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シンデレラストーリーに立ち会えた話


先日ライブに行ってきた。

その時に感じた事が沢山あって、今後読み返せるようにしたいと思い、今書いてる。


出会いは当時付き合っていた恋人がカラオケで歌っていて、歌詞と曲調がドストライクだったから。
調べてみたらボーカルさんがイケメンで、どんどん好きになった。

好きになった動機とかは不純かもしれないけど、そんなの関係ないくらい今は好きだ。


なぜか?


壁にぶち当たったり、縛られたりしてる人に寄り添う事ができるボーカルだからだ。

「お前らが頑張ってることはわかってる。
だから今日だけは、今だけは、気にせずに騒げ!!!」

「ルールは天から降ってきたものでも神様が決めた事でもない、ただただ人が作ってきたものだ。
じゃあそのルールを変えていくのもなんだよ!!!」

なんて、言えちゃうんですよ。

ボロッボロに泣くしかないじゃん(笑)


そして、このボーカルは、このグループは、愚直に前に進み続けてきた。
だからこそ惹かれるものがある。

ボクが好きになったのなんて2年程前だけど、そんなボクに伝わるくらい、すごい人たちだ。

「お前らがいてくれるから、俺は誓いを胸に頑張れる。これだけは何があっても裏切らない。」

…かっこよすぎじゃない?


ライブ中にちょくちょくあるぶち上げてくれる声掛けで、ひたすら涙腺崩壊だったし、大好きな歌ばかり歌ってくれて、涙腺崩壊だった。


そして、ライブ後のスクリーンに映し出されたのは会議をしている映像。

ボーカルが言った
「夢に向かってる頑張ってる人を応援したい」

そしてその候補に上がったのが、10月上旬にグループの曲を弾き語りしていた男の子(以後、彼)だ。
たまたまボーカルが通り掛かり、弾き語りに参戦したボーカル。

ボーカル本人がその彼にDMを送り、後日会って話をした。
ボ「夢は?」
彼「楽しく音楽をしたい」

そう語った彼にボーカルはオリジナル曲を歌ってもらい、レコーディングしようよ、なんて声を掛けて、また後日レコーディングをする。

そんな模様をただただひたすらその会場にいるみんなで引き込まれながら見ていた。


映像が終わり、ボーカルが言った。
「今日ライブに招待しています、どこにいる?」

手を上げた彼に、ボーカルが更に言う。
「ステージにおいで?」

会場が歓声と拍手で彼を迎え入れる。
彼は突然の事でボー然と、キョロキョロとしながら、ステージに上がった。

彼が作詞作曲をしたオリジナル曲をボーカルと共に、彼はギターを弾きながら歌う。
泣いた。

更にボーカルが彼と出会ったきっかけの曲を共に歌った。
ボクにとっても大好きな曲、多分一番好きだと言っても過言ではないくらい好きな曲を歌った。
泣いた。


こんなに素敵なシンデレラストーリーがあるだろうか。

ボーカルは言った。
「僕が今ココに立てているのは観に行っていたライブで声を掛けてもらったから。
それがなかったら今ココにはいなかったかもしれない。」

「僕は彼にもその運があったと思う。」

確かに、運がなければ大きなステージに立てない。
でも運を拾ってもらえるくらい頑張っていたから、彼はカバーしていたグループの大きな大きなステージで立ち、歌う事ができた。


" 頑張れば努力は報われる "
を見せてくれた掛け替えの無い時間だった。


ライブ終了後に急遽物販をやる事になった彼の元に、ボクも含め、大勢のグループファンが並んだ。
彼が手渡ししてくれる列に、ただただ並んだ。

ボ「ありがとうございました×∞」


夢をありがとう。
努力は報われると教えてくれてありがとう。

素敵な時間に立ち会えた事、とても嬉しい。


本当にこのグループに出会えて、応援できて幸せ。
これからもガチガチなファンではないけど、追いかけていきたい。

ふ🐾

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