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オーストラリア・コロナビザ

オーストラリア在住の留学生の6人に1人が、入国後に学生ビザ(査証)を放棄し、新型コロナウイルス流行下の緊急措置で制限なく1年間就労できるCOVIDビザ(サブクラス408)に乗り換えていたとの事。就労ビザ取得への抜け道として、現在は最も需要のあるビザだそう。

このコロナビザ(サブクラス408)は、コロナ禍で国境が閉鎖している間の措置として、ビザが切れた、または90 日以内に切れる人を対象に、合法
的な滞在と就労を可能とする為に新設された。同ビザの保有者は、1年足らずで1万7,000 人から、5月末時点で10 万5,300 人に急増した。同ビザは無料で、オンライン申請が可能な上に、ほぼ即時で取得できるという。

新型コロナが収束した現在、同ビザが存在する理由がない、12か月が経過しビザが切れると人々は途方に暮れ、帰国するか亡命を申請するか、不法残留するかのいずれかを選択することになるだろうと声がある。

政府は同ビザを廃止する方向にあるとみられる。


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