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【推し活】楽しく生きるオタクちゃんたちの生態解説(仮)


はじめに

 Foルてはオタクである。
 自己紹介などでも言っているけど、広く浅く様々なオタクをやってきたし、今現状この記事を書いている間もオタクだ。ざっくりオタク歴を辿ると……

アニメ・マンガ ➡️ 声優・俳優 ➡️ 歌い手 ➡️ 三次元のアーティスト系(now!)

 まぁ、だんだんとリアル寄りになっている(笑)
 好奇心と行動力がバグってて妙に飽き性な一面もあるため、基本は広く浅くだ。今でもアニメやマンガ、声優や歌い手もゆるーくチェックしていて、作品やライブを見たり、グッズを買ったりしている。

 一途に推している方々には少々申し訳ないが、これが私の推し活だ。 

あくまでも、独断と偏見と経験則で語っていく

 オタクと言っても、様々な界隈に様々な系統のオタクがいるのは理解いただけるだろうか。Foルての場合、アニメ・マンガ(二次元)の時は腐ってたし、俳優や歌い手など今の界隈(三次元)では、過去の作品や配信などを見まくるという情報収集タイプだった。
 包み隠さずに言おう。私は腐女子で、情報収集(コレクター)タイプで、深く入りすぎない後方彼女面タイプのオタクだ。

 だからと言って、同担拒否やリアコ勢が理解できないわけではない。むしろ尊敬しているくらいだ。
 だって、推し……1人の人間やキャラクターに対して、一途な感情を持ち続けていることができているのだから。私には到底できないような気持ちの持ち方、考え方は純粋にすごいと思うし、敬意を払いたい。
(この時点でオタク用語バンバンで意味不な人がいるかもしれないが、後ほど解説していくので、もう少し我慢して欲しい)

 ここから先の解説は、あくまでも私個人の感覚だ。
 オタクちゃんたちの相談を受けているうちにできあがっていった、Foルての独断と偏見と経験則で語らせてもらう。人間という生き物である以上、個人差があるわけだし、誰1人として全く同じオタクもいないだろう。

 人付き合いをしていく上での参考程度に読んでくれたら幸いだ。

以前流行った、オタクちゃん共感!なこの曲。
歌詞はもちろん、ちゅーたん(CV:早見沙織)の歌い方にも注目!私もそうだが、比較的多くのオタクちゃんがこんな生き方をしているのではないだろうか?

あと普通にかわいい♡

生態解説(仮)

①同担拒否タイプ

 最近よく聞くようになったであろうこのワード。
 おそらく、1つ2つ昔のアイドルファンの方々などからしたら、理解しにくいのではないだろうか。SNSを通じて、推しと直接やり取りできるようになったからこそ、生まれたタイプだと考えている。

 同担拒否タイプをわかりやすく言い換えるなら、同じ人を推しているオタクちゃん(自分と同じファン)が近くにいると自分が辛くなるから離れて欲しいと感じるタイプ
 人一倍嫉妬深かったり、独占欲が強いのだと思う。とても真っ直ぐで一途な好意を持っている人たちだ。
 「自分の知らないことがあるのが嫌だ」「自分が知らない表情をしているのが嫌だ」「自分じゃない人と一緒にいるのが嫌だ」とまぁ……色々だ。人のよって考え方、感じ方が違うからあくまでこれらは一例。

 少し前の人たちにとって、推し(アイドル)への好きは共有してなんぼだったのだと思う。私だってそういう考えを持っているし。オタク同士で「推しのここが好き」とか「このグッズのビジュが神!」とか語り合うのも、自分からは出てこない感想が聞けるから面白い。

 知らない推しの知識に対して、好奇心の刺激というプラスになるか、妬みや不快さといったマイナスになるか……どっちの感情を持っていてもいいが、前向きに捉えられるようになるのが推し活の楽しさに繋がるだろう。

②リアコタイプ

 リア恋、ガチ恋などと言ったりもする。場合によっては、夢女子も当てはまるかもしれない(特に二次元界隈では)。
 人間なのでこの感情は持って当たり前。ただ、同担拒否と同じで、SNSで通じ合う距離感だからこそ、より目立つようになってきたタイプだと思う。

 リアコタイプをわかりやすく言い換えるなら、推しを1人の男性(あるいは女性)として見ていて、人生レベルで本気の恋愛をしているタイプ
 推しの見た目がど真ん中ストライクだったり、思考や発言に惹かれていったり、よくわかんないけど一目惚れだったり、理由は様々で色んな人がいる。ただ一つ共通しているのが、リアコなオタクちゃんたちはみんな、
 恋をするのに意味も理由もなくていい。それを聞いたり、深く突っ込むのは野暮だ。

 リアコオタクちゃんにもいくつか種類がある。大きく分けると2つ。
 推しが来ることに喜びを感じるか、推しに向かっていくことに喜びを感じるか。
 
前者は、ライブなどでの確定ファンサや、チェキ会などでの距離感にキュンとするタイプだ。純粋で愛らしいと思う。
 後者は、あわよくば推しと繋がりたいという下心を持ったタイプ。失礼承知で言っているが、重度の危険を犯してもいいと思えるほど、愛が深いのだと思う。

 同担拒否とリアコはセットな場合が多い。
 まぁ……想像できるだろう。片想いの相手が他の子の前でニコニコしていれば、チクチクとした感情が顔を出す。
 私の友人が言った言葉を借りると、「推しがウチに見せない顔で、誰かと喋ってるのを見るのがヤダ」ということらしい。
 この嫉妬を剥き出しにして攻撃的になると、過激派と周りから思われてしまう。隠せとか、落ち着けとはあえて言わない。自覚できるようにはして欲しい。自分の身(メンタル)は自分で守れるようになるのが最も望ましい。

同担拒否が一番わかりやすく伝わるこの楽曲!
最近、ちゅーたん(CV.早見沙織)の歌唱バージョンが出たので、是非とも聴いてほしい。とても可愛いので!

③貢ぎタイプ

 端的に言えば、オタ活に全てを捧げるタイプ。生活費をギリギリまで削って、残りの全てを推しに使うという強者も少なくない。
 少し意味合いが変わるかもしれないが、類似して言えるのは信者タイプだろう。

 推しへの愛=グッズの量って考えの人が少なからずいる。推しの生活は私が支えてるんだって考えの人もいる。
 否定はしないが、肯定もしない。それだけ夢中になれる情熱があるということだろう。情熱をどこに向けるかは人それぞれなのだから。

 ただ1つ警告しておく。
 貢ぎタイプ≠オキニ(お気に入り)だということを忘れてはならない。
 オキニはあくまでも推し本人の考えや感じ方なのであって、私たちオタクが介入していいものではない。心の中で思うのは勝手だし、止めないけれど、それを周りのオタクや本人に向かって聞くのは違う。
 だって推しも人間なのだ(三次元界隈に限るが……)好き嫌いくらいあるだろうし、それを認めるのもオタクの努めではないだろうか?

④後方彼女(彼氏)面タイプ

 Foルてはこのタイプだ。古参(デビューの頃など初期から推しているオタク)だったり、ゆるーく推し活している人に多い。
 オタク同士のアレコレが最も少ないと思う。推しと同じ空間に入れるだけで幸せだったり、オタクがバレたくなかったり、積極的でも消極的でもない人が多いのだ。他人から見ても1番自分のペースで推し活しているように見える。

 後ろからの景色も悪くないぞ(笑)
 推しが舞台の端から端まで駆け回っている姿とか、メンバーと絡んでいる姿とか、はためく衣装だとか……舞台全体と推しの全身を見ることができるのだから。
 もっとも、全体のまとまりにこだわるのは、私が演劇大好き人間(演劇バカ)だからなのかもしれない。

終わりに

推し活は自分が1番楽しい・好きだと思えるやり方でやろう!

 同担他担、非オタ、誰に何と言われようとも、自分が満たされるのが推し活でオタクなんだと思う。
 同担拒否だろうが同担歓迎だろうが、貢いでいようが貢いでなかろうが、最前列だろうが最後列だろうが、関係ない。自分のベストで楽しく生きて欲しい。

 ただし、人間として生きる上でのルールやマナー、モラルは守ること。
 自分たちの行動1つで、推しや界隈の印象、イメージは簡単に変わってしまうのだから。良い印象よりも悪い印象の方が広まっていくのは早いし、根強く残ってしまう。(ネット世界なら尚更)
 オタクは悪いものじゃないと思ってもらえるように!

Let's Enjoy Your Favorite Life!

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