見出し画像

発達障害のあるお子さんと共に楽しむ新しい遊びの探求


お子様との日々は、常に新しい発見と成長の連続です。

特に、発達障害を持つお子様をお持ちの親御さんにとっては、その子なりの興味や活動を見つけ、支援することが重要です。

しかし、子どもの好みは時に変わります。

かつては新聞破りに夢中だったお子様も、ある日突然その興味を失うことがあります。

では、新たな興味をどうやって見つけ、育んでいけば良いのでしょうか?

興味の変化を受け入れる


子どもの興味が変わることは、成長の自然な過程です。

これを理解し、受け入れることが第一歩です。

興味や関心が変わる理由は様々で、季節の変化、繰り返しの多さによる飽き、新しい刺激への好奇心などが挙げられます。

お子様の変化を受け入れ、一緒に新しい興味を探求する姿勢が大切です。

新しい遊びの提案


新しい遊びを見つける過程は、親子での絆を深める絶好の機会でもあります。

以下に、新聞破りの代わりに楽しめる遊びを幾つか提案します。

1.スライム遊び

スライムは、そのユニークな触感で多くの子どもたちを魅了します。

特に、ラメ入りのスライムは視覚的にも楽しく、創造性を刺激します。

プラスチック製のはさみでスライムを切る作業は、感覚刺激だけでなく、手先の器用さを養うのにも役立ちます。


2.オノマトペを用いたタッチゲーム

オノマトペを活用した遊びは、聴覚と触覚の両方を刺激し、言葉と感覚の結びつきを強化します。

「ちょんちょん」や「たたたた」といった音を出しながら、お子様を優しく触ることで、コミュニケーションの幅が広がります。

3.シール貼り

シールは、子どもたちに大人気のアイテムです。

着せ替えシールなどは、創造力を促すと同時に、細かい運動能力を養うのに最適です。

お子様が好きなテーマのシールを用意することで、さらに興味を引きつけることができます。

4.手形アート

安全な絵の具を用いて、お子様の手のひらに塗り、それを紙に押す活動は、色と形の発見だけでなく、感覚的な喜びも提供します。この遊びは、家族で楽しめるアート活動としても人気があります。

5.風船バレー

風船に紐をつけて、それを打ち合う遊びは、運動能力と協調性を育む素晴らしい方法です。

また、風船の動きを追うことは、集中力を高めるのにも効果的です。

安全性への配慮

特にスライムなどの遊びを提供する際は、安全性を最優先に考える必要があります。

スライムは口に入れる危険性があるため、「お口に入れたら遊びは終わり」というルールを設け、お子様が理解できるように事前に説明することが重要です。

まとめ

子どもたちの興味は変わりますが、それは成長の一部であり、新しい発見への扉を開くきっかけでもあります。

親御さんがお子様の変化を受け入れ、一緒に新しい興味や活動を探求することで、親子の絆はさらに深まります。

提案した遊びが、お子様との新たな楽しい時間を創出する一助となれば幸いです。

お子様一人ひとりの個性とペースに合わせて、楽しい時間を共有しましょう。

なお、フォレストキッズでは毎朝全教室を繋いで、よりよい療育のために各教室の療育ノウハウを共有するミーティングを行っています。

今回のブログでお伝えしたノウハウはミーティングで共有された情報をまとめたものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?