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新卒の会社を辞めてから1年の悪夢。  人間を信用できなくなった過去について公開します。

そろそろnote1年継続達成ですが

色々とモヤモヤしていることがあります。

新卒をクビになってから、ニートになるまでやった仕事が気になる。

今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。


実はtwitterの固定ツイートには、noteで投稿した自己紹介ページを載せていますが、一番気になるとコメントをいただきました。

しかし、本当に自分の黒歴史なので

ずっと、内緒にしておりましたが・・・・


新卒の会社をクビになってから、ニートになる間の1年間で経験した怪しい仕事についてお話ししようと思います。

この記事は、ネタとしては全く自己啓発にもならないし

何か新しいことを提供できるほどのものは本当にありません。


そして、さすがにもう13年も年月が経っております。

ここでカミングアウトしても、時効であると思いますので

お話しさせていただきます。

ただし、GW後に非公開とさせていただく予定です。


自分は、この黒歴史のせいで

・1年ニート
・人と関わることを怖いと思う
・自分の運の悪さを呪うようになる。

そして、一番に

タダほど高いものはない ということを身を持って体験しました。

会社を辞めるくらいに舞い込んだ話

新卒の会社を辞めることになったとき

知り合い(母親の知り合いの知り合い)のツテで、

仕事を手伝ってくれる人がいないか

探している人がいるという話を持ち掛けられました。


ですが、この時の自分の根性は本当に腐りきっていたので

「転職活動しなくても、次の仕事が舞い込んできた!!」と

当時は全く怪しいとも思わずに喜んで手を出してしまいました。

(大バカ者です)

事業の立ち上げ段階ということで、自分と専務、社長とファミレスに行って面接をして、7月から仕事をするということで約束をする。


当時は本当に浮かれていたので、旅行に行ったりグータラしたりして過ごしていました。(今思うと呑気になりすぎ)

この簡単に舞い込んできた仕事に対して一切疑いを持つことがありませんでした。

ですが、仕事をし始めるとなんだか変だなと思うことが何度も起こるようになります。

怪しい兆候

具体的に怪しいと思うようになった、3つの出来事についてお話しいたします。

・効果があるのかどうか怪しいよくわからないものを販売する

当時売っていたものは

業務用の消臭液のようなもの。

新型インフルエンザにも効果があるということらしいが

実際に効果があるのかどうか半信半疑だし、実際に家で使ったところで

「これ、本当に効果があるのだろうか?」と思うほど。

製造方法は特許を取得していると言っていたのですが

いまいちこれが効果があるのかどうが、商品自体が怪しさ全開でした。

・元々協力すると約束していた別会社の態度が180度変わった


実は、この仕事を受ける際に

確実にバックアップすると言われていた別の会社と業務提携に関して話を進めていたのですが

突然

協力するという方針から180度転換。

そして双方ともに、「向こうが悪い」の平行線状態。

このとき、初めてその専務という方に疑念を持ち始めました。

「普通、協力すると100%言っていたのが真逆になるのは何か理由があるのでは?」

ちなみに理由がわかったときは、

「向こうの会社が全うだったな」と妙に納得しました。

・専務が社長になっていない。(なぜかその人は専務という肩書のままなのか?)

そして、これはもっと早く気が付くべきだったと思ったことですが

そもそも、経営の主導権を握っているのは専務と呼ばれている人の方

社長はお飾りになっているような感じ。

普通にこういう疑問が浮かび上がります。


なんで今の専務が社長をやらないのだろうか?


これは、本当に自分のお頭の弱さを恨むくらい

当時はそこまで頭が回っていませんでした。

そんな疑問が湧いている間に、仕事を手伝い始めて

4か月後くらいになったときに

あることが判明します。



専務は何者なのか??ということについて


専務の正体と、ここから逃げるための策

そもそも、専務の人間関係に秘密がありました。







反社会的勢力の人間との関わりを持っていたことがわかったからです。


(※別会社の態度が180度変わったのも、この事実がわかったから)
(※専務が社長の肩書になると、融資などで不利になる可能性があったからと推測)



あえて、一度しか言いません。


仕事をしてから3か月後くらいに、直接本人から事務所で説明がありました。

仕事に関しては、従業員側であるこちらには一切迷惑がかかわらないようにするという説明はしてくれましたが・・・・・


この瞬間に、こんな頭の悪い自分でも思いついたことがあります。



「この場所から一刻も逃げないといけない」という考えです。


※もちろん今の時代は社会的に排除されなければいけません。



当時はまだ売り上げが発生していない状態でしたが・・・・

今後仕事での利益は、ある意味汚いお金になる可能性が出てきます。
(100%ではないけれど、数パーセント関わる可能性はゼロではない)

(ちなみに販売していた商品は名前を変えて別ルートで販売を試みていたよう・・・)

それを給料として受け取るということ=間接的にそれに加担したようなもの。

母親の知り合いの人から、この仕事の話をもらったのでどこか辞めにくい部分がありましたが

そんな温情で仕事をしていたら、変なことに巻き込まれる可能性があります。

この話を身内に話したところで

色々と面倒くさいことになるのはわかりきっていました。

ここで自分は以下のことを内々に考えます。

・辞めるならば、早いうちの方がよい
・身内には10年は絶対に話せない。
・でも、いきなり辞めるのは怪しまれる可能性がある。
・職歴に傷がつくが、長引けば余計に不利になる。

こんなことを胸にしまいながら仕事をしていた記憶があります。


そんな中、

仕事で現在の会社の展示会の仕事をしたときに出会った企業の役員の方と関わるようになり・・・・

移転の支援をしてくれる企業が現れます。
(その企業は本当に運が悪かったと思ってはいます)
(ちなみに中小企業の方)


そう、現在の事務所を移転するという話が舞い込んできます。

しかも、通勤時間の問題もあり、毎日通うには厳しい位置への移転。

ここが唯一逃げるチャンスであると確信。


その移転作業をもって、退職するということで話を進めることにしました。

・通えなくなる
・きちんとした形で転職活動をする

上記のような嘘っぱちを重ねてなんとか強引に辞めることにしました。


ただし、専務からは色々マウントを取られて言われましたよ。

「根性がない!!」
「お前は甘すぎる!!」
「他のところでなんてやっていけない!!」
「半年で辞めたらどこも拾ってもらえねえぞ!!」

など、まあ色々と言われました。

仕事も相変わらずダメダメっぷりを炸裂して出来なかったので、ケチョンケチョンにされました。

ですが、逆に仕事ができなかったことで辞める本当の理由を

カモフラージュできたのかもと今は思うしかありません。

しかし、今思えば最善のタイミングだったと思うしかありません。


自分はこの出来事を経験してから、そのあと後遺症のような精神的なダメージとして

・人を信用できない
・働くことが怖い
・もっと嫌な環境になることを恐れる
・また使えねえなと言われるのではないか
・自分の運の悪さは末期だ

と、ネガティブな思考に迷いこむことになります。

これが原因で、1年近くニート生活を送ることになります。

そして、人間関係も合わない人ばかりだったので

余計に自信を失ったのが大きかったと思います。


暗黒時代から得た教訓

自分にとって恐ろしい経験でしたが

それでも、10年以上経った今では

普通の社会人として仕事をすることができています。

ですが、この経験はなかなかできるものではないので

この暗黒時代から得た教訓をお話ししようと思います。

①安易に楽を求めると将来高く付く

タダほど高いものはないとは、こういうことです。

簡単に仕事が降ってくるなんてことはありません。

時代が違うこともあると思いますが、

誰でもできること=誰がやってもいいような見えないリスク

必ずあります。

自分はこれに簡単に飛びついたことで

転職活動の面接で

前職を辞めた理由を話すときに、凄く迷って踏み出せなかった経験があります。

そして、そのせいで転職活動の一次面接でいつも落ちる等の弊害を抱えることになったのです。

フリーター時代の転職のアドバイスでキャリアアドバイザーさんの一言で辞めた理由は正直に言った方がよいという判断をしてくれたので、

今思うと当時は思い込みという縛りが何年も邪魔をしていました。

②どんな理由があろうと、職歴として一生残る

そして、どんなにその会社が怪しい、詐欺、反社など社会的に許されないような企業に入ってしまったとしても

結局、それを選んだのは自分です。

職歴は一生残るし、その職歴を消すことはできません。

自分は楽を求めたことで、一生消すことのできない職歴を付けることになりました。

転職活動でも、選考に受かったとしても

中身がブラックだったり、怪しい会社は今でも存在します。

当時はそこまで責任を持つ覚悟が希薄でした。

③その出来事を引き寄せたのは、自分自身である。

この選択をしたのは自分自身ですが

その出来事をさらに引き寄せたのも自分自身です。

正確に言えば、過去のダメダメだった自分。

もっと真剣に仕事に取り組んだり、スキルを磨いたり、辞めることになったとしても知識を付けておけば、別の会社に転職するという道もありました。

そもそも、自分の選ぼうとしている選択肢を「怪しい」と判断できたのかもしれません。

人生は常に勉強。知識がないと、知識をもっていない人間を利用する人にとってはカモ当然になる。騙されてからでは遅い。

まとめ

今回、かなりいつもの内容に比べて3倍から4倍の文章量になってしまいましたが

自分自身の暗黒時代と呼ばれる時期について

お話しさせていただきました。

私自身、この記憶は心の奥深くにしまい、なかったことにしたいくらいの思い出です。

そんな暗黒を経験してから、こうやってフリーランスに向けて

新しい挑戦をしているのは不思議でしょうがないです。

過去は変えることはできない。変えられるのは未来と未来の自分だけ。
常に勉強して成長させていかないと、また怪しい話、会社に巻き込まれる危険性があるからです。


長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ふぉあぐら



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