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ちょっとした雷雨の思い出話

こんばんは。
ここ連日の夕立、雷雨。
今日は、ふと、学生時代の思い出が蘇ったので、書いてみました。


その日は、テスト真っ最中。
窓の外に目をやると、暗雲が立ち込めて雷がゴロゴロとなり始めていた。

そのテストは、国語のテスト。
自由に短歌を書け、という問題。どんな内容でも書けば点数をもらえるというサービス問題だった。なので、私は書いた。

「空高く 頭上渦巻く 雲たちよ 大雨の予感 的中させよ」

この短歌は、大雨が降ってほしい私の願いを書いたものだった。

・・・本当は、部活に行きたくなくて(笑)、雨降ってくれないかなー、、いや、大雨降ってくれ!という願い。

季語とかそんなの関係なくて、ただただ雨が降ってほしい願いの短歌だった。予感というか、願望の方が確実に大きかったと思うんだけど。

そして、私の本意は”雨が降ってほしい”ではなくて、”部活行きたくない”の方だったと思う(笑)

それから少しして、なぜかこれを読んだ美術の先生が気に入ったらしく、3年生の授業で話して聞かせたらしい。部活の先輩から、先生が授業で話してたよーと教えてもらった。

嬉し恥ずかし。
そして、とっても気まずかったのを覚えている(笑)

美術の先生は気に入ってくれたみたいで、それはそれで嬉しかった気もするんだけど、私にとっては、部活に行きたくない短歌、雨で部活中止にならないかなーの短歌。。。なんとも言えず(笑)

なんとか誤魔化した気がするから、私の”部活行きたくない”はバレてない気がするんだけどなんか、先生に悪い気がして(笑)


そんなことを思い出す、懐かしい夕立だった。


・・・

なぜ、このタイミングの雷雨で思い出したかはわからないけど、その時の音と似ていたのかもしれない。そして、なぜか、その内容とかはっきりと思い出せてしまった。きっと、嬉しくも恥ずかしくも、私にとっては記憶に残る出来事だったのだろうと思う。
空を見上げて、考えたり、想ったり、願ったり、昔から変わらないクセ?みたいなものなのかなとぼんやり振り返ってみたり。

なんとも穏やかな空気感が心地よかった夕暮れ。


くだらない思い出話に、ここまで読んでくれた方がいたなら、どうもありがとう。
ゴロゴロなお天気に引きずられて思い出した昔話でした!

ではでは。また。

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