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「かわうちかえるツアー」に参加してきました!③

かわうちかえるツアーレポ第三弾!二日目の様子をお伝えしていきます。起床は朝七時。普段時間があればあるだけ長く寝ている私にとっては少しつらい早起き。朝食会場の「幻魚亭」へ。朝食の内容は・・・

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朝からがっつり、ですね。おいしくいただきました。

朝食後、集合まで時間があったので少しばかりいわなの郷をぶらり。そういえば、いわなの郷に来たのにまだイワナ食べてないぞ・・・。

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さて、そんなこんなしているうちに集合時間になり、バスに乗ってこの日最初の訪問場所「遠藤きのこ園」さんへ。川内村で椎茸を中心にキノコを菌床栽培している農家さんです。

きのこといえば、高校生が伝える福島食べる通信の創刊号でもジャンボなめこを取材したのでなにかと思い入れがあります。

農園に到着すると、白く大きなビニールハウスがずらり。「農家」というイメージからは大きく離れた、まるで工場のような施設です。

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案内してくれたのは遠藤雄夫さん。

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震災後、避難した際と帰ってきた際の二回、きのこを育てる土台となる「菌床」を全廃棄することになってしまったこと、一年半かかって再び出荷した際に大幅に値段を下げられてしまったことなど、とてもシビアなお話を参加者一同真剣に聞いていました。そして、生産施設をひと通り紹介していただいたあとには、収穫体験をさせていただきました。

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ビニールで包まれているのが、おがくずを土台として、きのこのもとになる菌を育成した「菌床」。ここからにょきにょきときのこが生えてきます。

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収穫した椎茸はその場で焼いて!ふわぁっとしいたけの良い香りが漂い始め、焼きあがるのが待ちきれないほど。そして、表面に水分が出てくると食べ頃。口に入れるとじゅわっと旨味が広がり、しいたけがとても肉厚で食べ応えがありました。
さらに遠藤きのこ園さんでは、通常のしいたけよりもはるかに大きい、「ひたむき椎茸」をブランド作物として育成しています。

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頂いた椎茸でさえも肉厚なのに、さらにそれを上回る・・・食べてみたい・・・

東京の居酒屋さんで、一つ500円で串焼きとして提供されているのだとか。それも納得の大きさでした。

8年半経った今でも、福島の農業は難しい状況にあるといえます。しかしながら、一歩一歩確実に福島のおいしいものの発信は進んでいますし、なにより、今回参加した大学生がみんなおいしすぎる、と言いながら次々に椎茸をほおばっていたことが、何よりの希望だな、と感じました。

さて、今日はここまで。明日も更新します。お楽しみに。

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