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新時代への挑戦状~山下美月が挑む"唯一無二"への挑戦~

こんにちは。こんばんは。
おはようございます。

2021年一発目、久しぶりのnoteです。
今回は第3回坂道メンバー紹介シリーズです!

この記事は乃木坂46の9th year birthday liveの翌日に書き始めている。
ファンになって以降、バスラのあとは毎回様々な感情が沸き起こるのだが、今回は少し違った感情があった。
理由は紛れもなく、加入当初から応援してきた推しが今回のバスラを先頭で引っ張っていたからである。

そのメンバーは、最新シングルのセンター「山下美月」(以下、山下)である。

今回は紹介というより、僕が彼女を存分に語る記事になると思っている。

そんな僕の文章から彼女の魅力が少しでも伝わればと思う。

◆表裏一体のアイドル

まずは簡単にプロフィールを。

山下 美月(やました みづき)
・1999年7月26日生まれ、東京都出身
・身長160センチ
・3期生
・しし座
・サイリウムカラー「青×黄」

公式プロフィールの情報は以上だ。
ここから軽く補足していければと思う。

リスペクトを込めて言えば彼女は変だ。
メンバー曰く、隠れたヤバい人らしい。

しかしどの業界においても一定の結果や天下を獲る人、世界を変える人いうのは変わった曲者だ。

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一番個性が出ているのがモバメだ。
毎回独特な言葉使いで、たまに何を言ってるかよく分からないときもある。
しかし、どんなに忙しくても基本毎日送ってくれるのはファンとしてはありがたい限りである。
ブログの最後でのおやじギャグも定番だ。

最近はドラマ出演や演技の仕事などが多く、露出が増えておりあざといキャラが定着しつつある。

だが、僕が思う山下の本当のキャラは乃木坂工事中での飛鳥ちゃんをいじってる場面だと思う。
距離を詰めれたときの先輩後輩関係ない感じが見ていてとても面白い。

一方で仕事に対しての思い入れが強く、そういった姿勢からは完璧主義者な一面も垣間見える。
ドキュメンタリーでも語られていたのだが、休養するぐらいならやめたほうがいいと言っていたことから0か100かという人なのだろう。

ここまで僕から彼女を軽く紹介がしたが、未だにどれが本当の山下美月なのかは分からない。
そんな取れそうで取れないドリブラーのように、乃木坂の中でも常に捕まえられないところにいるのが彼女の最大の魅力なのかもそれない。

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◆4年という時間

26thシングル選抜発表の日。
センターが発表されたとき、ここ最近の多方面での活躍から彼女はセンターになるべくしてなったという見方が多いように感じた。
間違いではない。
僕もそう感じたことは事実である。

しかし同時に別の感情も浮かんだ。

「4年かかったか。」と。

まとめると、
「なるべくしてなったが4年かかった。」というのが僕の率直な気持ちである。
先に断っておくと、彼女は加入当初から選抜に入っていたメンバーではない。
山下が初めて選抜入りしたのは2016年9月のお披露目から約1年半後の2018年2月発売のシンクロニシティである。

では僕が指している"4年"とはいったい何か。
それは初めて3期が選抜入りし、与田と大園がセンターを務めた18枚目シングル「逃げ水」から4年ということである。
この4年間、多くの3期メンバーが選抜を経験することになったが3期メンバーがセンターを務めたのは今回山下がセンターをやるまであとにも先にも「逃げ水」の与田と大園だけである。

僕はこの逃げ水で山下は確実に選抜に入ると思っていた。
バレッタで当時新加入の堀未央奈をセンターに抜擢したことから3期にもその番は回ってくると予想はできた。(のちに4期も同じ道を辿ることになる)
しかし彼女の名前が呼ばれることはなかった。

次のシングルがあさひなぐ用に作られた曲だったので、表題の選抜メンバーは舞台や映画に出演したメンバーを中心に構成されたため少し例外な部分はあったがここの選抜にも山下は入っていない。
ちなみにこの選抜には前作センターの2人も入っていない。
しかしこの作品で山下は久保とともにc/w曲「不眠症」でダブルセンターに抜擢された。
この起用から将来的なセンター候補に山下が入っていることは確信した。

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◆〇〇のセンター、その先へ

4年のときを経て、山下は乃木坂のセンターとなった。

彼女が持つポテンシャルを考えれば時間がかかったというのが正直なところだ。
その間、彼女はたくさん苦労した。
時に自分を見失い、自分を限界以上に痛めつけたときもあった。
そして彼女はプロとして答えを出した。

様々な経験を経て最前列に辿り着いたその姿はどこか仲川輝人と重なる部分があった。
奇しくもテルがマリノスに加入し、優勝に導くまでの期間も同じ4年である。

テルに関する記事で彼についてこう書かれていた。
"遅咲きのアタッカー"であると。
大ケガがありながらも大学で結果を残し、鳴り物入りで加入した彼に対する期待は大きかった。
そしてJ2へのローンを経て、彼は4年越しでマリノスにリーグタイトルという形で期待に応えた。

話を山下に戻そう。
抜群のルックスを評価され、加入してすぐモデルの仕事が舞い込むなど次世代の筆頭格として期待されていた。
おそらく3期のなかで最初に個人仕事をゲットしたのが山下だったはず。そのぐらい最初の期待値は山下が一番高かったと思う。
そういった意味でも山下は"遅咲きのセンター"であるといえるだろう。
個人でモデルやドラマ出演など多岐に渡って活躍している分、あまりピンと来ない人もいるとは思うが僕はこの言葉はピッタリであると感じている。

山下は決してエリート街道を歩んではいない。
それはHuluで配信されたドキュメンタリーからも見て取れた。
挫折を経験し、苦労してきた人物だ。でも彼女は自分が魅了された芸能界で輝くことに執着した。その信念の強さとそこから来るプロ意識には僕も学ぶことが多い。
今後も彼女がプロのアイドルとして成長する姿を見ていきたいし、応援したいと思う。

山下はセンターになった。
でも僕はその先の山下美月がどうなるかのほうが楽しみだ。
この曲のように山下美月が納得する山下美月になる様をこれからもずっと見届けたい。

山下美月は歴史を作った先輩たちのような唯一無二の絶対領域へと足を踏み入れようとしている。


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