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【クラファン掲載後インタビュー】「耕作放棄地を公園であり農園に子どもと一緒につくる遊び場へ」 #STANDFORGOOD

この記事ではFor Goodでプロジェクトに挑戦した実行者さんに活動のキッカケやクラファンでの取り組み、これから作りたい社会などについてインタビューしていきます。

今回ご紹介するのは、「耕作放棄地を公園であり農園に子どもと一緒につくる遊び場へ」というプロジェクトです!


プロジェクトの概要

■実行者:株式会社苗目  井上隆太郎様
■目標金額:5,000,000円
■目標支援者数:500人
■掲載期間:2023/12/01~2024/02/29
■支援人数:208人(※現時点)

ハーブやエディブルフラワーの栽培を始め、里山の環境再生などにも取り組まれている農家「苗目」の井上さんが、「耕作放棄地をなくし、美しい自然の風景や動植物を次世代に残す」ため、クラウドファンディングに挑戦しています。
今回のプロジェクトでは、耕作放棄地と呼ばれる無駄な土地を公園としても農園としても使える場所に作り替えていきます。

クラファン掲載後インタビュー

Q.プロジェクトの概要を教えてください

今私たちが取り組んでいるクラウドファンディングは耕作放棄地から公園を作ろうというプロジェクトです。
現代では、耕作放棄地と言われる無駄な土地が溢れています。
この問題を解決するため何か良い方法はないか?と考えていた時に、農村部や地方には元々公園が少ないということもあり、耕作放棄地を使って公園を作るということに挑戦しようと思いました。
また、自分が農家ということもあり、公園としても農地としても使える場所にしていきたいと思っています。

Q.現状の課題について教えてください

耕作もしない、他のことにも利用できないただの荒れ地が溢れかえっている現状があります。
このような耕作放棄地が増えることで獣害や景観などの様々な問題が発生します。また、これだけ耕作放棄地が街に溢れているにも関わらず、使いたい人の手にもうまく渡らない仕組みになっていることも大きな問題です。
自然の中にたくさん利用されていない土地があるので、これらを整備していかなければならないということが私たちの一番の想いになります。

Q.クラウドファンディングを選んだキッカケを教えてください

私が持っている土地の中で保育園や小学校にすごく近い土地があったので「ここは皆に開放して、農業をやりながら公園としても利用できる場所にしたい!!」と考えたのです。
そこで今回、なぜクラウドファンディングを始めたのか?と言いますと金銭面で皆さんに援助していただけるのと、最初のスタートアップとして今回作る公園をより魅力的なものにできると思ったのです。
動物のスペースやオフグリッドのシステム、公園のデザインなどより良いものを作るためにクラウドファンディングで資金を募れないか?と考えました。
また、耕作放棄地を地域の子どもたちに開放するという取り組みを全国にPRし、それに対してたくさんの人が賛同してくだされば、今後他の市町村で、同じようなことをやりたいと思った人の成功事例になれると思ったのです。
そのため、資金ももちろんいただきたいですが、それ以上に一人でも多くの方に賛同していただいて、私と同じような地方で暮らしている方々の中で「公園の必要性を感じている人がこんなにたくさんいるんだよ」ということを数字で残しておきたいと思ったんです。

Q.これから目指している社会について教えてください

自然環境や景観がどんどん無くなってしまっているという現状に向き合って、豊かな自然と動植物をこれからの世代に少しでも残したいと思っています。
自然破壊がどんどん進んでいる中で、それらの問題を食い止めたいし、食い止めるだけでなく、「現状よりも良いカタチ」で残していきたいという想いしかありません。

井上さんありがとうございました!


STAND FOR GOOD

貧困・災害・紛争・環境破壊・人権など
今、世界では多くの社会問題が立ち塞がっています。

そんな中で「社会を変えるため」「誰かを救うため
クラウドファンディングへ挑戦された方々はどんな想いを持っているのか?
クラウドファンディングを通して成し遂げたい未来の姿について語っていただきました。

STAND FOR GOODでは、For Goodで生まれた「社会を変えるアクション」を多くの人に広め、これから社会を変えていきたい思っている方の原動力になればと思っています。

For Goodから生まれた「社会を変える初めの一歩」をぜひご覧ください。