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【クラファン掲載後インタビュー】 「紛争や災害の被害にあった人々の命と暮らし尊厳を守り、平和な社会をつくりたい。」 #STANDFORGOOD

この記事ではFor Goodでクラウドファンディングに挑戦した実行者さんに活動のキッカケやクラファンでの取り組み、これから作りたい社会などについてインタビューしていきます。
今回ご紹介するのは、平和な社会を目指すテラ・ルネッサンスさんのプロジェクトです!


プロジェクト概要

実行者:認定NPO法人テラ・ルネッサンス  島 彰宏さま
■目標金額:70,000,000円
■支援金額:10,475,000円
■支援人数:499人

紛争被害によって苦しみを抱えた人々を救うために、20年以上活動を続けてきたテラ・ルネッサンスさんは、これまで200人以上の元子ども兵の社会復帰を支援してきました。
しかし近年、円安や物価高の影響もあり、いくつかの事業が縮小・撤退を検討せざるを得ない状況になっています。そこで今回、これまで取り組まれてきた国際協力を継続するため、クラウドファンディングを通して支援を募る挑戦をスタートさせたのです!

実行者さんにインタビュー

Q.テラ・ルネッサンスさんの取り組みを教えてください

テラ・ルネッサンスは、世界で紛争に苦しんでいる方々の自立支援を行っている団体になります。
これまで長い間紛争が起きている国や紛争後も地雷や不発弾などで苦しみ続けている国に住む人々に対して、もう一度生きるチカラを取り戻してもらえるようなサポートを行っています。

Q.クラファンの取り組みについて教えてください

現在、物価高や円安の影響によって海外で活動するということが、資金的に苦しい問題がありました。
私たちが海外で活動する際には、日本で寄付や助成金、事業収入等をもとに資金を調達しています。
しかし、昨今の物価高や円安によって、苦しんでいる人々に届けるための資金が、私たちの想定よりも増えてしまう事態に陥ったのです。
このような課題がある中でも、私たちがこれまでと変わらず、現地の方々に対して支援を届けるために、今回For Goodでクラウドファンディングを実施しました。

Q.取り組まれている課題を教えてください

国によって様々なケースがあって一概に言えることではありませんが、例えば、ウガンダという国のカラモジャ地域では、今でも食料が足りない状態にあります。
近年問題となったウクライナの紛争による物価高騰の影響で、貧困層の方々が簡単に食料が買えない事態に陥っているのです。
そんなカラモジャ地域で私たちが行っている支援としては「食料が買えないならその場で作れる状況を整備していこう!」といった農業支援を行っています。
カラモジャ地域は紛争と直接関係があるわけではないのですが、他国の紛争が様々な地域に影響を与えて、苦しんでいる人々がいますので、この方々を救うために私たちに何ができるか?を考えて支援を行ってきました。

Q.テラ・ルネッサンスさんが目指す社会を教えてください

テラ・ルネッサンスは「世界平和の実現」というビジョンを掲げ、人だけでなく、すべての生命が安心して生活できる社会を作りたいと思っています。
そのためには、今紛争で苦しんでいる人たちが、自分の力で生きていけるようになるための支援を行うことが第一です。
ただ、現地にある課題を解決するだけで、世界平和が実現できるのか?と言われればそうではないと思っています。
最終的には根本的な社会課題を生み出している社会構造を変える必要があると思っています。
例えば、私たちが新しいモノや良いモノをほしいと思っていることによって、それを実際に作っている貧困層の多い国に負担が強いられてしまっている可能性もあります。
このような現状に対して、物を消費している私たちに何かできることがあるのではないか?という考えを誰もが持ち、自分たちの行動を変えることができれば、この世界は少しずつ良い方向に変わっていくのではないかと思っています。
世界平和を作っていくためには、現場の課題を解決するだけでなく、"この地球に住む人々の意識を変えて、更に人々の行動を変えていく"ことが重要だと思っていますので、これから私たちの取り組みの中で、世界中の人々に伝えていきたいと思っています。

貴重なお話ありがとうございました!


STAND FOR GOOD

貧困・災害・紛争・環境破壊・人権など
今、世界では多くの社会問題が立ち塞がっています。
そんな中で「社会を変えるため」「誰かを救うため
クラウドファンディングへ挑戦された方々はどんな想いを持っているのか?
クラウドファンディングを通して成し遂げたい未来の姿について語っていただきました。
STAND FOR GOODでは、For Goodで生まれた「社会を変えるアクション」を多くの人に広め、これから社会を変えていきたい思っている方の原動力になればと思っています。
For Goodから生まれた「社会を変える初めの一歩」をぜひご覧ください。