フォレスト出版編集部の寺崎です。
前回記事では「NISAとiDeCoは何歳から始めるべきか?」ということで、NISAとiDeCoを始めるのにベストな年代を解説しました。
今日は「じゃあ、NISAとiDeCo、いちおう両方やるつもりなんだけど……どっちを先にやったほうがいいの?」と疑問をお持ちの方に、新刊『NISAとiDeCoでお金を増やす方法』(山崎俊輔・著)から引用してご説明します。
基本的考え方は「iDeCoファースト」が基本
答えはもう出ましたね。
ズバリ・・・iDeCを先にやれ!というわけです。
その理由は「掛け金段階で非課税」という税制優遇が圧倒的なメリットだからです。NISAは毎月稼いだ金額からすでに税金が引かれたお金で投資するわけですが、すでにこの段階で税金が引かれてしまっています。
また、自由に引き出せないというiDeCoが持つデメリットが、逆にメリットになる、と著者の山崎さんは主張します。
iDeCoのデメリットがむしろメリットになる
「この貯金口座には絶対に手を出さないでおこう」と固く誓ったものの、家計のキャッシュフローが悪化して、ついつい貯金を切り崩してしまう・・・。
そんな経験がみなさんありませんか。
NISAの場合もそれができてしまうのですが、iDeCoは無理です。絶対に途中で引き出すことができません。だから、そのデメリットを逆に利用してメリットとしようじゃないか!というわけです。
※さらに詳しくは新刊『新NISAとiDeCoでお金を増やす方法』ご参照ください。