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覆う影になりたい

自分の足で歩いてるつもりで生かされてるなんて、
自分の力で進んでるつもりで押されてるなんて、
それに気付かず感謝出来ない生き方は嫌だと思う。

思い続けてる。

だから、自分が何の上に成り立ってるのかを考えるようにした。
すると、自分には『何もない』事を思い知らされた。
自分には「自分」すらなかった。

「好きなことをしていい」と言われ、呆然と立ち尽くすのと同じだ。

感謝しても、有り難い気持ちは伝わらない。
まだ人に感謝する程の人間にはなれていない。

仕方ない、今は頑張るしかない。
いつか感謝するときのために。

未だ木陰に居るのだと思い知らされる。

でもでも、背中を押して貰ってても、「この人の背中を押すことが私にとって価値のあること」のレベルにまで達すれば1人の人間としてこんなに凄い事無いと思う。

と思い、悔しさを握り締めながら手を伸ばす日々を続けていこうと思うこの頃…。

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