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J2ドラフト会議2021 ~J1リーグ 2022シーズンを見据えた戦略策定~

みなさん、こんにちは。まっつんです。
今年もお声がけいただき、J2ドラフト会議2021に参加しました。昨年に引き続き大盛況に終わったJ2ドラフト。せっかくなので、今年も僕がどの様なプランに基づいて指名を行ったかを振り返っていこうと思います。

【戦略の方向性】

去年は~今季の磐田を踏まえた戦略策定~と題して、昇格に失敗した我が軍の敗因(決定力不足+ネガトラからの失点)を補う選手選考を行いました。システムはフベロさんの元で培った4-4-2⇔3-1-4-2の可変フォメ。

今年はドラフトが行われた11月10日時点で昇格秒読み段階、2021シーズンは順調そのもの。となると、自然と目線は来年に向けられます。J1で勝ち、残留以上の目標を達成するためには どの様なスカッドが必要か。とは言え、ここでいきなりポジショナルプレーに適したスカッドを組むのは磐田にとって現実的ではありません。

来季を見据えると鈴木政一さんは恐らく勇退になるでしょうが、まず間違いなく2021の仕様と同じ方向性でJ1に挑む事になるでしょう。「配置で殴る? リソースの適正配分? 何それ美味しいの?」と大きな潮流であるポジショナルプレーに真っ向から抗うスタイル。3-4-2-1をベースに選手の自主性を最大限尊重する選手ファースト、形式的なフレームワークではなく「リズム&テンポ・イマジネーション・インスピレーション」といった即興性を重視した攻撃、コーチ陣を黄金時代の人脈で固めて磐田のDNAを最大限活用 といった点を基幹としてチームビルドを行います。

という訳で、J2ドラフト会議2021も実際のチームコンセプトを踏まえて、選手選考を行いました。

■1トップ:運動量豊富でキープ力はもちろん、どこにでも顔を出せてJ1のCBに負けない屈強なフィジカルを持ち、決定力に優れたFW
■2シャドー:攻撃の中心としてイマジネーション・インスピレーションを存分に振舞える選手
■ボランチ:守備に特化した選手は使わず、攻撃全振りの選手と攻守のバランスに優れた選手の組合せ
■ウィングバック:アップダウンに優れてクロスの質が高い選手、なぜそこに〇〇が?スキルがあれば尚良し
■センターバック:基本的に自陣バイタルは常にスカスカなので、CB3枚で相手の攻撃を全てシャットアウトできるガチムチ人材であること。残念そこはシジクレイ×3 が理想。
■全ポジションにおいて磐田にゆかりのある選手であれば尚良し

【磐田2枠のチョイス】

J2ドラフト会議にはいくつかの細かいルールがありますが、その中で最も肝になるのが「同一チームから選べるのは2名以下」というルール。候補として挙げたのは以下の5人。

1.決定力を身に付け あらゆる能力がSランクとなったルキアン
2.攻撃を司る磐田の心臓 山田 大記
3.攻守両面で高い存在感を見せる静かなるファイター 山本 康裕
4.磐田サポの間では来季買取内定の伊藤 槙人
5.リク森岡マスチェラーノ こと森岡 陸

基本的に得点力のある選手は希少価値が高いので、すぐに指名が入ります。21得点で得点王争いをリードするルキアンとMFながら二桁得点に乗せた山田 大記は1位指名で抜ける可能性があると判断。ルキアンと山田 大記のどちらを1位指名するか悩んだ結果、ルキアンをチョイス。FW枠は他の候補を選定せず、ルキアン1点買い。1位指名に全てをかけます。重複抽選で外れたら2~5のうち2人を、更に山田 大記が1位指名で持ってかれたら3~5のうち2人を、というプランで本番に臨みました。そんなこんなで、J2ドラフト会議2021がいざ開戦! 果たして結果は・・・

【1~3巡目】

重複抽選を避けたのか、意外にもルキアンで競合したのはRyu-Yさんのみでした。抽選の結果、見事ルキアンの獲得に成功!順調な滑り出しです。渾身の右手ガッツポーズが完全に一致しました 笑

そして2巡目。悩ましいのここからです。磐田の選手を早めに抑えなければと焦る一方、センターラインが早めに抜かれていく事にも対応しなければいけません。3バックの中央ですからガチムチ of ガチムチの選手が適任。という訳で、競合あるかも?と思いつつ指名したヨルディ バイスの獲得にあっさり成功。

2巡目を終えて、山田 大記はまだ選ばれてません。リク森岡マスチェラーノおじさんとしては森岡 陸も捨てがたいのですが、磐田のDNAである山田 大記を他に持ってかれる訳にはいきません。という訳で、3巡目で山田 大記を指名し無事にゲット。

【4~6巡目】

4巡目もセンターラインを抑えます。3巡目までにルキアン・山田 大記のどちらかを落としていたらここで山本 康裕を選ぶ想定でしたが、既に磐田2枠は埋まったため作戦変更。攻守両面に存在感を発揮できてガチムチの選手といえば、そう、あの人です。長崎のカイオ・セザール。ここらへんからツイキャスで実況してる運営陣から「濃いーな 笑」といじられ始めます。

4巡目まで終わって、FW(ルキアン)・CB(バイス)・シャドー(山田)・ボランチ(カイオ)とセンターラインの核になる選手を獲得できたので 少し余裕が出てきました。ここで、ウィングバックを抑えにいきます。右利きだけど左もできて、推進力があって、なぜそこに〇〇が?スキルも備えた新潟の田上 大地を指名。身長180cmなのも良し。6巡目は早めにキーパーを抑えておくかという事で、京都の若原 智哉をチョイス。

【7~9巡目】

J2ドラフト2021もいよいよ後半戦。7巡目。今季J2初挑戦で12位と結果を出してるブラウブリッツ秋田の選手を1人選びたいなーと思ってました。ので、ガチムチCBの千田 海人をここで指名。8巡目に千葉の鈴木 大輔の獲得に成功し、見事にガチムチ3バックの出来上がり。猛者が集うJ1といえど、鈴木(182cm)・バイス(186cm)・千田(185cm)の対人能力を上回るFWは そういないでしょう。失点しなければ残留は確定したも同然です。9巡目は高品質クロッサー 岡山の徳元 悠平を指名。何気に高校の後輩だったりします。ちばりよー、悠平。

【10~11巡目】

残る2枠はシャドーと攻撃特化型のボランチ。どちらも攻撃を構築する上で重要なポジションなので、磐田のDNAで攻めます。まずはシャドーに元磐田の中野 誠也(大宮)。いやいやFWでしょ?という声が聞こえてきますが、磐田の1トップに適した選手ではありません。周りの選手と近距離で連携しながら細かいタッチでリズムを作る中野 誠也は、シャドーでも活きる選手だと思ってます。

そして、オーラスの11巡目。現状の磐田は山本 康裕+ヤットという鉄壁のダブルボランチですが、遅かれ早かれヤットの後継者問題に直面するでしょう。そこで、ヤットの後継者となれる選手を選びます。相方にはカイオ・セザールがいる訳ですから、思う存分攻撃のタクトを振り続けられる。守備は免除、攻撃全振りです。守備力なぞいらんのです!という訳で北九州の針谷 岳晃(はりがや たけあき)をチョイス!

昨年、磐田の小川 大貴で締めた様に今年も磐田の選手で締めたかったのですが、2枠は埋まっていたので せめて磐田のDNAを持つ選手にしよう、という事でラストは針谷の岳ちゃんを最初から狙ってました。無事に指名出来て、ウィニングランって感じでしたね 笑

という訳で、獲得した11人はこちら! 

※徳元の現所属は岡山

カイオ+ガチムチ3CBで全ての攻撃を跳ね返す布陣。よって、他の6人は守備免除、攻撃全振りです。攻撃はリズム&テンポ・イマジネーション・インスピレーションで中央から崩す形だけでなく、サイドからのクロス爆撃も標準装備。高品質クロッサー 徳元から放たれたボールを、ルキアン・カイオ・バイス・鈴木・千田がズドンします。そして、あぁファーに流れちゃったか...と思わせてからの なぜそこに田上砲で更にズドンします。

【最後に】

ほぼほぼ狙った選手が獲れて大満足のJ2ドラフト会議2021でした。それもこれも、全ては1巡目でルキアンを獲得できたおかげだな、と。思いのほか、ガチムチ3バックも大好評(?)だったので、その点も大満足です。

そしてそして、今年も運営のみなさまに大感謝です。投票参加者だけではここまで盛り上がりません。大盛況に終われたのは、全て運営のみなさまのおかげ。今年はwindtoshさんのサイトもめちゃくちゃ有用でした。

ドラフト会議統括のせこさん、今年もマウスクリック職人として大活躍だった漆黒の木こり兄さんこと獣さん、Jリーグウォッチャーで僕より遥かにJ2に詳しい博識のがちゃさん、推しの新潟を中心に良き選手をたくさん紹介してくれたあるけんくん、相変わらずイケボのシルジャベさん。本当にありがとうございました!

そしてそして、昇格内定状態の我が軍は今年で卒業します! 来年はいち視聴者として高みの見物するか、運営側で何かお手伝いできればなと思っとります!!

追伸:最後まで読んでくださったみなさん、アンケートもよろしくお願い致します! 

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