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フリーター生活の始まり 人生で付いた垢を落とす目的でやり始めた仕事との縁

ふと、昔のことを思い出すことが日常でもある。
noteで書いていかなったなとか、思い出してみるとそんなエピソードがあったなと懐かしくも思うし、書いてみようと思うこともある。

今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。

昔、東京国際フォーラムで仕事をしていたことについての話を年末くらいにしたことがありますが、

自宅が千葉なのに、なぜそんな遠いところを職場に選んだのかあまり話していなかったので、きっかけとそのときに面接をしてくれた方とのエピソードをお話ししてみようと思います。

今思うとすごく懐かしい気分になります。

きっかけはこれっぽっちも大したことはない

実はフリーターとして働く前に謎の理由から

病院内のコンビニアルバイトに募集していた時期がありました。

今思うと、なんでこんな仕事に募集をしたのかと疑問だらけですが、当時の自分は人間不信の状態が続いていたため

人と極力会わない仕事を選んでいました。

短期のアルバイトでは工場勤務もやりましたが、結局は

思っていたのと違う!!という現実あるあるで辞めたわけですが
依然として、対人恐怖症のようなものが残っていました。

もちろん、採用されることもなく別の場所も探す必要があったため

・できるだけお客さんとの接点がない仕事

これを探していました。

そこで見つけたのが、東京国際フォーラムでの仕事でした。

※結局、この仕事もお客様との接点はめちゃくちゃありましたww

面接をしたAさんとの会話

求人に募集をして実際にフォーラムで面接をしたときもよく覚えています。

その時面接官として担当していたAさんという正社員の方がいらっしゃったのですが、一通りの面談をしたなかで最後にこう言われたのが今でも思い出です。

「明日からやれる??できるかできないかではなくて、ふぉあぐら君のやる覚悟があるかどうか俺は知りたい。」

この時の返事は即答ではなく、自分の今までのことを思い出すように一呼吸おいてこう言ったのを覚えております。

「やります!!」

でも、この時は不思議な感じでした。

仕事ができる喜びよりも、自信を無くしていた自分にとっては

こんな自分みたいな社会から失格の烙印を押された人間を拾ってくれた。

それぐらい、人間としてやり直すことができるんだという安堵感が大きかったです。

晴れて、ニートからフリーターにレベルを上げた瞬間でした。
もちろんその後の仕事はまあまあ大変なものでしたが、人生に付いた垢を削り落とす環境しては十分でした。

この時は、6年半もお世話になる仕事とは思ってもいなかったので、最初の頃は続けられるのだろうかと不安になっていた日が嘘のようです。

まとめ

自信を失うことは誰にでもあります。
失望だってあるし、その時はつらいです。

人生で誰も自分を必要としていないのではと落ち込んだ日々もありました。

ちなみに、コンビニのバイトに落ちたときは黄昏たくて、マックのLポテトを食いながら海を見て落ち込んでいたこともありました。

人間、誰かの役に立つために生まれてきている。もし生まれてくる価値がないのであればそもそも人間として生を受けることはない。

拾われた場所で力を伸ばせたからこそ、今の自分が存在できている。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ふぉあぐら

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