【一部販売】『モダンサッカーの教科書』(レナート・バルディ&片野道郎)イタリア新世代コーチが考案した「チーム分析のフレームワーク」

『モダンサッカーの教科書』(2018年6月4日発売)は、ミランやサンプドリア、トリノなどでミハイロビッチ監督を支えたイタリアの新世代コーチ、レナート・バルディが急激に進化するモダンサッカーの戦術を対話形式でわかりやすく伝える一冊だ。
中でも第2章「チーム分析のフレームワーク」(約2万字/2018年1月取材)は、イタリアサッカー連盟のスカウティング講座でも正式採用されている優れた枠組みであり、ぜひ多くのサッカー関係者に共有したいという想いもあり、このパートのみを販売する。

※書籍と同内容であることをご了承のうえ、ご購入ください。

文 レナート・バルディ with 片野道郎

近年加速度的に進んでいる戦術の進化には、ピッチ上で起こっている現象を把握し、理解するメソッドの進化も深く関わっている。欧州のプロの現場ではピッチ上のプレーをよりシステマティックに、かつ詳細に読み取ることができるチーム分析の枠組みが確立され、対戦相手の分析から自チームの戦術設計にまで活用されている。イタリアにおけるスタンダードとして、FIGC(イタリアサッカー連盟)のスカウティング講座で使われているのは、バルディがその作成に関わったチーム分析のフレームワークだ。プロのアナリストと同じように試合を読み解くためのメソッドをここで共有しよう。

◇チーム分析のフレームワークとは?
◇守備の局面その1:『プレッシング』
◇守備の局面その2:『組織的守備』
◇『ポジティブトランジション』(守→攻の切り替え)
◇攻撃の局面その1:『ビルドアップ』
◇攻撃の局面その2:『ポジショナルな攻撃』
◇『ネガティブトランジション』(攻→守の切り替え)
◇『セットプレー』

Renato BALDI
レナート・バルディ

1978年7月24日生まれ。イタリア・カンパーニア州カーバ・デ・ティレーニ出身。地元のアマチュアクラブで育成コーチとしてキャリアをスタートし、セリエBのランチャーノ、バレーゼでカルミネ・ガウティエーリ監督のスタッフとして戦術分析を担当。ミハイロビッチがサンプドリア監督に就任した際にスタッフに加わり、ミラン、そしてトリノにも帯同。チームのパフォーマンスと対戦相手の分析を担った。

◆チーム分析のフレームワークとは?

片野  「今回は、レナートが普段使っている対戦相手分析のフレームワークを通して、プロの現場ではどのようなコンセプトとボキャブラリーを通じて戦術を捉え、共有しているのかについて知ることができればと思います。このフレームワークは、イタリアにおけるマッチアナリシスのスタンダードだと考えていいんでしょうか?」

バルディ「はい。このフレームワークは、私がナポリのスカウティング部門で仕事をしていた時に上司だったスカウティング責任者のマルコ・ズニーノ(現ボローニャ)と一緒に作ったものです。私とズニーノは2年前から、コベルチャーノ(FIGCのテクニカルセンター)で行われているスカウティングの講座で教えているのですが、そこでもこれを使っています」

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