見出し画像

まこなり社長の動画された動画を見て感じたこと

ヤフーでこのような記事があがっていました。


マコなり社長の動画はとても面白いものが多く、チャンネル登録もしていたのでちょっと驚きましたが、一方で週刊誌の記事ですので、あまり信じすぎずでいたわけです。


しかし、とある方のSNSで、マコなり社長が社員に向けて話されている動画が公開されており、それを見たことで、「ああ、、」という心境になりました。


これを受けて自分が感じたことを3点記そうと思います。


1:理念に反しているような気がした

マコなり社長の会社の採用サイトに以下の記載がありました。

divは「人生にサプライズを」という企業理念を掲げています。
誰かの人生を幸せにする機会を提供することが私たちの存在意義です。

ビジョンは「すべての人が幸せに生きる世界をつくる」です。

大変素晴らしい企業理念、存在意義、ビジョンだと思います。それだけに、ビジョンの”すべての人”のなかに「社員」はいなかったのかなと感じました。

なぜなら自分が働いている会社の社是ではステークホルダーに社員があるからです。

社員の犠牲の上に成り立つ増収増益は、企業が目指すべき姿ではないとの想いという話を創業者から直接聞いていたこともあり、それが実践されています。


もちろん、企業は変化に適応し続けければ生き残っていけません。いつまでも過去のことに縛られすぎるのも良くないと思いますが、、この辺りはちょっと気になりました。



2:ローランド社長がすごいと思った

前提として、色々な考え方の経営者がいます。ゴーイングコンサーン=企業は存続させていかなければならないという考えだってあるわけです。そして、リストラに関する法的なところは自分は専門家でもないし分かりません。ただ、自分はローランド社長が一言で「素晴らしい」と思いました。


ローランド社長は昨年夏に自身が経営していたホストクラブ「THE CLUB」を閉店することを決断。その際、ホストメンバー全員に雇用を約束したのです。


他のグループ会社はもちろんのこと、まだホストを続けたいというメンバーのために、知人が経営する他のホストクラブへ働く道まで準備していました。


ローランド社長のもとでホストがしたいという想いが強いメンバーが多い中、ベストな選択とは言えませんが、できる限りのベターな選択肢を与えていたのではないかと思います。




3:ワクワクしていますってなんだろう

これも動画がその部分だけ切り抜かれて、悪っぽくさせているのか真相は分かりません。そもそも公開されている動画自体が部分的らしいので。


ただ、事実として「ワクワクしています」という言葉は聞いている社員から見てどう感じたのかなあと。


「ピンチはチャンス」という考えもありますので、それを考えれば苦境に立たされるほどワクワクするというのは経営者としては異論はありません、っていうか自分は経営者やったことないので、そんなことを言える立場でもないですし。


ただ、繰り返しですが、聞いている社員はどう思ったのかなあと。納得できたのならいいのですが、そうでなければもう少し違った表現があったのではないかなと思います。


これからどうなるのかを注目

兎にも角にも、週刊誌に出てしまったことや、動画が流出してしまったことは事実であり、もう変えることはできません。


YouTube登録者100万に近い数がいて、それなりの発信力のある方であるが故に、様々な声があがってくることも避けられないでしょう。


けど、自分はこれからも動画は見るでしょうし、どういうカタチであれ、経営者としてどのような打開をされていかれるのかを注目していきたいと思います。


少なくてもマコなり社長は若くして経営者をはじめられ、これまでも滑った転んだしながら自身もまだまだ未熟であることを動画の中でもたびたび認めている。この件を、今後どのように活かされるのかが大事ですね。


そして、完全決着は難しいでしょうが、大切な社員を自身の経営ミスで失うことになったわけですから、よりできる限りの配慮はしていただけると良いのではないかなと思います。

WEBディレクター5年、WEBプロデューサー3年、WEBアドバイザー(コンサル)3年を経て、現在は自社部門のWEBマスターをしながら、デザイン、ブランディング、動画編集スキルなどを勉強中のゼネラリスト。