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わたしのダイエット日記 vol.4〜低脂肪がもたらす恐ろしい効果〜

ダイエットを始めるのあたり、おもしろい映画をNetflixで見つけました。『甘くない砂糖の話』(原題:That Sugar Film)。オーストラリアの映画監督デイモンが、砂糖を積極的に摂る食事を通して、どう体が変わっていくのかを体験したレポートです。

低脂肪は、砂糖の摂取を促す。

アイゼンハワー大統領が心臓の病気にかかった時、脂肪が問題なのか、砂糖が問題なのかが議論になりました。それから1970年代に、脂肪原因説が勝ち、人々は低脂肪の食事を取るようになりました。でも、脂肪が少ないと美味しくないので、それを砂糖で補うようになりました。その結果、低脂肪を実現しようとして、砂糖をたくさん摂ることになったのです。

砂糖を1日40ティースプーン摂るのに、特別な食事はいらない。

デイモンは、1日40ティースプーン分の砂糖を摂り、体にどんな変化が起きるか実験しました。驚いたことに、これだけの砂糖を摂るのに、アイスクリームやチョコレート、ジャンクフートは必要なかったのです。ただ、低脂肪の食事を摂ることで簡単に40ティースプーン摂ることができました。

例えば、朝食。シリアル、ヨーグルト、りんごジュースですでに20ティースプーン!健康そうに思える食事でも、こんなに糖質を摂っているのです。

果糖が問題らしい。

一口に「砂糖」と言っても、いろんな種類があるのだそうです。ご飯やパン、パスタなどに含まれている「ブドウ糖」は、甘さを感じさせるものではなく、エネルギーを生成するのに必要な栄養素です。

問題は「果糖」。果糖は、野菜や果物に含まれている甘さを感じさせる糖分です。現在では、チョコレートなどの甘いお菓子にもたくさん含まれています。自然界では貴重な栄養素だったので、肝臓に果糖が入ってくると、蓄えようとして、余ったものは脂肪になるそうです。ブドウ糖が消化されている際に、脂肪がやってきても消化されることはなく、そのまま内臓脂肪になります。これが糖尿病や心臓病の原因になるのだそうです。

満腹感には、善玉脂肪とたんぱく質が必要。

デイモンは、砂糖をたくさん摂るようになって、満腹感が得られなくなって、間食も増えたとのこと。砂糖を摂ると、血糖値が急激に上がって下がり、下がった状態から抜け出すためにまた砂糖がほしくなるのだそうです。それと同時に、脂肪やたんぱく質を十分に摂っていないので、これも満腹感が得られない原因だそうです。

この実験を始める前のデイモンは、アボカドやナッツをたくさん食べていたと言っていました。以前はそこから良質な脂質とたんぱく質が摂れていたのでしょう。

まとめ

1番の発見は、低脂肪食品は砂糖の摂取を促すため、健康な食事ではないことだと思います。私はお菓子が大好きで、特にチョコレートが好きです。チョコレートを食事から排除したら、たちまちストレスがたまります。なので、今まで通りチョコレートは食べ(もちろん食べない方がいいのですが)、他のお菓子は食べないのがよいと思いました。そして、選択肢がある場合、低脂肪は避けて、その食品に正常に含まれている脂質を喜んで摂ろうと思いました。

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