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オーストラリア銀行について

駐在赴任、留学、ワーホリなどでオーストラリアに来る際の銀行口座開設については下記のリンク参照願います。ここでは、オーストラリアの銀行口座(一般的)についてお話します。

銀行口座について

銀行口座には大きくわけて4種類のアカウントがあります。
(各行名称は異なる)

  1. Daily transaction account: 普通口座。利子は付かないがデビットカードとしてクレジットカード機能(VIISAやMaster)がカードに付随されていることが多い。ほとんどの場合、口座維持費用が発生するが、毎月一定額を入金(給与振り込みなど)をすることで免除される。

  2. Saving account: オンライン口座。利子が付く預金口座、直接ATMから引き出しやEFTPOSの利用ができない。

  3. Term deposit: 定期預金口座。期間と金額を固定して利子利益が見込める。日本の定期預金と同じシステム。

  4. Cheque Account:当座預金口座。小切手支払いが必要なな場合に利用(近年個人的に使われていないと思われる。
    通帳が存在しない:オーストラリアの銀行には通帳がなく、各自で残高確認をオンライン等で行います。また一定期間のトランザクションが記されたステートメントが発行されるところもあります。

銀行口座の注意点ー日本とここが違う!

口座維持手数料がかかる:普通口座では毎月数ドルの口座維持手数料が設定されています。ただ、学生さんや毎月一定額の振り込みがある場合などは免除になり、実質無料のところが多いです。

通帳が存在しない:オーストラリアの銀行には通帳がなく、各自で残高確認をオンライン等で行います。また一定期間のトランザクションが記されたステートメントが発行されるところもあります。

銀行指定のATMを使う限り時間制限なし:日本では時間で手数料がかかりますが、銀行指定のATMを使う範囲であれば基本使用料はかかりません。他行やパブやコンビニにあるマルチのATMを使うと手数料がかかる場合があります。

クレジットカード決済手数料がかかる:クレジットカード決済を選ぶと手数料がカードホルダー負担の場合があります。(2-3%のクレジットカード・フィー(手数料))通常、Visa&MasterはAmexに比べると少しフィーが安くなります。

キャッシュカードの機能

オーストラリアのキャッシュカードはATMでお金を引き出すだけでなく様々な機能が付随してます。

  1. キャッシュカード:当然ながら、カードを使って自分の預金を引き出すことができます。

  2. デビットカード:銀行によりVISAやMASTERのデビットカード機能がついてきます。クレジットカードと違い支払いをしたタイミングで口座からすぐに引き落としされます。

  3. コンタクト・レス:VisaカードではpayWave、MasterCaardではPayPassと呼ばれる機能です。支払いの際にキャッシュカードをかざせば決済が完了します。100ドル未満の決済であればカードをかざすだけ、それ以上の金額の場合はPIN(暗証番号)を入力すれば決済することができます。

  4. Tap&Pay:非接触決済に対応している携帯を持っている方は、アプリを利用してデビット機能がついたキャッシュカードを登録すればお使いの携帯電話で非接触決済を利用できます。

  5. EFTPOS(エフトポス):デビットカード機能と同じような仕組みでEFTPOSを使う事によりキャッシュカードで支払いができます。(デビットカード機能と同じく即時に口座から現金が引き落とされます)また、手数料がかかる場合がおおいですが、EFTPOS機能を使って現金の引き出しも可能です。


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