セルフピアッシング(耳)の話 セルフ初挑戦の方へ編①

前書き

※ピアッシングは医療行為です
自己責任で行なってください※

ピアスが好きです。
ファッションとしても、萌え要素としても、フェティッシュな観点からしても。

情報を集めている方に向けて、少ない経験ではありますが、耳へのピアッシング体験談をのせていこうと思います。
簡単な用語の解説なども下記へ書かせていただいております。

あくまで個人の体験と知識なので、たくさん調べるうちの一つの情報として参考程度に活用してくだされば幸いです!

今回は初めて耳へセルフピアッシングに挑戦しようとしている方へ向けて実体験をまとめてみました。


そもそも、セルフピアッシングと病院やスタジオ、どっちがいい?

(セルフでいく!と決定している方はこの記事は読み飛ばしていただいて大丈夫です!)

初めてのセルフピアッシング…。
自分の耳に自分で穴を開けるなんてできるかな…?
緊張や不安はつきものかと思います。

セルフ以外にピアスをあける方法といえば、病院やピアススタジオがあります。
友人などにあけてもらう、という方法もありますね。

検討している部位にも左右されるかと思いますが、どんな人がセルフに向いているか個人的な考えをまとめてみました。

【セルフをオススメできない人】

・お金に余裕がある
・綺麗に仕上げたい
・確実にホールを完成させたい
・膿みやすい、腫れやすい
・手先の力が弱い
・血が怖い
・痛みに弱い自覚がある
・不器用な自覚がある
・初めてのピアスかつ、希望する部位が難しい場所である

以上に当てはまる方には、セルフピアッシングを私はあまりオススメできません。

・お金に余裕がある
・綺麗に仕上げたい
・確実にホールを完成させたい
・膿みやすい、腫れやすい

セルフでのピアッシングは必ず、失敗してしまうかもというリスクがつきまといます。
希望する位置からズレる、ピアスが曲がる、浅い位置にあき排除※1されてしまう、膿んでしまって塞がる、腫れてピアスが埋まってしまう…などなど。
どうなっても自己責任と割り切れるわけではなく、確実に綺麗なホールを完成させたいのであれば、自分の体質やお財布と相談してプロにお願いするのが一番かと思われます。

・手先の力が弱い
・血が怖い
・痛みに弱い自覚がある

自分の体の厚みのある部分を自力で貫通させるわけですから、ピアッサー※2、ニードル※3どちらの方法であっても手先の力が必要な作業です。そして当然血も出ますし痛みもあります。
人によりますが、痛みの少ない部位はあるとはいえ、確実にどこをあけても痛いです。

途中で止めてしまえば、ホールもあかずに、ただ傷をつけただけの作業になってしまいます。
不安がおおきい場合は、自身の体の事ですし、リスク最小の自分にあったやり方を選ぶのもいいと思います。

(ピアッサーとニードルに関しての記事はまた別途書かせていただきます。)

・不器用な自覚がある

ピアッサーを使用する場合はこの限りではありませんが、ピアッシングをした後は、できたホールにピアスをつけなくてはなりません。
もしニードルでのピアッシングを検討しているなら、ボディピアス※4を装着という細かい作業になること必至。
もし身近に手助けをしてくれる人間がおらず、自分一人でピアスの装着をするならば、それまで見越してセルフで可能かを想像してみてください。
実は、セルフの難所はピアスの装着であったりします。

・初めてのピアスかつ、希望する部位が難しい場所である

初めてのピアッシングがセルフであっても、ロブ(耳たぶ)やヘリックス(耳側面の軟骨部)であればさほど問題はないと思いますが、もし希望する部位が上記以外の難しい場所であるなら、別の方法をとることをオススメします。

初めてのピアスにより、痛みの想像ができずにひるんでしまったり、自分の体質(腫れやすい、膿みやすいなど)によっては荒れてしまう、曲がるズレるなど失敗してしまう可能性が大きいからです。

どうしてもセルフでいくとするなら、一度別のあけやすい場所で練習して、痛みの程度や手順を確認してからの挑戦をオススメします。

【セルフをオススメできる人】

・お金に余裕がない
・痛くても冷静でいられる
・手先の力が強い
・手先が器用

言ってしまえば、「先ほどのオススメできない人」以外であればオススメできるので、特に挙げるでもないのですが、一応私が思うとすればこういう方です笑

体質やその人の気質にもよりますが、ピアッシングは痛いので、それでもあける執念(?)、度胸、技術があれば無問題だと思います。

・お金に余裕がない

これはほとんど自己紹介ですね。
どうあがいても自分であけるしかないのであけられます。

・痛くても冷静でいられる
・手先の力が強い
・手先が器用

これらは技術的な側面からですね。
ひるんでしまうのが一番残念なので、その可能性がなく最後まであけられる人がオススメです。


以上、個人的な独断と偏見でセルフをオススメできない人、できる人を書かせていただきました。

オススメできないと書いてあっても、あくまで一個人の考えなので無視していただいてもかまいません!

セルフを考える際の参考程度に思ってもらえたらと思います。

用語の簡単な解説はこの下に。


※1 排除(はいじょ)
あけたピアスが、体外へ押し出されてしまう現象のこと。
ピアスは元々身体にとっては異物なので、ホールに負担がかかったり、あけた位置が耳の端ギリギリだったりするとおこりやすいようです。
跡が残ったり、耳が裂けてしまうこともあります。
起こりやすいトラブルの一つなので、さらに詳しく調べて知識をつけることをオススメします。

※2 ピアッサー
セルフでピアッシングをする道具の名称。
ピアスが内蔵されているホチキスのようなもの。
雑貨屋さんなどでもよく目にするポピュラーな道具。
バネの力を利用し、ピアスとキャッチで耳を挟んでピアッシングをする。

※3 ニードル
セルフでピアッシングをする道具の名称。
中が空洞の針。注射針のような見た目。
規制が厳しくなったので主にネットなどで手に入れる。
耳に直接刺して穴を開け、ピアスを別で用意して装着する。

※4 ボディピアス
主に耳以外の部位に装着するピアスの呼称。
幅広い種類と用途がある。

しかし一般的に広く使われているニュアンスとしては、16G(ゲージ)〜00Gと、ゲージ※5の大きいピアスのことを指すと思ってもいい…のかもしれないです。
対義語としてファッションピアス※6という言葉があげられる。

※5 ゲージ
ピアスの耳に通す部分の太さ、大きさ。Gと略される。
20G→0.8mm 18G→1.0mm
16G→1.2mm 14G→1.6mm
12G→2.0mm 10G→2.5mm
8G→3.2mm 6G→4.0mm
4G→5.0mm 2G→6.0mm
0G→8.0mm 00G→10.0mm

※6 ファッションピアス
ゲージの小さいピアスの呼称。
雑貨屋さんなどで取り扱われるような、20〜18Gのもの。

※個人の知識と調査なので、あくまで参考程度に。ご自身でもぜひ調べてみてください※

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