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自由に生きるマインドを手に入れるために手放すべき10の思考

自由に生きるためには自由なマインドが必要。

でも、がんじがらめの人間関係の中でどうやって?

今日は知っているだけで、とらわれないマインドセットになれる知識。

その前に、

前回は3つの方法で脳内フィルターをかける方法をお伝えしました。↓

https://note.mu/forestmorito/n/nc0f958479660

これまでの方法は少しだけ努力を要するもので、向いている人には最適であるものの

実践するまでに負担に感じる人も中にはいるかもしれません。

そこで、今回はそんな人に向けて。

ただ知っておくことだけで意識化される

今回は人が自分自身を苦しめるネガティブバイアスについてのお話です。

これがあることで、私たちは様々な不安に支配され、無意識に可能性を閉じてしまっていることがあります。

知っているだけで、色んな恐怖から解放されるのではないかと思います。

ネガティブバイアスには以下のようなものがあります。

*バイアス…認知のかたよりのこと。

1,全か無かの法則


ものごとを全か無かで捉える。

『失敗したら今までの努力は全て無駄になってしまう。』などの思考。

0%か100%で即決してしまうのは危険だし、もったいない。

そのときできなくても、努力した過程が、今後の歩みのプラスになるのは間違いない。

30点でも、30点分の価値がある。

2,白黒思考


1 に似ている。ものごとを白か黒かで考える。

『あの人は私のこと好き?そうでないなら嫌われてるのね。』など。

ものごとをよく観察すると、ほとんどのことがグレーゾーン。

白黒で判断して遠ざけたり近づけたりすることも、危険だし極端。

大事なのは色即是空の視点。

3,読心バイアス(リーディングマインド)


相手の気持ちを読んだ気になっている。

人が他人の気持ちを的確に読むことは、あり得ない。心理学者や脳研究者などもそう語ります。
(ただし、経験や雰囲気など、大枠で感じとる側面はある)

『今、ぼくのこと、鈍臭いやつだなあ〜と思ったでしょ。』など。

視覚情報のみで、相手の心情を的確に捉えてしまえば、人と人の共存は窮屈になっちゃいますね。

その捉え方には、私たちのバイアスが含まれています。相手の心情は必ずしも、そうだとは限らない。

4,ラベリングバイアス


あの人、いつも机の上がキレイだね。→『真面目で几帳面な人だね。』

英語の勉強してるの?→『じゃあ英語ペラペラだね。』

など。その人にラベル(レッテル)を貼るバイアス。

机をキレイにしてても、タンスの中はグチャグチャで本当は弾けた人なのかも。

英語の勉強も始めたばかりかも。

5,自分化・他人化


『今回のプロジェクトが失敗したのは全て自分が悪い!』→自分化

『今回のプロジェクトが失敗したのは全てあいつが悪い!』→他人化

6,すべき思考


『日本人たるもの〜すべきだ。』

『始めると言ったからには、最後まで貫徹すべきだ。』など。

ちょっと、窮屈な思考!


7,永久思考


『スケボーにチャレンジしたけど、コケまくった。
俺には向いてないし、二度とやることはないだろう。』

『あの2人は喧嘩が多い。ずっとそういう関係なんだろう。』

『私は野菜ジュース苦手。一生ムリ!』など。

しばらくしたら、その感覚、変わるかもしれませんよ!

8,破局化バイアス


目の前の小さな失敗から、未来が破滅するほどの大きな出来事にイメージを膨らませる、拡大化バイアスの一つ。

『上司に送った文章、時候の挨拶を間違えちゃった…これで、別の部署に異動だ。』

『面接で、マニアックなこと言っちゃった。間違いなく不合格だ。』など。

9,拡張化バイアス


『彼女がチラッとこっちを見てくれた。俺のこと絶対好き!』

『体重1キロ増えた。ヤバい太った!食べ過ぎだ!』
など。

小さな出来事を大袈裟に捉える。

10,過小評価バイアス


『みんな、いいって言ってくれるけど、全然ダメ。過去最悪の出来だった。』

『あなたが私を評価してくれるけど、全く大したことなくて、〜もできないし、〜もダメだし…』など。

相手からの評価を素直に受け入れ、自分の良かったところ、課題を客観的に分析しましょう。


以上10パターン紹介しました。


個人的にはどの思考も経験しています…

今も時々、このバイアスに襲われる時があるかも。

ものごとを、ありのままに捉えることがどれほど難しいことなのか分かりますね。


だけど、これらを知るだけで、自分の偏った認知の仕方を振り返る手助けになると思います。

また、自分に対して言葉を放つ相手のバイアスのパターンも 冷静に捉えられるので、マイナスな言葉を真に受けなくても済むようになります。


ネガティブなバイアスで、自分の可能性を殺してしまうのはもったいない。

とらわれそうになったら、10個のバイアスを思い出して、ふりほどいて、どうせなら、いい思い込みを上書きした方がお得ですね。


今日は、客観的なものの見方をするために、人が陥りやすいネガティヴバイアスを紹介しました。




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