回恒例の、みんなで小物打楽器を使って演奏と一緒にリズムをとりながらフィニッシュ!

なかには始終ニコニコしながら聞いてくれたり、スタッフさんが子供たちの手をとって一緒にリズムを取ったりしてくれているのでいろいろなことが伝わって刺激も受けているはず。

それをスタッフの方たちと「セッション!」と呼んでおります。

「今回のセッションは〇〇の曲で♪」

と宣言することもあれば、最近はネタも尽きてきたので当日までのサプライズにさせてもらい、前日夜、当日昼まで考え、手を加えたりしています。

次回は秋以降のご訪問予定。

普通の幼時教育や学校生活を過ごせていないであろう子供たちが、同じくらいの子供たちが知っている曲を知っているのかは疑問ですが、あまり気にせずこれからもプログラムを組んでいきます。

得意のクラシック、流行りの曲、日本の童謡なども歌いつないでいきたいし、聞いて欲しい曲や演奏したい曲の奏でている生音から演奏者の気持ちやライブ感、波動とかも伝わったら嬉しいな。

自分でいうのもなんですが、きっと通じています!

※通い始めてもう5年。見慣れた子供たちは卒業した子もいますが、たまに卒業生も来てくれます(^^♪


頂いたサポートは活動に必須の楽譜、古いプリンターの買い替え、印刷に伴う消耗品など備品購入資金、練習会場使用料、メンバーへのギャランティーなどさまざまな活動資金に役立てます。