こんばんは。ここのところあまり笛を吹いていない、笛吹きオヤジです｡
11月にバンド(吹奏楽)の演奏会開催が決まったので、これから頑張らねば(^○^)

題名について｡
容疑者とか犯人を確保するという点について、とっても優秀だと思います。
殆どの場合､生きたまま逮捕しますからね。射殺しちゃうとかって、めったにないじゃないですか｡

そう言えば、こないだググって判ったけど、死刑制度のない国は沢山ありますね。死刑制度が残ってる国も意外にあって驚きます。
アメリカは死刑制度自体はあるんだけど、州によってバラバラ。
一部の州では死刑を廃止したり、執行停止してるから事実上死刑廃止してる州もあります。

しかし、たとえ死刑制度がない国でも、死刑になったりします。
法廷で裁判されることなく、事件現場で死刑判決が確定し(実際に誰かが言うわけではないだろうけど)執行される場合があると言うこと｡
すなわち現場で狙撃されて容疑者が死亡するなんてことがある。
どうしてもアメリカの実際の事件が頭に浮かんでくる。

銃の正式な所有許可を持ってる頭の行かれた奴が、戦争で使うような武器を学校や教会などで乱射して何人も犠牲になる事件がおこる。
すると、現場を沢山の警官隊が取り囲んで、これまた戦争みたいな銃撃戦をしてあげく射殺してしまう。
容疑者は降参してないのかね？
多少人質がいても､特殊部隊が突入して容疑者を射殺｡人質に多少犠牲が出る場合もあったりする。

つまり、裁判を経ない死刑が存在するって事ですよね。
たとえ死刑を執行していないアメリカの州であっても。
心が痛みます。
そこで思うのは､アメリカって本当に民主主義の国のリーダーとして胸をはれるような国なのか？恥ずかしくないのか？恥ずかしかったら行動に起こすべきだよね。すごく大変だけど。

そこで、本題。
日本の警察組織ってスゴいと思う。犯人を活かしたまま逮捕して裁判に持ち込む｡まぁ、たまに不起訴になることもあるだろうけど､ドンパチやって有無を言わさずに、、、って事は聞いたことがない。

日本には銃器が無くて、持ってるのは警察官の方。
だから、警察官の方が優位｡
従って､銃を持ってない被疑者容疑者に対して拳銃を発砲したらだめ、って事になってるのかな？
へたに拳銃ぶっ放すと、その警察官の未来(昇進とか)は閉ざされちゃったりするみたい｡
訓練以外､拳銃を発砲しないで退職する人が沢山いると言うことはスゴいと思う。でも、たとえ相手が銃を持ってなくても、発砲してでも警察官自身の命を大切にしてほしいと思うような事件もあるけどね。

警察官､とくにSPの人は、何かあったら自分自身を盾にして警護対象者を守れ、命を捨てるのが当たり前だ｡みたいなことを言う人がいるみたいだけど、それは時代錯誤のトンチンカン頭じゃね？
あの人達は公務員ですよ。死んで当然の仕事ではないのだ。

今までの日本のSPって、刃物持って突っ込んでくる暴漢とかに対応するのが基本だった。だから暴漢をやっつけるための訓練をしてきた武道の達人みたいな人達なんだと思う。

今回の安倍氏の銃撃事件みたいなのは、想定出来てましたか？多分していなかったと思う。
もちろん、演説会場の背後に対する警備が甘かったのは事実。
そこがしっかり塞がれていれば､山上容疑者も発砲できずに諦めていた可能性もあったかもしれない。残念な事に。

あの時のSPは拳銃を携帯していたのか記憶にないのですが､SPや他の私服警官は山上容疑者に対して発砲していませんでしたね。携帯してなかったのかもしれないけれど｡
SPの行動マニュアルに書いてあるのかどうか私には知る由もありませんが､犯人に向かって突進していった警官の勇気には感服します。
もしかすると犯人がまだ発砲出来るものを持っていたらどうなっていたのか。最悪の場合､新たな犠牲者が出てしまって、二階級特進なんてこともあったかもしれない。

安倍氏襲撃事件に類似するような事件がアメリカであったら、山上容疑者は有無を言わさずに蜂の巣になってたと思う｡
でも、山上容疑者は死刑にならなくて、生きて現行犯逮捕された｡
その結果､彼の口から、日本を､自民党を揺るがすセンセーショナルな言葉が発っせられることとなったわけだ。

日本の警察は本当にすごいと思います。
犯人を生きて捕まえるなんて｡
でも、それは職務に忠実な公務員の凄まじい使命感の結果であることを忘れてはいけない。
ただ感心するだけではなく｡ただ冥福を祈るだけではなく。
彼らが自分自身の命を投げ出さなくてはならないような、そんな危険が及ばないようにしなければならないのだと思う。
命を守るに値しないような政治家を守るために、彼らが命をはることがありませんように。