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【3.交通編】ヨーロッパ1ヶ月周遊の記録

今回は交通編。各国間の移動はもちろん、各都市交通の手配方法や使用したアプリも含めて詳しくご紹介します!

▼まとめ記事はこちら


利用した交通機関の種類

今回は、利用した交通機関を以下の3つに分けてご紹介したいと思います。

①航空券
往復ともにマイル特典を利用しました!

②国や都市間の移動
今回私は電車とバスを利用しました。また、ユーレイルグローバルパスというパスも利用したのですが失敗したので、その辺も書きます。笑

③各都市の交通
国によってかなり違ったり、ネットで最新の情報が探しづらかったりしたので、ここは各都市ごとに詳しめにお伝えできたらと思います!

①航空券

航空券は往復ともにユナイテッドのマイルで取りました。片道54,000マイル+4,000〜8,000円ほどです。ユナイテッドではスターアライアンスで提携している航空会社も含めた路線を予約できるので、乗り継ぎにこだわらなければほぼほぼ予約が取れます。(マイルはMBAカードで貯めてますが、詳細はマイルハック系に詳しい方の記事を探してみてください!)

私が予約したのは以下の便です。

<往路>
ANA NH211便
8/24(木) 9:55 羽田発
8/24(木) 16:20 ヒースロー着

最初は羽田→北京→ミラノで取っていましたが、中国の乗り継ぎは難易度が高いと専らの噂だったので、直前まで条件の良い便を検索し続けて、直行便をGETしました!ユナイテッドの特典航空券はキャンセル無料なので、検索は大変ですがヨーロッパの空港の3レターコードを入れまくって何度も検索しました。ロンドンは元々行く予定ではなかったのですが、航空券のおかげで訪れることができてよかったです!

<復路>
ルフトハンザ・ドイツ航空 LH1711便
9/20(水) 16:45 ドゥブロブニク発
9/20(水) 18:20 ミュンヘン着

ルフトハンザ・ドイツ航空 LH726便
9/20(水) 21:55 ミュンヘン発
9/21(木) 15:20 上海着

吉祥航空 HO1385便
9/21(木) 18:40 上海発
9/21(木) 22:30 羽田着

が、実際は復路でミュンヘン到着後、上海行きにオーバーブッキングで搭乗拒否されホテルに1泊し、以下の振り替え便で帰国しました。

ルフトハンザ・ドイツ空港 LH714便
9/21(木) 12:55 ミュンヘン発
9/22(金) 8:00 羽田着

最初は不安でしたが、無料でエアポートホテルに宿泊できて直行便に乗れたのはラッキーでした!とはいえ、9/23(土)には日本での予定があったので、余裕を持っておくのは大事。


②国や都市間の移動

国や都市間の移動は電車とバス、クロアチアで一度だけフェリーを利用しました。まず、Omioというアプリで交通手段の検索と料金の比較をします。Omioは飛行機・電車・バスを一括比較できてとても便利でした!また、日本語の都市名で検索できるので、主要駅がどこか事前知識がなくても検索できるのが嬉しいところ。

Omioの検索画面。当日だと電車がとんでもなく高い!

Omioでルートを探しつつ、実際の予約は以下の3つを使い分けています。

ユーレイルグローバルパス

ユーレイルグローバルパスは、例えば5日分のチケットを買うと、旅行中その日数分ヨーロッパの対象エリアで好きな電車に乗れるというもの。うまく使えば結構お得&手間なくQRのチケットを入手できるのですが、結構難易度が高く、活用しきれませんでした。
特に難しかったのが、ロンドン→パリなどの人気路線では別途座席予約が必須で、ユーレイル用の座席数が限られていること。直前だとほぼほぼ予約できません。
また、予約には別途料金がかかったりもして結局各国の鉄道会社のサイトから購入が必要なので、それなら普通にチケット買ってもよかったかもなあ…という感じです。

<使用した路線>
パリ→ブリュッセル ※要座席予約
アムステルダム→ベルリン
ベルリン→プラハ
ウィーン→ヴェネツィア ※夜行列車、要座席予約
※5日分買ったのに1日分使いそびれました…。

電車(鉄道会社等のHPから予約)

Omioでルートを検索後、便名等で会社HPにアクセスして直接予約しました。どこも英語対応はされているので、翻訳機能や詳しく紹介してくれているサイトを参考にしつつ、進めていきます。先ほどご紹介したユーレイルグローバルパスで座席予約が必要な場合も、この方法でやっていきます。

オーストリア連邦鉄道OBBのアプリ画面。0ユーロになっている便があるのはアカウントにユーレイルグローバルパスを適用しているからです!それ以外は追加費用がかかるということ。

注意点として、基本はeチケットに対応しているのですが、誤ってPDFチケットを選択すると印刷が必須になってしまう場合も。恐らく、最初からアプリをダウンロードしておけばどこもeチケットで入手できると思います!

私の場合はプラハ→ウィーン間と後述するクロアチアのフェリーの印刷が必要でした。私はベルリン滞在中にネットで検索したところ、ドラッグストアチェーンのdmで印刷できるとのことで買い物がてら印刷しに行きました。(こちらの記事を参考にしました)

この機械にコードやWi-Fiで接続して印刷します!


バス(FlixBus)

ヨーロッパを周遊するなら欠かせないのがFlixBus!格安で各国を移動できて本当に便利でした。チケットは専用アプリから予約→QR提示で乗車可能です。アプリもすごく使いやすかったです!
基本的に日本の高速バスと同じ感じで乗れますが、一度だけパスポートチェックがありました。(ヴェネツィア→プリトヴィツェ間のスロベニアの国境)また、乗り場がわかりづらいことが多いので集合場所へは30分前を目安に到着しておくと安心です。

ブリュッセルのバス停。予約情報の地図の位置から結構離れてたので、早めに行って探しておきましょう!

<使用した路線>
ブリュッセル→アムステルダム
ヴェネツィア→プリトヴィツェ
プリトヴィツェ→スプリット

フェリー(スプリット→ドゥブロブニク間)

ドゥブロブニクへの移動について調べると、バスだと途中で国境渋滞が発生するとの記載が…!クロアチア国内の移動ですが、間にボスニア・ヘルツェゴビナを通る飛び地になっているんですね…!フェリーならその心配もないとのことで、船旅いいじゃん!というのもあって利用しました。予約は運行会社のHPから直接になります。

▼参考記事


③各都市の交通

各都市の交通機関については、都度「都市名 交通」などで検索していました。しかし、コロナ禍で各国の対応もかなりアップデートがかかっているようで最新情報を探すのがちょっと大変でした。ヨーロッパの交通機関は改札がない代わりに打刻や抜き打ちでの検札&罰金がある都市も多いので、登録の手間はありますがアプリがある場合は断然オススメします!

それでは、都市別にご紹介します。

ロンドン

ロンドンの主な交通機関は地下鉄とバスで、地下鉄には改札があります。ゾーンや時間帯ごとの料金設定があって、都度切符を買うのはかなり難易度高め。オイスターカードというPASMO的なものもありますが、なんとクレカのタッチ決済で全て乗車できました!
空港到着後すぐ電車に乗れるのはありがたいですね!スリには注意が必要なので、スマホケースに入れておくなどの工夫ざあると良さそうです。設定すればスマホのタッチ決済も使えるようです。

▼参考記事


パリ

パリはメトロとバスがメインで、郊外に行くなどやや長距離の場合はRERにも乗ります。メトロと電車には改札がありました。(郊外はない場合も)切符やカードの種類が多く悩みましたが、私は「Navigo easy(ナヴィゴイージー)」という、日本のPASMOのようなものにチャージして乗りました。もちろん普通に切符を買うことも可能です。

Navigoのカードは駅窓口でないと購入できず、ロンドンから到着したパリ北駅は窓口に人がいない!笑
北駅は治安も悪いので、とりあえず1回券でホテルまで行って、翌日ホテルの最寄駅で購入しました。購入後、券売機で任意の切符をチャージします。私は10回券をチャージして、滞在中にちょうど使い切りました。

▼参考記事


ブリュッセル・アムステルダム

主な交通機関はメトロ・トラム・バスなどで、全て共通のチケットです。ブリュッセルとアムステルダムでは券売機でチケットを購入しました。1日券などいろんな種類があって、私はブリュッセルで何度か買い間違えてお金を無駄にしています。笑

トラムは必ず自分で打刻(バリデーション)が必要かつ、メトロも改札がない駅があります。抜き打ちの検札でバリデーションしていないと罰金なので、結構ドキドキしました…。

検索したところ、ブリュッセルはアプリでもチケット購入できるようです!アムステルダムはアプリの存在がよくわかりませんでした…。

▼参考記事


ベルリン・プラハ・ウィーン

この3都市では、トラム・バス・電車などが共通チケットで、アプリがあったので全てアプリで乗車しました。ベルリンでは実際に抜き打ち検札にも出くわしたので、サッと乗車券を見せられるアプリは本当に安心でした!切符の有効期限も一目瞭然なので、本当にありがたかったです。注意点として、購入→バリデーションに若干のタイムラグがあるので、乗車前にタイミングを見計らってバリデーションが必要です。

▼参考記事


ヴェネツィア

ヴェネツィアでは水上バス(ヴァポレット)での移動がメインになります。アプリはなさそうだったので、到着時にチケットオフィスで48時間券を購入しました。水上バス乗車前に打刻機にチケットをかざします。

また、ヴェネツィアでの移動はGoogle Mapと相性が悪く、専用の乗り換え検索アプリ「CheBateo?」をダウンロードして活用しました!

▼参考記事

基本の移動は水上バスで問題ないのですが、大運河カナル・グランデを横断したい時に地元の人も使う「トラゲット」は、短時間ですがゴンドラに乗れるので楽しかったです!こちらはチケットではなく現金で2ユーロ支払って乗ることができます。(参考記事の最後の方に紹介があります!)

ドゥブロヴニク

ドゥブロヴニクは、旧市街の中に宿泊する場合は全て徒歩での移動になります。私はフェリーが到着する港からの移動や、最初はラパド地区という旧市街からバスで10分ほどのエリアに滞在するため、バス移動が必要でした。

チケットはバス停近くにあるキオスクで購入します。共通料金で1時間有効・乗り換えOK。また、城壁に登る予定がある場合は「Dubrovnik Pass」を購入すると、ピレ門などにあるチケットオフィスでバスの乗り放題券をもらうことができます。

Dubrovnik Passは35ユーロで、城壁のチケットも35ユーロです。(2023年9月現在)同じ値段でバス乗り放題券と他の施設が入場無料になるので、城壁に登る場合はとりあえず購入しておくのをオススメします!

▼参考記事 ※検札機はタッチ式に変わっていました!


また、ドゥブロブニクから帰国となったので、空港までのシャトルバスを利用しました。バス乗り場でチケットを購入し、レシートのQRを運転手さんに読み取ってもらう方式になります。



以上が交通編になります!アプリの発達など、どんどん旅行しやすくなって嬉しい限りでした。

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