見出し画像

ggg企画展「ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて」

オランダのグラフィックデザイナー、ウィム・クロウエルの日本初の展覧会である「ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて」を観てきました。

ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて
2018年05月14日(月)~06月23日(土)
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000726
画像はこちらから引用しています。

レイヤーをわけて、情報の関係性を意識

彼の作品を観て私がまず感じたのは、伝わりやすく計算された階層構造です。


今回のフライヤーにもなっているこちら。
情報の順番が以下のようになっていると思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<レイヤーの順序>      <文字>
のグリッド線(前)  =  文字(一番見せたい情報)
のグリッド線(後ろ) =  文字(次にみせたい情報)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


奥行きをもたせることはもちろん、情報もわかりやすく整理されています。


大きさ・色・レイヤー・グリッドなどを単純化し、それらに関係をもたせることで少ない情報の中でも伝わりやすいデザインができているのだと感じました。


展示の感想


アイデア出しの段階のスケッチなども展示しており、ウィム・クロウエルのアイデアの作り方や考え方なども見れました。


こちらの文字のアイデア、とても好きでした。


デザイナーになりたての私にとってとても刺激のある展示内容でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?