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めまぐるしく過ぎ去った2022→ていねいに生きる2023

喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます。
2023年もよろしくお願いいたします。

この記事は神奈川へ戻る新幹線で書いています。

本当なら今ごろ、ノエビアスタジアムで全日本高校女子サッカー選手権決勝の取材をしているはずでした。が、12月30日の1回戦を最後に体調不良で取材をキャンセルし、残りの日々をホテルで過ごしていました。

ホテルが快適だったことがせめてもの救いです。

★★★

「2022年の振り返り」

この話題には触れないで、新しい一年を歩き始めようと思っていました。

なぜかって、あまりにも不甲斐なく、口にするのも恥ずかしい一年だったから。

ではなぜ考えが変わったのか?

それは新年早々、いきなりつまづいたからです。

「年が変わって心機一転!」と言いがちだけど、実際には数字がひとつ増えただけで、なにかが急に変わるわけじゃない。

そう自分に言い聞かせていた矢先の出来事だったからです。

年が変わってなにもかもリセットされるわけではなく、いま起こっていることはこれまでの積み重ねの結果です。

だから焦らず、少しずつ挽回していこうと思っています。

★★★

「人生最悪の一年」

2022年がどんな年だったのかというと、これに尽きます。

親のお世話、亡くなった後の手続き(これはまだ終わっていない)、家事などの日常生活。これらをこなすだけで毎日があっという間に過ぎていきました。

女子サッカー関連でやりたいと思っていたことがほとんど何も出来ずに終わった。そんな一年でした。

そう言えば、誰もが納得してくれるかもしれない。”仕方ない”と、声をかけてくれるかもしれない。

でも違うんです。こうなる前からいっぱいいっぱいで、親のことが出てきたことでもともとの問題が顕在化しただけでした。

具体的になにができなかったのか。それは口にするのも恥ずかしいので、自分の心の中に留めておきます。

★★★

2023年のキーワードは「ていねいに」。

ぼくが好きな書き手、松浦弥太郎さんの著書「今日もていねいに」から取った言葉です。

今年はやりたいことがたくさんあります。自分のためだけに使える時間もたくさんあるはずです。だからどんどんやっていきたい。

理想としてはそう思う。でも年が変わったら急にやりたいことができるようになるわけじゃない。それは上に書いたとおりです。

次から次へとやりたいことが生まれてきて、やるべきことも山積み。息つく暇もなく、それらをこなす毎日ではなく、仕事も日常生活もひとつひとつ噛み締めるようにやっていきたい。

毎日、毎週、毎月、そして一年を振り返ったとき、上手くいった・いかないに関わらず、なにかをやった実感を残していきたいと思います。

そして時には立ち止まって自分と向き合ったり、アップデートしたり、常になにかを取り入れる余白を持っておきたい。そういう一年にしていきたいと思います。

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