fuminocrycis

詩的なぼやきばかり浮かんできます。感情、書きたいことを書きたいnote。ポジティブもネ…

fuminocrycis

詩的なぼやきばかり浮かんできます。感情、書きたいことを書きたいnote。ポジティブもネガティブも自分の一部だと受け止めて。。よくわからない詩的な文章とときどきエッセイ的な何か。書きたいことが浮かんだら、無理せず、自分のペースで書いてます。ゆるりと不定期更新!

マガジン

  • フルムーン

    *小説みたいな読み物、月の導き

最近の記事

明星

なけなしの愛をはたいて 送ったエールは届いているかい みえないものを見ようとした季節は過ぎ去って 枯れ葉のような心模様 いつかを夢見ていた 春の日差しのような温もりに包まれる世界を そこにある形にないものが全ての世界を 知っているかい 目覚めとともに流れる涙のわけを 深い深い闇の淵をなぞるように 川の流れを堰き止めて、ただ立ちすくむ瞬間を あたながくれた 言葉など意味を持たなくて 伝わった棘に拒絶を感じて やっと芽が出た希望は 場違いなカケラを何度も何度も 拾い集めて

    • 恋心

      正しさよりも優しさが欲しい それに尽きるのかも知れない あぁ、恋をしていたんだと 夕焼け空がささやいている 冬の気配が思い出させる ありありとした感情と涙の意味を 頭は冷静のつもりでも、心は正直 流れ落ちた涙は、熱くて痛い また月日がめぐっても 刻み込まれた断片は鮮明で 思いのこもった感情をいつまでも 離せずにいる 今日もまた、空は紅く頬を染めて 時の流れなど感じさせない 繰り返すあの瞬間 止まったままの感情がそこにある 綺麗だとつぶやいた声に 涙が華を添えて きれい

      • 空白

        あると思っていた まだそこに ただ離れていただけ そのつもりでいたのに 気づいたら そこにはなかった 消えてしまったのはいつだろうか それとも離れた瞬間から もうそこにはなかったのだろうか あの時の感情 いや、なくなったから離れたのだろうか もうそこにはないと心は感じ 目を逸らすように 音もなく離れていったのは、本能 無意識が感じる感情 なんだか、声などかけられなかった もうその情熱は残っていなかった ただ輪郭だけ はっきりと浮かんで 儚く散る 残像のよう 丸い月が

        • その先にあるもの

          明日は、実家に帰省する。 何年ぶりだろうか、、、なぜか緊張してる。笑 いろいろあったから、なんだか、顔あわせてしまったら、泣き出しそうでこわい。 いつもみたいに普通にしていられるだろうか、心配だけれども。 ほんとは帰らなくてもいいかなと思ってもいた。 けど、心配かけただろうから、たまには顔見せに帰らなきゃ、というのもある。 春に帰ると言ってたけど、体調良くなくて帰れなかったのもあるし。 お盆だし、お墓参りに行きたいのはある。 不安と実家の安心感と。 なんか、緩めてしまった

        マガジン

        • フルムーン
          6本

        記事

          幻日の森

          未来をみようか、かんがえてみようか そんな想いに駆られて見上げた夜空は、冷たい風の張り詰めた空気 ただひとり凍える僕は、星屑のよう 想像もできなほどの星の誕生ストーリー そんなことが思い浮かんだら、あなたの影が見えた 乾いた感覚と暖かな空気、そこには確かにあったと 過去形のあなたは微笑む 思い出の世界に浸っていると、月が満ちる 膨らむ月と細くなる月、時の流れは、いまの僕へと 現実を呼び覚ます 向けられた言葉、突き刺さる現実 疑心暗鬼な心、丸い刃はなお痛い憤り 受け入

          幻日の森

          暖かくなってきたのは嬉しい。でもめまいが辛い。。がんばりすぎたかなぁ。三半規管弱いのはわかってる。 ゆっくり休むようにするから、自然に治りますように🙏 やりたい事も作りたいものもいっぱいあるから、なんとか良くなってほしい。 とにかく寝て様子見ながら、自分を労わる事にします。

          暖かくなってきたのは嬉しい。でもめまいが辛い。。がんばりすぎたかなぁ。三半規管弱いのはわかってる。 ゆっくり休むようにするから、自然に治りますように🙏 やりたい事も作りたいものもいっぱいあるから、なんとか良くなってほしい。 とにかく寝て様子見ながら、自分を労わる事にします。

          真昼の月

          誰かの言葉に傷つき、息も絶え絶えなほど 目まぐるしく働く頭と、冷めた空虚な穴 感じ方は人それぞれ 同じ言葉でも受けるダメージの度合いは人それぞれ 防御力、鈍感力、受け流しスキル そんなものは持っていないに等しい人間は、 些細な言葉で傷つき、自分を保てなくなる 誰かの言葉を反芻し、自分に答えを求め、深く沈む そんな状況を知っているだろうか 考えたことがあるだろうか ふいに、いつものように発した言葉でさえ その状況では、刃になるということを 遠い昔、傷つけてしまった過

          真昼の月

          せつなくて

          無性に、人間関係を切りたい、リセットしたい欲に駆られる。 昨日の夜から、悲しくて切なくて、モヤモヤは色濃くなるばかり。 否定されたというか、裏切られた?に近いような感覚。 相手に何も求めていないようでも、やはり、求めてしまっていたのかもしれない。 言わなきゃよかったなと。。 伝えないまま、縁を切ってもよかったんだと。 後の祭りだけど。 でもそれはそれで、思いが残りそうな気もしてた。 だから、伝えてはみたけれども。 今は、ちょっと辛い。 昨日の夜、電話してて、傷つくよう

          せつなくて

          薄い三日月

          雲ひとつない夕暮れの空に 薄い三日月がひとつ あなたと一緒に見たかった 澄んだ冬の空気に似合う月 研ぎ澄まされた冷たい風が 心の真ん中を揺さぶる 寒さや冷たさが あなたを思うかのように突き刺さる わかってはいるのだよ わからないけれども 澄んだ空に嘘はつけない 見透かされるようで 見え透いた嘘など意味をなさない 感じる心は言葉にして 天に解き放って どこまでも鋭く あなたに届けと願いながら 今日もあなたの夢をみる いつか言えたらと願ってやまない 月が綺麗です

          薄い三日月

          匂い

          見間違いでも幻聴でもなく、確かな言葉 少し卑下のある迷いの感覚 覚束ない足取り 儚さと冷静は紙一重か 重苦しい決断か否か 眠れぬ夜をいくつか超えて、私の愛は戻ってくるとカップのエースが言う 未来は透明に満ちた 今はまだ何もない 始まりの新月にリンクして、心が凪ぎる両端の想い。 強くあるべきか、歩み寄るべきか、 手を差し伸べるのか、時を待つのか 黒い天使か、白い天使。 どちらでも天使で 月の見えない夜に 月明かりに照らされたい 赤く繊細に咲く彼岸花 微かに感じる

          眠れない闇夜の果てに、遠いあなたを夢見ては、彷徨い歩き立ち止まる。 あなたも同じ夢をみて、もう一度新しく出会いたいと満たされぬ心。 幻の如く消えた言葉は、私へのメッセージ。もう一度出会いたい。あなたのこころの言葉に。藍色の空にひとひらの流れ星。流れて消える儚さがすき。

          眠れない闇夜の果てに、遠いあなたを夢見ては、彷徨い歩き立ち止まる。 あなたも同じ夢をみて、もう一度新しく出会いたいと満たされぬ心。 幻の如く消えた言葉は、私へのメッセージ。もう一度出会いたい。あなたのこころの言葉に。藍色の空にひとひらの流れ星。流れて消える儚さがすき。

          今宵の闇夜に

          出会ったんだ、わたしに。 忘れていた、隅っこに追いやられて押し殺されていたわたし。ちゃんとそこにいたのに、いつものクセでみないでしまって、ごめん。 あなたの感情に蓋をして、強気な自分を演じて。繰り返し繰り返し、そういうのがクセになって。ハリボテの自分が、本当の自分になっていたことにも気づかずに。 貼られたレッテルを剥がせなくて、どこまでいっても、周りの誰かにいい顔をして。みられている自分を演じて。 無くした感情も取り戻して。大切な感情を呼び起こして、泣いて喚いて、嘆き苦

          今宵の闇夜に

          裏返し

          怒りがこみ上げてきて、憎しみがつのって 意味もなく誹謗中傷を繰り広げ、増大していく感情 彼女に恨みはない、怒りもないはずなのに 矛先はそちらを向いていて、理由すらなくののしっていて 誰かが言っていたのを思い出した それは、裏返しの投影だと。 それに気づく真っ暗の夜。 雨の音がした。 怒りの影には、悲しみが隠れている。 その先の憎しみには、切なさが。 悲しくて、切なくて。 やり場のない思いは、押し込められては外へ出たがって。 ありもしない空想の世界でさえ、憎しみで満

          しゃぼん玉

          しにたいとかしにたくないとか 真昼間の空気に似合わない色があって ふと足を踏み入れたくなる瞬間 蓮沼のどろのようにそっと そこにあるのがしあわせかもわからずに わたしがそこにあるにもかかわらず なにもないという 影も形もないという 誰も知らないのは罪か 誰にも知られずにしんでいくのは罪か 何も知らずに、はじけて消えて 土に還り、空気に塗れ わたしはそこにあったと懐かしむ 世界にふれて、そっとはじけて、漂って それは生きた証しと呼べはしないか

          しゃぼん玉

          久しぶりのnote開いて、昔書いた小説?のようなものを見返して、また書きたくなったよ。たわいもない仮想現実なストーリー。現実を離れて、思いの丈を物語に落とし込んで見るのもいいかもしれない。一人の世界で没頭できる空間を複数持つのも悪くない。それを趣味と呼んでもいいかなと思う雨の午後

          久しぶりのnote開いて、昔書いた小説?のようなものを見返して、また書きたくなったよ。たわいもない仮想現実なストーリー。現実を離れて、思いの丈を物語に落とし込んで見るのもいいかもしれない。一人の世界で没頭できる空間を複数持つのも悪くない。それを趣味と呼んでもいいかなと思う雨の午後

          雨に濡れる

          いつからだろうか 雨は悪い天気だときめつけたのは 灰色を曖昧な色だといい、白をよしとするみたいな どこからか植えつけられた概念 それは正しくもあり、正しくはない 人には感情がある 心で感じているものは、脳で感じていること 灰色の空をYESというかNOというか 心は移り変わる 一定を保っているようで、保っていない わからないように、気づかぬうちに変化変容は繰り返されて 優しい雨があるね シトシトと、静かに降る雨が そんな雨まで、悪いものだと言いたくはない 浄化の雨、心の雨

          雨に濡れる