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新年度〈つながり〉が生まれる!クラスレク3選

新年度が始まりました!

教師もドキドキの4月ですが、生徒はそれ以上にどんなクラスになるのか不安と緊張でいっぱいで過ごしていると思います。

そして、始業式が終わり、クラス替えをしたばかりの頃は、生徒同士も探り探りで休み時間を過ごしています。

仲のいい子がいる場合はいいですが、話しかけたくてもきっかけがなく、一人でポツンと座っている子もいます。

4月は【クラスの生徒同士のつながりを作っていくか】の勝負の月でもあります。

そこで、生徒同士のつながりをつくるために、簡単なゲームを行うようにしています。

小さなきっかけをつくるだけで、子どもたちはどんどん仲良くなっていきます。

また、楽しい時間を共有するだけでクラスの雰囲気が明るくなります。

まさにいいこと尽くし!

是非参考にして取り入れてみてください♪

つながりが生まれる!クラスレク3選

1. 絵しりとり

クラス全体で班対抗でやるのも面白いですが、私は昼休みに数人に声をかけてやったりしています。

休み時間、1人で本を読んでいたり絵を描いたりしている生徒に声をかけていきます。

紙と鉛筆を用意して教卓の上で絵しりとりを始めます。

教師も一緒にやりながら盛り上げます。

すると、周りに自然とクラスの生徒が集まってきて、輪が広がっていきます。

クラスの中には、普段おとなしいけど絵がとても上手な子がいたりします。

絵しりとりをすることで、自然とその子が脚光を浴びて輪の中に入りやすくなります。

また絵が苦手な子でも、逆にそれが盛り上がったりして、みんなが楽しめるゲームです。

💡ポイント💡
担任がとにかく大袈裟なリアクションをしながら盛り上げる!

2. ◯◯といえばゲーム

班のみんなでお題に対する答えを合わせるゲームです。「以心伝心ゲーム」とも呼ばれます。

担任が「〇〇といえば?」というお題を投げかけます。

解答者の全員で、それぞれ答えを考えます。

会話をしながらヒントを出し合ってもいいです。

ただし、答えを口に出して言ってはいけません。

出題者が「せーの」と言ったら、回答者は一斉に自分の回答を発表します。

たとえば、「夏休みに遊びにいく定番の場所といえば?」というお題に対し、「海!」など、班員の回答が一致すればクリアとなります。

このゲームをすることで、自然とお互いの考えについて話すことができます。

たとえ一致しなくても、意外な回答が出たりしてかなり盛り上がります。

自分が当たり前に思っていたことが実は相手は違っていたりして、楽しく相互理解を深めることができます。

💡ポイント💡
・全員の答えが一致するのが目的です。自分の考えというよりも、みんなが答えそうな答えを考えます。

・考える時間を30秒などと決めておいてもいいです。

✅例題

おでんの具の定番と言えば?
お味噌汁の具の定番と言えば?
カレーに入れるお肉の定番と言えば?
おにぎりの具の定番と言えば?
冬の鍋の定番と言えば?
テンションが上がる給食のおかずと言えば?

3文字の野菜と言えば?
4文字のフルーツと言えば?

赤い野菜と言えば?
白と黒の動物と言えば?

大きい動物と言えば?
小さい果物と言えば?

慣れてくるとポーズでやっても面白いです。

「モデルのポーズといえば」
「ボディービルダーのポーズといえば」

せーの!で一斉にポーズをとります。

私はこのゲームを終学活で毎日お題を変えて一題ずつやっていました。

揃わなかったものを発表してクラスで共有すると全体でも楽しめるのでおススメです。

3. 絵心選手権

お題を聞いて、何も見ずに30秒以内にその絵を描くシンプルなゲームです。

制限時間があるところがおもしろいポイントで、普通のお絵かきにゲーム性が加わります。

一斉に見せ合い、班の中で1番似ている人を選びます。

また、独創的な絵を描いた人【画伯】も一緒に選ぶと盛り上がります。

いつも目にしているものも、絵を描くとなるとかなり難しいです。

中には、とんでもなく恐ろしいピカチュウやアンパンが登場することも!

最近は壊滅的に絵が描けない人や、個性的な絵を描く人を、好感を持って「画伯」と呼ぶことも多いので、絵が苦手な子もその日のヒーローになったりします。

こちらもかなり盛り上がります!

最後に

生徒にとってクラス替えは人生を左右するほどのインパクトがあるものです。

このゲームをすることで、生徒の気持ちが和らぎ、クラスにあたたかい雰囲気ができていきます。

どなたかの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪


人生をよりハッピーにしていくための『はぴねす通信』を発行しています。

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