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時の流れに


思わず顔を背けしまうのは
眩しすぎる妄想と現実の狭間で
楽しい時を過ごしてしまったせい

どんな自分にもなれて
どんな仲間にも恵まれて
そんな人生もあったと
後ろめたさではない、誰かの人生を想像してしまうから

時としてその反動にやられてしまうけれども
何度も繰り返されていくうちに
それらは日常となりうる


傍にいない誰かを想って涙をながしても
哀しいかな、後の祭りでしかない

その涙を知り得るのは自分でしかない

ならば立ち上がろう
後悔など過去など
忘れ去ってしまえるくらい

今を追いかけて
虚像でも妄想でも
頭の中で生きているあの人でも

今が楽しいと
笑って吹き飛ばしてしまえるくらい
いまを生きるしか道はない

どんな土台の上にだって
現在という時は成り立つのだから
どっしりと胡座をかいて考えるしかない

今、したいことは何か
今、しなければいけないことは何か
今、自分にできることは何か

考えたら、できることから
できるところから始めたらいい

遅すぎるなんてない
理由なんて気にも留めないで
前へ進むのみ

今を生きている人間にできることは
それくらいしかないから

誰かの分も前を向いて



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