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炭素会計アドバイザー3級の個人的受験対策

久しぶりの資格勉強に挑戦。
炭素会計アドバイザー3級の試験を
受けることにしました。



何故なら2年前に親会社から
自社GHG排出量の算定について依頼があり、
1人でやったのですが、一言で地獄だったからです。


従来は複数人で行うべきことなのに
情報収集からすべてを自分1人で行ったという
あまりにもありえないことを
やってしまったのが悪かったのですが。。


全体像の理解が難しかったため、
手探りの中行うしかなくさらに時間がかかりました。
特に苦戦したのが、Scope3のカテゴリ1。
算出困難な状況も重なり
何時間かかったか分かりません。


あんまり良くはないですが、休日返上で行い続け、
不格好ながら形にすることができたときは妙な達成感がありましたね。 
同時に脱炭素の重要性を知ることもできました。


もう少し知見をつけることで、
重要性をさらに感じながら
より早く進めていくために、
試験を受けることにしたのです。
※試験日の2週間前に(汗。


さらに1つ問題が。
自分は試験対策に関する情報を収集するために
ネットで調べるのですが、
今回はそれがなかなか見つからない。。


確かに新しい資格というのもありますが、
それでは困るよなあということで、
今回、自分が実施した勉強法について
まとめました。


少しでも参考になれば嬉しいです。


そもそも、炭素会計アドバイザーとは何?

ざっくり言うと、GHG排出量のことを知るための資格。
詳細はこちらのサイトを参照いただければと思います。

素人に毛が生えたくらいの自分の解釈では(完全に主観です)…
「地球はこのままだと本当にヤバい」
「ガチで二酸化炭素などをなんとかしないと地球は終わる」
「地球が終わるということは世界も終わる」
「世界が終わるということは、日本も終わる」
「日本が終わるということは、自分たちも終わる」


環境のことは昔から色々言われていましたが
いよいよ待ったなしになってきたのだということを
伝えたいのかなと。そのためには知識をつけていかないといけないわけで。


これはあくまで1つの手段ですので、他にも色々やるべきことはあるのでしょうが、まあ、これで多少意識が変わって、行動してくれればそれはそれで意味があるのではないかなと思います。


ちなみに気になる合格率は
直近で約75%でした。


勉強方法1:最初にテキストをざっと読む

定番中の定番なのですが、実際のところ、試験対策の情報が少なすぎるため、これは避けては通れないかと思います。


テキスト自体は170ページ位。多くもないけど、少なくもないボリューム。
とりあえず自分は全体を流し読みするところから始めました。
テキスト自体はPDFダウンロードなのですが、自分はちょっと勉強しにくかったため、印刷しました(環境に優しくなくてごめんなさい)。


ここで思うのは、「経理業務との親和性がかなり高いなということ
幸運だったのは自分は経理業務にも精通していたので、決算書も見ていますし、勘定科目はすべて把握しています。これがGHG排出においてポイントになっていたのはありがたい。


つまりは、個人的にですが、究極の理想は「簿記検定3級」を持っているとより有利。ただ、持っていなくても、経理部の人の協力と簡単なレクチャを受けるだけでも全然違うと思いますので、そこは押さえていただけるといいのかなと。


ちなみに自分は、テキストを30分位で一通り流し読みしたあと、全5問満点で合格の確認テスト的なものを受けたのですが、これに苦戦。詳細は書けませんが、正直テキストの把握をある程度していないとなかなかできないですね。


何度でも受けられるというところに甘えに甘えて、自分は8回目にやっと合格しました(汗。問題が毎回微妙に変わるのがキツかった。まあ繰り返しですがもうちょっとテキストを読んでいれば簡単だったかなと思います。自分みたいになりたくなければ、テキストを読んでいただければと。


勉強方法2:動画の複数回視聴

この試験には試験の申込みの前段階で行わなくてはならない
講習動画的なものがあり、ざっくりいうと2本の動画で合計2時間半くらいでしょうか?


これも内容について多くは書けませんが、個人的にはテキストを教科書代わりに動画を見ることでより理解度は増したかなと思います。


動画は高速再生もできましたので、自分は1.25倍で動画を2回視聴しました。1回目はざっと。2回目はもう少しじっくりと。それで大体4時間ちょいくらいでしょうか?


勉強方法3:テキストをもう少しじっくり読む

テキストについては流し読みしたあとは2回もう少しじっくり読むことにしました。全文はキツイのですが、赤文字、および重要と書かれているところを中心に読み込んだ感じです。


簡単な確認テストもあるのですが、正直勉強しなくても8割以上取れるくらい簡単でしたので、参考にならないでしょう。
なぜなら直近の試験の合格率が約95→70%台にまで落ちていたからです。


つまりは、確認テスト以上の難易度の問題が出てくるのだということ。
やったことは「確認テストの全文の完全把握」、これしかないですね。


時間にしたら大体8時間くらいかなと思います。



勉強方法4:YouTubeで関連してそうな動画を見る

YouTubeで「炭素会計アドバイザー」で検索すると色々な動画が出てきましたが、個人的には以下の動画がおススメ。ランダムに隙間時間で視聴しました。全体で2時間くらいでしょうか。



総勉強時間約15時間、さあどうなったか?

以上が自分が今回行った試験対策です。
人によっては2か月前から対策している方もいるなかで、自分は2週間前ですから、普通に考えたらダメですよね。


これはあくまで試験日まで
時間がない場合の勉強法であり
これが全てではなく、数ある勉強方法の一つの参考として認識いただけますと幸いです。


試験についても詳細は語れませんが、
テキストを隅々まで覚えなければ
高得点はなかなか難しいですね。


自信を持って答えられたのは50問中25問。
残りの25問のうち、
多分正解が10問、
消去法で正解これかなあと埋めたのが12問、
残り3問は全く分からず勘で埋めました。


合格ラインは75%でしたが、
ギリかなあ。


※3/18追記
無事に受かりました


一部加工しています




WEBディレクター5年、WEBプロデューサー3年、WEBアドバイザー(コンサル)3年を経て、現在は自社部門のWEBマスターをしながら、デザイン、ブランディング、動画編集スキルなどを勉強中のゼネラリスト。