ヴィッセル神戸の現状と課題

こんにちは。
初めてのnote更新です。
今日はマッチレポートとかではなく、今話題のヴィッセル神戸についてです。
私は兵庫出身で、小さい頃からサッカーをしていたことから、ヴィッセルは長く親しみ、応援しているチームです。
(記憶にあるのは小学生の頃に11番の三浦カズのユニホームを持っていて、よく着ていました。笑)
そんなことは置いといて、去年、一昨年からのスター選手の補強。そしてペップの師匠がきた!はずのリージョ監督は解任。
何かと話題になっています。
そんな「バルサ化」を目指し、スターを集めても成績が振るわないヴィッセルの現在の問題は何なのか、考えていきたいと思います。

①決め手に欠けまくり!問題
1つ目はボールは持てている。がゴールへの形がないというか作られていない。ということです。
支配率は
ほぼ毎試合上回っているにも関わらず、3勝4敗1分という負け越してしまっている結果になっています。
イニエスタやサンペールはボールを取られないように散らし、保持できます。
ですが、周りの連動が足りていないことは試合を見ていれば明確です。
まだこのタイミングで抜け出せばいい、受けにいけばいいなどの共通認識が詰まってない印象です。
まさに「持っているだけ」「回しているだけ」のような形になってしまっています。

②誰使えばええねん問題
今1番よく耳にする、「サンペール出さんでいい」「キムスンギュ出した方がいい」「ビジャよりウェリントンが点取れる」などの声です。
これには考え方がいろいろあるかと思います。
現在、1試合に登録できる外国人選手は5人なっています。
その枠を神戸は基本的にイニエスタ、ポドルスキ、ダンクレー、ビジャは固定するだろうと思います。(現在はビジャが故障のためウェリントンですが)残り一枠をサンペールなのかキムスンギュなのかといっか感じになっています。
そこで2つの見方があると思います。


(1)今、勝つためのメンバー選考
にフォーカスすると、イニエスタ、ポドルスキ、ダンクレー、ウェリントン、キムスンギュなのかなと思います。
ビジャはマークを外したり、抜け出したりの動き出しは一級品ですがまだ周りが活かしきれていません。
そしてJリーグというリーグにおいてはウェリントンのようなフィジカルモンスターは得点を量産しやすいと感じます。
実際にどんどんロングボールを入れて、ウェリントンに競らせるという形が1番手っ取り早い形です。
キーパー問題に関しても韓国代表のキムスンギュの方が前川よりセービング能力が高いです。
ですから、その選考に関しては間違いではないです。

(2)"バルサ化"を目指した選考
このことにフォーカスすれば、中盤の底のバランサーとして、試合勘も戻ってきつつあるサンペールは不可欠です。現在のヴィッセルの日本人メンバーにここを担える役はいないと思います。
そしてキーパーに関しても、ビルドアップ能力は前川に軍配が上がるため、サンペールがキムスンギュと入れ替わる形でいいと思います。

では(1)を踏まえて、バルサ化を目指すことはできないのか、という疑問が浮かびます。
その問題点としては、サンペールの代わりに三田、前川の代わりにキムスンギュという入れ替わりが濃厚です。
三田も個人技があり、流れを変えられるような選手です。ですが、特徴としてボールを持ってしまうことが挙げられます。ボールを動かしながら保持することに関しては大きく足を引っ張ってしまいます。ですから、ボール保持を目指す上でスタートからサンペールより三田を使う事は考えにくいです。(そこ2人が途中交代などはありだと思います)

他にもたくさんありますが、以上のことを踏まえ、1サポーターとして現状を客観的にみると、勝ってはほしいものの、やはりお金をかけてメンバーを揃えている以上、時間はかかっても"バルサ化"してほしいです。
そもそもこの短時間で勝てないことを批判することが違うのかなと思いますが、そこには触れないでおきます。
一朝一夕であのバルセロナのようなサッカーになる訳はないので、ゆっくり、成熟させて、是非Jリーグでバルセロナのようなサッカーが観られることを待っています。
ロマンがありますからね!いくらでも待ちましょう!

P.S. 長ったらしくまとまとまりもなく、申し訳ないですが、読んでいただきありがとうございました。

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