トレードに向き合う

たくさんのいいね、RTすごくうれしいです。
ほんの少しだけトレードの話を書き記そうかと思います。

僕は割と投資歴が長い方で、2006年頃からFX業界に参入しました。(数年誤差あるかもしれない)
当時は確か主婦の方がFXで巨額脱税をして脚光を浴びた時だったと思います。

まだ法整備が進んでおらず国内でもレバレッジが非常に高かった記憶があります。
今の仮想通貨業界のように、FX必勝法、有料セミナーなどが蔓延ってた時代ですね。
またパチンコ・パチスロが全盛期を迎えてた時代でもあります。
射幸性の高いギャンブルにハマっていた僕もパチンコ・パチスロ感覚で始めた記憶があります。
取引所もボーナスをバンバン出してたしね。
上下にランダムウォークしているこいつをパソコンぽちぽちしているだけでお金が稼げるんだ!って安易な感じです。

ウェブメディアもまだ現在ほど発達していなかった時代で当時はラインすら引いておらず、高レバレッジ高ロットでMACDと移動平均線のクロスでエントリーしてました。

案の定といいますか、軍資金200万を秒殺され当時のことは苦い思いでしかないです。
誰しもが経験があると思いますが、そこから書籍にハマっていきます。
デイトレードの本、スキャルピングの本、メンタル管理の本、手法本、情報商材。
詐欺だのなんだってのがありますが書籍含めて全部詐欺みたいなもんだと負けてる身からしたら思ってましたけど。
ゴールデンクロスしたから買ってんのに全く勝てないからね。
RSIは売られすぎ買われすぎの指標っていうから買ってたのにどんどん掘るし。

数年単位でなかなか勝ちきれない日々を過ごし、ちょこちょこ触りながら本業が忙しくなるにつれ段々と触らない日々が増えてきました。

そんな自分も今現在では日単位であまり負け日がないくらいには勝てるようになっています。
何故養分から脱出したのか、自分でもあまり理解できているわけではないですが、様々な角度から自分を検証したことが良かったように思えます。

トレードの検証ももちろん含まれていて、販売したノートの有料部分に記したような何を考えエントリーをして、何故利確、損切りをしたのか、利確できなかったとしたらどうしたのか。

情報というものは見ただけでは何の意味もなさずもたらされた情報をどう扱うかが大事です。
同じ情報でも収益につながる人もいれば繋がらない人もいるのはそういうことだと思います。
トレードにおいて知識や手法は武器であり防具ですが、扱う人間の練度によっては使いこなせないということ。

当時から今を見ても名前を変えた手法は数あるけれど、これは新しいなと思うものはないです。
論争はいつの時代も起こっていたし、詐欺も横行してました。

金利レートやファンダメンタルズ、テクニカルどれを使ってもいいと思いますし、正解なんてないです。

トレーディングは結果が全てです。
思考の過程はどれだけ崇高であってもどれだけ分解していても結果がすべて。
我々はトレーダーであって、学者じゃないので値幅を取ることにこだわっていきたい。
スキャでもデイでもスイングでもなんでもいいです。

トレードスタイルについてはトレード以外のことをしたときの費用対効果で考えてください。
我々の持つ程度のロットであれば1ティックすら動かせない金額なのでずっと張り付いてる人であるならばスキャルピングが最強です。

天底当てで200ドル幅取ったとしてもスキャルピング勢は300-400ドル幅取ってきます。
華々しく見える情報も視点を変えればその程度のものです。
もたらされた情報を自分の頭で考え、本質を捉え、どのように咀嚼していくのか。
それこそが重要でありスタートなので学んだ気にならないようにしてほしい。
今、見ているこの文章も結果が出るのは数年後かもしれないし、数か月後かもしれないし、今日明日何か変化があるかもしれない。
けどそれはどのように自分に活かしたかなので、トレードでの自立ということに拘ってほしいです。

僕が今回販売したものは生の履歴であり、トレーディングしてた場面の思考をそのまま書いただけのものです。
多くの方に購入していただいてすごくうれしいですが、無料部分は強キャラのプレイ動画、有料部分は口に出しながらプレイしている痛いやつを見ているようなものなのです。

ご自身の中でどう解釈して、どのように自分のトレードに活かすかが最も重要であって購入したことに満足をしないでいただきたいと思います。
何故、この場面でこう考えていたのか、自分だったらどうしていたか。
結果がどうなったのか。

エントリーの考え方、損切りの位置、利確の位置。
駄目なトレードしてるときの復帰の仕方。
ロットの入れ方。

自画自賛するつもりはないですが割とうまくいってた方だと思います。
足掻きもがいた末に血肉としてくれることを切に願ってます。

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