見出し画像

テイクアウトやデリバリーをはじめてからの、SNSを使った告知・PR方法

こんにちは、FOODIT実行委員会/トレタの中山です。

業態をデリバリーやテイクアウト重視に転換したけど、ネットやSNSでの告知やPR、その他活用の仕方が手探り…という飲食店さまも少なく無いのでは。

そこで今回はSNSを中心とした告知・PRの方法をまとめておきたいと思います。

SNSで「デリバリー」「テイクアウト」の開始をアピールする

SNSの良いところは、今すぐにはじめて、好きなタイミングで、好きな内容を投稿して、お店の告知やPRにすることができるところです。また、それを目にした読者が「共有」の仕組みを使って、より多くの人へと拡散してくれることも重要です。

一方で訴求ポイントを抑えていない投稿は、結果として誰からも見られていない情報になってしまい、もったいない状況であることも少なくありません。

そこでまず押さえておきたいのが、ハッシュタグの活用です。SNSの世界では、ざっくりとした地域名や「ハッシュタグ」と呼ばれる、誰でも使える共通のタグ(#=ハッシュからはじまる言葉。#はシャープではありません)をきっかけとして情報が探されます。逆にいえば、そういった情報を含んでいない情報は、誰からも探されず、見られないということになります。

とはいえ、誰も知らない、探さない、需要のないハッシュタグをつけても、これもまた誰からも検索されません。重要なのは、なるべく多くの人が使っていて、かつ自分に適したハッシュタグを選ぶことなのです。

例えば港区の飲食店で、今日からテイクアウトをはじめたことをアピールしたいときにはどういうハッシュタグを設定したら良いでしょうか?

適切なハッシュタグを設定する

今、テイクアウトであれば「地域名+テイクアウト」というハッシュタグが全国的に使われています。品川区であれば「#品川区テイクアウト」といった感じです。もし複数の地域に属していればそちらのハッシュタグを付けたり、もう少し小さい粒度の地域名があれば、そちらも足すのが良さそうです。例えば「#品川区テイクアウト #港区テイクアウト #五反田テイクアウト」のような感じです。

なお地域によってはその地域の飲食店を応援するハッシュタグがあるかもしれません。こちらもわかる範囲で入れるようにしましょう。わからない場合は、近隣の他の店舗のSNS投稿を見て、ハッシュタグなどを参考にすると良いでしょう。

必要な情報は全て投稿に含める

ハッシュタグで投稿を発見してもらうための要素を満たしたら、次に重要なのは、投稿に必要な内容を満たすことです。テイクアウトやデリバリーの場合、投稿の目的はあくまで注文へつなげるためです。ということは、投稿を見ただけで利用者が注文をできるくらいの内容にしなくてはなりません。

ですから、投稿には店名、住所、電話番号、メニュー、予約/注文方法、営業時間、決済方法、注文の注意事項など、とにかく全ての情報を記載するようにしましょう。情報は多いほど安心感を与えます。なおこれら情報は何度も使い回す可能性が高いので、コピペできるよう、どこかに保存しておくと良いでしょう

当然ですが、お店の説明やこだわり、お客さんがお店を選ぶための引きになりそうな文章も入れるようにしましょう。こちらについては多少熱っぽい文体のほうが、利用者のハートを掴みやすいと思います。ただし長くなりすぎないように注意しましょう。200〜300文字を超えたらちょっと長いかなと思います。

実際に届くものを写真にしよう

デリバリーやテイクアウトのメニューを紹介する際、写真は不可欠です。が、従来のメニューに使っていた画像をそのまま使うと、テイクアウトやデリバリーを受ける消費者側の期待値と、手にする実物とのイメージが大きくずれてしまう場合があります

この期待値のズレはお客さんを単発にしてしまう一番の原因です。特にリピーターの重要な飲食業にとっては致命的で、長い目で見た際には大きなマイナスに働くでしょう。できれば、実際にお客さまの手元に届くものを写真に使うことをオススメします。

もしそれでは商品のイメージが伝わりきらないと危惧するようでしたら、せめて店内飲食の写真と、テイクアウト/デリバリーの写真を併用することにしましょう。Twitterなら4枚まで、Instagramなら10枚までの写真を付与することができます。

チラシを作っているのならSNSにもアップする

これは意外に実施されないのですが、すでにチラシを作っていたり、紙のメニューがあるようであれば、それをスマホで撮影するなどして、投稿に含めましょう。画像情報はテキストよりもパッと見て理解をしてもらえるというメリットがあります。

何度も投稿しよう

SNSを使った投稿では、投稿の内容も重要ですが、投稿を定期的に実施することも大事です。例えばテイクアウトであれば、お昼時、ディナー時の2回投稿してみたり、平日は毎日投稿をしたりするのが有効です。さらに、できれば同じ投稿では無く、日替わりのメニューを紹介したり、紹介する写真を変えたり、様々なバリエーションが生み出せると最良です。利用者にとって何が響くかは十人十色ですので、様々な投稿をして、1人でも多くの方に響いてもらうことを目指しましょう。


今後も店舗PRに関する情報を公開していきますので、よろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?