2018-2019シーズンのセリエA全日程が終了し、実に15億円以上のサラリーを受けて来季以降の指揮官にアントニオ･コンテが決定した。インテルのスガットにおいて必要不可欠なポジションと具体的な選手を軽く挙げていきたい。この記事はインテルの来季以降、そしてまたインテルがユーヴェから覇権奪還を奪う為に必要不可欠なメンバーを軽く挙げていく記事となる。

GK

イカルディに代わりキャプテンに就任したハンダノビッチは来季以降もインテルの守護神として君臨するだろう。

来季以降もキャプテンが濃厚なハンダノビッチ、
今季のグリーンシート数は驚異の17である。
(画像はインテル公式Instagramより引用)

SB

右サイドバックはダンブロージオで来季も行く模様だ。ただ、コンテは3-5-2というシステムを採用する為このチームに新たにおいてWBという役割となる。とは言っても左右こなせるダンブロージオの器用さや対人の強さは無類の強さを図る。その中でマンチェスターCからダニーロの合意報道がここに来て出たがあくまで個人合意でありチーム内合意の可能性、サインにおいてはまだ行っていない。左サイドは来季も以降もアサモアという方向で行くと考えられる。

CB

ミランダに退団報道が出ているが欧州屈指のCBに成長し、2023年までの契約延長を勝ち取ったシュクリニアルは残留決定的、またその相棒であったデ･フライも来季以降もインテルのCBとして戦うことが濃厚であろう。その中でもアトレティコ･マドリーでキャプテンを務めたゴディンが契約切れで今季限りの退団を発表。インテルが交渉のテーブルに付き3年契約という形でまとまりつつある。コンテは3-5-2を主軸としており、シュクリニアル、デ･フライ、加入決定的なゴディンが来季以降3バック、ないしは4バックのCBを担うと思われる。

加入初年度の今季は最終ラインをシュクリニアルと引き締めた
デ･フライ、
来季以降も期待が高まる
(画像はインテル公式Instagramより引用)

DMF&CMF

このポジションにおける大きな補強は無さそうだ。ボールを捌けるブロゾビッチやボルハ･バレーロ、ナインゴランもこのポジションを得意にしてる上にガリアルディーニもこなせる。このポジションにおいての大きな問題は無さそうだ。
一応候補としてローマのベッレグリーニ辺りが挙がっている。

今季の補強の目玉としてやってきたナインゴラン
今季はトップ下での起用が多かったが
来季以降の使い方に注目である。

SH

SHと言うべきかWBと言うべきかWGと言うべきか迷ったが今季のチームをベースとすればポリターノはサッスオーロからの買い取りは濃厚であろう。ただ一部報道によるがポリターノはコンテ政権下ではFWの起用も増えそうだ。
また同じポジションであるカンドレーヴァも備えてる。ただ、モナコから期限付き移籍のケイタや移籍の後に述べるルカクとのトレードでペリシッチを失う可能性は大いにあるだろう。ただそこを補填すべき噂はあまり立っていない。

FW

キャプテンでエースであったイカルディは既に過去の話。キャプテンでなければエースでもない。ピッチ外で多くの問題を起こした彼はロッカールームを落ち着ける為にコンテが"イカルディ外し"に舵を切った模様。ユヴェントス、マンチェスター･U、PSGやレアル･マドリーといったクラブが興味を示しているがインテル側としては選手1人+金銭でどれだけのクオリティの選手を獲得できるかが肝であろう。
イカルディの交渉外としてもマンチェスター･Uのルカクやローマのジェコは前で収められるタイプなのでインテルの補強候補の1人であるのは間違いない。彼ら2人とも獲得成功出来ればFWにおける補強採点は100点である。最終節を見ていたがラウタロ･マルティネスが上背はないのでどうしても高さのある選手が欲しい。前でキープ出来てラウタロの良さを引き出せるFWは不可欠である。特にルカクはスールシャール監督から"レギュラーではない"と伝えられ移籍の噂が絶えない毎日である。彼は大一番で弱いイメージがあるが彼のようなタイプの選手こそ今のインテルで必要である。
ただジェコやルカクを両取りした際ツインタワーでしか攻撃できなくなるのでラウタロをどう使うか、はたまた別のタイプのFWを補強するのか、ポリターノを前で使うオプションも考慮した方がいいだろう。

ラウタロ･マルティネスは今季イカルディが
ピッチ外での問題を起こした際の代役ワントップを務めた。
同郷のエースストライカーにも引けを取らない
スピードを活かした抜け出しは間違いなく
チームとしてプラスとなった。
コンテもこの才能を必ず見出すはず
(画像はインテル公式Instagramより引用)