嘘つきのウソ

寂しくなんかないよ
大丈夫だよ

もしかしたら
本当にそう思えるかもしれないって
どっかで信じてて
どっかで自分に言い聞かせていて

慰めの言葉なのかもしれない
自分自身への

素直に感情のまま
荒々しくもムードメーカーで
まっすぐなあなたには
ねじ曲がった感情など届かない
言葉は言葉のままに

それが嘘だとも気づかずに
何度も塗り重ねられて

気づいた頃には抜けられない
透明マスクのレッテルは出来上がってしまっていて

その下に隠れてる素顔は自分でしかないのに
もう一人の違う誰かの感覚しかなくて

ちがうちがうと、頭を振って
邪念を振り払っては、空を見上げて

そんな日々に意味など失ったとしても
そんな自分も自分の一部であると

真実なんてなくていい
確信犯の空気にまみれて
寂しいなんて
鉄壁の笑顔に隠して

嘘をつく

あなたには届かない本物の嘘を
持てる全ての優しさを振り絞って
あなたとは違う自分をわかってほしくて

今日もまた




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fuminocrycis

画と文字でつづる徒然な小さな読み物。詩的なポエム的な文章とか日記とか随想とか書いてます。デザイン、言葉、詩、写真、絵、お花とかいろいろ好き。半分ニート。平日Weekday更新。
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