明るい朝だなぁって素直に思えて
朝の空気と陽の光と深呼吸
ふと希望的な感情が浮かんでくることだって
あるだろう

世知辛いと言われる世の中だって
どこかで誰かは笑っているはずだ
そう思えたなら
少し希望が湧いてくる気がする

誰かを想うこころを大切に
どんな小さなことだって
こころを痛めたのなら
きっと、好きなんだ

気になってなぜか目が離せなくて
恋人でも友達でもなんでもなくても
きっと、好きなんだ

好きの範囲は広すぎて
明確な答えとは結びつかないんだけど

ただ素直に好きと思えたらそれでいいんじゃないかな
種類なんて必要なら後から考えたらいい

理由なんてないのかもしれない
なぜ、今日の朝は清々しくて好きでいられるのか
その問いに答えなどはいらないはずだ

ただ、好きなんだ、清々しいんだ
それが答えだから
それ以上の答えなんていらないよ

一週間の命の蝉たちも
儚げにわずかな命の限り
精一杯、鳴くだけだ

うるさくて仕方ない鳴き声も
必死に生きてる証だと、優しく思えたら
エールをおくろう

鳴け鳴け、好きなだけ
時間の許す限り
今という時を生きるのだ
わずかな希望とともに