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ローカル線の話。宮崎・日南線篇①出発・南宮崎駅

さて、久しぶりになってしまいましたが、今回は今住んでいる宮崎の話。私を知っている人はご存知かと思いますが、私は旅と鉄道をこよなく愛しています。極める、とまではいきませんが十分趣味として胸を張れるものだと思っています。

福島にも、宮崎にも所謂「ローカル線」はいくつか存在しています。遠く離れた二つの県ですが、それぞれの良さがあり、また、共通点もあると思っています。「ローカル線の話。」はシリーズ化して、夏休みは福島のローカル線に乗りに行きたいと思っています。

さて、前置きはここまで。今回乗ってきたのは「日南線」。私の通う宮崎大学の最寄路線であるローカル線です。

日南線は宮崎県の南宮崎駅から鹿児島県の志布志駅まで太平洋沿岸を南下していく単線(注1)の非電化ローカル線です。起点となる南宮崎駅は宮崎のバスターミナルである「宮交シティ」にほど近い場所で、かつてはこの駅に京都からの寝台特急なども来ていました。こじんまりとした駅ではありますが、鹿児島、宮崎空港、大分など様々な方面から電車がひっきりなしにやってきます。しかもここから延びる路線はすべて単線。車両基地も備えている、宮崎の鉄道の中心地とも言えます。

注1)単線:線路が一本のみで、駅など以外ですれ違いができない形の線路

注2)非電化:電気ではなくディーゼルエンジンを使って走るディーゼルカーが走る、電気の通っていない路線。

おそらく宮崎で最も列車の本数が多い駅でもあります。ただ、自動改札はありません。(そもそも宮崎県内には宮崎駅にのみ自動改札機が設置されています。)

一番奥が一駅北の宮崎駅につながっています。単線になっているのがわかると思います。分岐の多さもお分かりいただけるでしょうか。

九州の特急ネットワークの中心的存在、787系特急列車とサンシャイン宮崎塗装の普通列車。

今回の目的地は「油津駅」南宮崎からちょうど1000円です。

乗るのは白い車体に青い帯が特徴的なキハ47形、普通列車の油津行きです。車両は40年以上前に製造が開始された超ベテラン。車内には扇風機がついているのが特徴的。

クーラー+扇風機の冷房は寒いくらいによく効きます。下手すれば最新鋭の車両以上かも。さて、長くなってきたので今回はここまで。次回は南宮崎駅から南下していく様子をお届けします。

(ふくしま感全くないし、ただただ私の自己満足記事ですが、よければ最後までお付き合いください。夏休みには福島のローカル線に乗るので・・・)

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