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はじめての救急車~伊豆旅行で海鮮丼爆弾

前回の続きです。今回は症状を細かく記載します。(若干ボリューム多めです)

治った『気に』なっておりましたが、治ってませんでしたの始まり旅行

前回のnoteの通り木曜日のド平日に体調を崩しトイレ立てこもりをしてみて、ふらふらで早退し、次の日の金曜日1日まるっと有給休暇を利用しぐーすかぐーすかお休みしてみて治った『気に』なっておりました。そうです。そもそも今まで大きな病気にもかからず、おまけに風邪も2年に1度くらいしか引かず、胃腸の調子が悪くなる経験も幼少期以外はなかったため、完全に自分は健康だと『勘違い』しておりました。

金曜日の次の日はつまり土曜日、まさかのその週は翌月曜日は祝日で社会人にとってかなり嬉しい3連休でございました。2018年2月10日からの3連休です。建国記念日が日曜日でその振替。なんてありがたい。

ということで朝ご飯を食べに出かけてそのまま支度もせず着の身着のまま旅行へでかけました。行先は伊豆高原。当日の朝予約で受け入れてくれたペンションへ向かいました。

2日目の朝食まではアレルギー物質は摂取していなかったようでかなり健康体(な気分でした)

伊豆高原へ行く途中は踊り子で駅弁!を買う時間がなかったので、大好きなおにぎりちゃんを購入し、伊豆高原からバスに乗り継ぎなかなかな雰囲気のペンションへ。今振り返るとその日のお昼や、ペンションで出た夕食、朝食ともにペロリと平らげ、これは完全に復調しているし食欲カムバック状態でした。

そして鬼門を開けた。海鮮丼など新鮮な伊豆の海鮮たち

鬼門とはなんともな表現ですが、これからの食事がえげつないくらいつらくなってしまったのでそう表現させていただきました。

午前中に小高い山に登ったり、散策しおなかもぐーぐーで、二人顔を見合わせ「伊豆はやっぱり海鮮でしょう」。昨日のペンションではまさかの海鮮はでず、洋食風夕食でございました。ここは伊豆、そりゃ海鮮いただかないとでしょう。

ということで通常行列になる海鮮やさんへ11時過ぎでしたのですっと来店し、人もまばら状態でした。注文したのは、漁師のまかない丼(イカ、アジ、ウニ、マグロ、サーモンなどが細かくなっていてどかんとかかっているどんぶり)、アジフライ、イセエビのお味噌汁などなどおいしいものたくさんたべました。追加でいうと、わたくしはお酒がのめませんが、調子よいときは小ビールくらいは飲める程度でした(顔はまっかかーのかで恥ずかしいレベルです)。彼は割とお酒が好きなタイプで、海鮮たちと初回に頼んだビールがおいしかったんでしょう。わたくしに進めてくれて、そんなにおいしそうに飲むならということで一口、いや2滴くらいいただきました。(ペロッとした程度ですね)

そのあとアジフライをいただきましたが、身体の底からどくどくどくとマグマがこみあげてきて、お水を手にトイレに立てこもりました。誤って爆弾くたべちゃったのかな。苦しさにまぎれて悲しさもありました。

症状詳細と救急車を呼んでもらうという経験

症状はというと、まあマグマこみ上げは、何とも言えない気持ち悪さと体のけだるさがあり、吐き気もつよかったです。結局3時間で5~6回嘔吐、下からももちろんで、まったく皮膚には蕁麻疹はでておらず、のちの救急隊員の方は足をみて赤くぽつぽつしていて、目も赤くなっていたそうです。かなりこまったのは、強い嘔気や動悸でまったく立っていられないのはもちろんのこと、地べたに座り込んでも苦しくて、息もしずらくてとにかくくるしい、そして、目をしっかりあけているのに視界が霧がかかったように白っぽくなってしまったところ、そして手や足が定期的にブルブル震えて、ものすごく寒さを感じていました。見てないけどたぶん顔は真白だったんだと思います。(物理的に2月の個室が3つくらいあるトイレだったので寒かったのもあります)

今までお酒でどくどくして気持ち悪くなることはあって、でもめったに吐かなかったここ10年程度(20歳になってからは飲めない人っていうのがわからず少量ではいたりしてましたがそれからのんでもだいたいコップ半分以下と倍以上のお水で超スローペースでのむか基本はノンアルでした)。その時の症状とは明らかに違いましたがその時はなぜかお酒かなと思って、途中さすがに2時間程度経って変に思った彼が店員さん経由で声をかけてくれたのですが、もう少ししたら落ち着くと思うとお伝えしていました。

とにかく気持ち悪さが3時間続き、実は2時間たっても、吐いても出しても症状が改善されず、正直ぐったりしていました。手のひらを自分でマッサージして、お酒で具合悪くなったと思っていたので、自分を鼓舞していました。気力を失わないように。それでも改善されず、ここはお昼時行列の観光地のお店で、ひっきりなしに人がいます。トイレにもきます。なので、助かったことに人がいたので、具合が悪いため救急車を呼んでくださいと助けを求めました。正直ずっと息苦しくてのどにビー玉がつまったような、普通の呼吸じゃ息ができなくて、一生懸命吸っても少ししか据えなくて息も苦しかったです。その時点で助けを求めたらと後悔しました。

自分は健康だという思い込みは賢明な判断を遠ざけているとおもう

今までひどく具合が悪くなる経験がないと、これくらいすぐ治まるだろうと考えてしまっていましたが、その治まるは完全に思い込みでした。大事に至らなかった(至りかけてはいたのですが)ので良かったのですが、その思い込みが大きくその後を左右していた可能性はあります。なので食中に変な感じがしてその後急激に具合が悪くなった場合は思い込みで耐えるのではなく、助けを求めたほうが最善だったと今は考えています。冷静に今これを書きながらそうだなとは思うのですが当時は本当に自分が体調崩すがイメージできなかったんです。

その後救急車が到着し、病院へ運ばれ、処置していただき、その日のうちに一応おうちには帰れましたが、以後気持ち悪さは3週間毎日つづきました。それは次の記事「初めての救急車を呼んでもらって起こったこと」で書きます。


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