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はじめまして ~スローリーダーシップの授業をきっかけに「森と人のつながり」のnoteをはじめます~

noteを始めたきっかけ

noteを始めました。
きっかけは、野村恭彦先生の「スロー・リーダーシップ」の授業をとったことでした。

以前から、森と人との関わりを変えることで、森も人も生き生きできる関係が作れるのではないか、と考えていました。

それに関して、ちょこっと勉強したり、ちょこっと活動に参加したりはしているものの、問題が大きすぎて、都会に住む、普通の会社員では何も変化を起こせないと感じていました。そんなとき、以前からファシリテーションの著作やワークショップの活動などで、どんな先生だろう?と興味を持っていた野村先生の「スロー・リーダーシップ」の授業をとることができました。

スロー・リーダーシップとは

スロー・リーダーシップとは、これまでのファスト・リーダーシップが、ある期間内にある結果をだすことを目標としているのとは、全く異なるリーダシップの形です。課題が明確で、最適解またはそれに近い解が出せる場合にはファスト・リーダーシップが適しています。
それに対して、いまの世界では、関係者の間で「こうしていけばいい」というような合意がなかなか得られないようなテーマが多くあると思います。
森と人の関係づくりもそのようなテーマだと思います。

スロー・リーダーシップの中で、私が特に強く印象を持ったのは、以下のような特徴です。
・時間軸について、長い時間軸を想定しており、極端には自分が関わる間に結果がでなくてもいい。100年後に結果がでるのでもいい。
・リーダーの形について、特定の人がリーダーというより、関わる人たちみんながそれぞれ貢献する。
・目標について、最初に設定した目標が変わってもいい、変わることが当たり前。

この考え方だと、すごくパワーがあるわけでもなく、すごく賢いわけでもない私でも、一人の担い手として、私がやりたいテーマについて、私なりのスロー・リーダーシップを発揮できるのではないかと感じました。

野村恭彦先生@KITの資料より

スロー・リーダーシップでどう行動するか

そう思ったとき、どう行動していくか。
スロー・リーダーシップでは、初めに自分の「旗を立てる」、次に「聴ききる」、それによって「ともに変わる」ことで、共創的な関係性をつくることが目指す成果になると考えられています。

野村恭彦先生@KITの資料より

授業で「聴ききる」=さまざまな相手のことを最後まで聴ききる、ことが課題として出されました。
私の場合の旗は「森と人が楽しく支え合う関係を作る、両方がいきいきするように」とおいて、まずは2名の友人に考えを聴かせてもらいました。

課題なので、やってみたところ、その体験が、想像以上におもしろいものでした。相手の方の考えや、持っている知識は本当に想像以上で、いままでもいろいろな場で会話はしてきたけれども、30分くらいの対話でもこんなに聴くことができるんだとおどろきました。また、それぞれ感情をこめて話してくれるので、ただの情報としてだけでなく、自分の中に入ってくることも実感しました。正味30分くらいの対話だけれども、私にとって、とても視野を広げてくれて、学びになるし、私のモチベーションの燃料にもなると感じました。
また、その中で、友人が「大きすぎるテーマで、自分は自信がなくてあきらめる感覚があったけれども、スロー・リーダーシップという考え方に刺激を受けました」というコメントももらって、私自身も同じことを感じました。

これから

この体験が非常におもしろく、もっといろいろな人に話を聴いてみたい!と思うようになり、聴くだけでなく、記事にしてみようと思い、noteをはじめることにしました。

#スロー・リーダーシップについて、ここでは私の理解で書いていますので間違っているところがあるかもしれません。間違いに気づいたら、随時修正していきます。

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