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音が煌めく

先週ソウルで行われたリョジトコン1日目行ってきました〜歌はもちろんピアノにダンス、トークやファンサまで充実したすばらしいコンサートでした。旅行の思い出とともに楽しかった時間を振り返ろうと思います。

CDがない

突然なんの話?という感じなんですが、実は今回の渡韓はリョジトコンだけでなく、OH MY GIRLのユアソロカムバも目当てにした訪問でした。リョジトコンが15日、ユアカムバが14日というまるで仕組んだかのように同じタイミングで2人が戻ってくるということで初めてそのニュースを見たとき何度見したか分かりません。
とにかく大好きな人達が同じタイミングでステージに立つということでワクワク昂りながら今回韓国を訪ねました。

KPOPアイドルオタクなら1度は音楽番組のステージを見たいと考えたことがあると思いますが、例に漏れず私もそんなオタクの一人です。なんとか今回ユアたまのカムバステージを見に行きたいと思い、韓国到着後サノクの準備物であるCDを探しに街に繰り出しました。ただ、本当に壁は高く…なんとカムバ当日はCDが置いていなかったんですㅠㅠ

私が行きたかったのはカムバ翌日の朝のサノクなので必ず前日までに(ようはカムバ日)にはCDを手に入れる必要がありました。にもかかわらず4〜5店舗回った中でCDを扱っていたショップは0。日本の歌手が曲を発売する場合、基本当日に商品がCDショップに並ぶものじゃないですか。また、サノクの準備物に入っているので当然あるだろうという感覚で行ったらしっかり躓いてしまいました。まず売り場を見てCDがない気配を感じながらも、諦めきれず店員さんにもアルバムがあるか尋ねました。しかし明日入荷しますとか取り扱ってませんと返ってくるばかりで、すっかり気落ちしてホテルまで帰りました。

もちろんグループによると思いますが、サノクの準備物の条件を満たすためにCD購入しようとしている方!当日行ってCDが必ずあるとは限りません、要注意です。

景福宮と国立故宮博物館

気を取り直して翌日は景福宮と隣接する故宮博物館に行きました。景福宮は韓服を着ていくと入場料が無料になるからか、チマチョゴリをきた観光客がたくさんいて華やかな雰囲気でした。そして肝心の建物も色鮮やかで立派で。

正面
鮮やかな色合い
天井に花の装飾
所々に現れる狛犬的動物達
他にも色々な動物がいました
階段の装飾

故宮博物館では昔の朝鮮王族達の生活に触れられていて。入場無料でいいのかという充実ぶり。持ち手が亀のはんこや王族の着ていたきらきら鮮やかな衣装が展示されていてとても楽しめました。

徒歩で回ったソウルタワー

明洞のキンパ天国で昼食をとった後はソウルタワーまで歩いて向かいました。バスやケーブルカーでも行くことができるんですが、その日は天気も良く気温も15度近くあり、気持ちよく散歩できそうだったので歩いていくことに。心地よく20〜30分歩いた頃にタワーに辿り着きました。翌日しっかり筋肉痛になりましたが、ちょうどいい運動になるのでおすすめです。

近くだとうまく写真が撮れないくらいには大きい
名物?ハートキー
ソウルを一望


ついにKWANGYAへ

SMペンなら1度は疑問に思ったであろう概念KWANGYA。ついにその名を冠するSMの公式グッズショップに行きました。平日なので空いているかと思いきやさすがSM。周辺の店などは割と空いていましたが、狭い店内は賑わっていました。

さすがKWANGYA
ヒニムが2枚も
ハルワンで一休み


In The Green

そんなこんなで夜になり会場である同徳女子大学百周年記念館へ向かいました。会場はグリーンのアイテムを身につけたペンでいっぱいで。キャパが700もないくらいなので、中ほどの席でしたがステージが近い近い。アットホームな雰囲気を楽しめる会場でした。

1日目はスジュのメンバーもたくさん見に来ていて開演前からペンの悲鳴が聞こえていましたが、開演しリョウクちゃんが現れた時の興奮はやっぱり大きかったです。その日の衣装はゆったりめの落ち着いた緑のスーツで、大人っぽくてかっこよかったです。


1曲目がHello、その次がSomething Goodだったんですが本当に初っ端から引き込まれて心が震えました。今回は事前にセトリ公開という新しいコンサートだったので、全く想像だにしない曲だ!とかいう驚きは少なかったですがこういう順番で歌うんだ、次の曲は何だろうと考える楽しみはあり面白かったです。また曲をしっかり予習していけたので曲の良さとか好きな部分をよく把握してコンサートに行けて、曲をより隅々まで味わいきれた気がします。


一緒に歌った파랑새

次の파랑새の間奏はリョウクちゃんに歌ってねってマイクを向けられたので、一緒に歌いました。ペンも歌練習してきてね、一緒に歌うからという触れ込みだったのでドキドキしながら行きましたが本当に歌詞はずっと出してくれていましたし、難しすぎる部分はなかったので一緒に歌う一体感を楽しめました。
それにしても、파랑새の間奏なんて男性の歌のはずが女の私でも全然問題ないキーでさすがリョウクちゃんだなと思いました。

続くThe Way Back to Youもサビを一緒に歌いましたが、本当にKRYが恋しかったです。かわいい曲でもともと大好きですし、リョウクちゃんオンリーという特別感もすごく良かったんですが、この曲ばかりはやっぱりKRYの3人の姿が浮かんで。KRYとして活動する日を祈るばかりでした。

圧巻のピアノ

その後MCと数曲挟んでピアノ演奏がありました。
曲はハウルの人生のメリーゴーランド。ピアノ前のMCでちょっと長いかもと前置きしていましたが、終わってほしくないくらい素敵な演奏で堪りませんでした。そして演奏も素敵で聴き惚れましたが姿勢も綺麗で、背筋とかしなやかに動く手とか全部芯が通っていて美しかったです。

また、その後のMCで弾き語りもさらっとこなすし、大袈裟かもしれないけどこの人は本当にどこでもやっていけたんだろうなって改めて感じました。
アイドルってスキルを極めてる存在ではない言われ方をするけど(アイドルなのに歌上手いとか)、リョウクちゃんは十分音楽の神に愛されているし努力も怠らないし、歌手でもオペラでもミュージカルでも演奏でも、音楽にまつわることやろうと思えばきっとなんでもできたと思います。その中でアイドルを選んで今アイドルとして私達の前に立ってくれてるんだという事実。改めて噛み締めてグッときました。

MCとスパイ

最高のピアノ演奏を終えた後は事前に募集した質問を交えてのMCでした。コロナでなかなか韓国に来れなかったシンガポールELFをステージに呼んで弾き語りをしたり、客席の親子ELFとお話ししたり、当日が誕生日のELFに即興アカペラバースデーソングを歌ったり。私が好きだったのはメッセージ中にリョウクファイティン、SJファイティン、ELF自身の名前ファイティンって書いたELFです。そこに並ぶのね、推しと自分連ねていくのね、と思わずクスッと笑っちゃいました。

また、LSSの조크든요チャレンジをしてほしいというELFの要望に応えて、会場に来ていたイトゥクシンドン、そして要望を出したELF本人が会場に上がり踊っていたのも面白かったです。

そしてELFが何より期待していたであろうSPY、リョウクちゃんがしっかり踊ってくれました。全体的に丁寧でメリハリがあるダンスでしたし、手で模した銃に息を吹きかけるみたいな振りのところなんかもう堪らなかったです。
SJで散々ネタにされているSPYですが、なかなか真っ当なものは見られないこの頃。正統派SPY本当かっこよくて最高でした。

あと忘れちゃいけないこの歌も。前にYoutubeで見て、このバンドサウンドで歌うの大好き、生で聞いてみたいな〜機会ないよな〜と思っていた曲で。まさか聞けると思っていなかったんですがリクエストに応えて歌ってくれました。リクエストしてくれたELFに感謝しかありません、本当にありがとうございます!


星の王子様 

曲順どうしようかとリョウクちゃんが悩んでいた어린왕자、思ったより早く中盤くらいで披露でした。ピアノの静かな入りから月をバックにしっとり、そして熱く歌い上げてくれました。

この曲は以前から何度も何度も音源は聞いていましたし、このコンサートでsetlistに入ったということでまたさらに聞き込んでいました。それでも生で、あの空間で聞けた感動は本当に本当に大きかったです。心底嬉しくてすばらしくて涙が出てきたし、もう音の満ち方が圧倒的すぎて聞き入るしかありませんでした。

この間のSMTでも披露して観客の関心をかっさらっていった名曲をあれほど近い場所で生バンドの演奏とともに味わえるなんて本当にまたとない貴重な機会でした。

キムリョウクの歌

その後に취해やCalendarなど数曲続き、最後にEverlasting Loveが歌われました。最初からすごく歌はうまかったんですが、この辺りからフルスロットルというか、さらに歌に磨きがかかっていて。また、生バンドも本当にマッチしていて、間の取り方、静寂の使い方さえも本当リョウクちゃんの指ひとつというか。それくらい場の作り方がうまくて、魅力されました。

リョウクちゃんの歌は耳で聞くだけじゃなく、本当に体に染み渡っていくというか。それぐらい透き通っていますし、音の圧がすごいので体全部で受け止めなきゃ、と思わされます。
もし仮にこのコンサートが映像化されたとしても、あの空間で味わった全てを感じることはできないだろうと思います。それぐらい生のキムリョウクの歌が最高でした。

アンコール

Everlasting Loveが終わったあとリョウクちゃんが退場、アンコールアンコールとペンが叫び始めました。アンコールって割とバラバラというか会場が広いとバラけがちだと思うんですが、さすがにこの規模感だとバラることがなく。一体感ある揃い方でした。そこからしばらくして、そろそろかなという頃にドラムのお兄さんがアンコールを先導し始めたのも良かったです。時系列あやふやですが、そのあたりで어린완자をペンで合唱したのも楽しくて。

そしていよいよTシャツとデニムに着替えたリョウクちゃんが出てきてSugarがはじまりました。Sugarだったかその次の曲だったか、リョウクちゃんが客席を回ってくれて。通路側に座っていたので、間近でリョウクちゃんを見ることができました。本当にキラキラを目いっぱい浴びましたし、改めて大好きだな〜と実感しました。

また、その最中兄さんがリョングを羽交い締めかと思うほどぎゅうぎゅうに抱きしめ、ドンへちゃんがマイクで歌い出すという珍事が起きていたことも後ほどトゥギのストーリーで知りました。なんとなくインスタを開くと面白すぎる映像が流れ出し、めちゃくちゃ電車で笑いましたが(不審者すぎる)リョウクちゃんを愛しく思う気持ちばかりは私にもよくわかりました。


こんなに充実した満足度の高いコンサートに行けて本当に幸せいっぱいでした。行く前はもっと大きい会場でしたらいいのにと勝手に思っていましたが、この規模感の会場ならではの良さがいっぱいで。暖かい雰囲気で余すことなくリョウクちゃんの歌を味わことができました。

またコンサートを通じて音楽に対する真摯さ、ペンへの心遣いなど改めてリョウクちゃんの良さを感じられ、素敵な人だな、出会えてよかったなと思いました。また次に会える日を願って、歌を聴き込んでおこうと思います。それではまた。



またね

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