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~藤春廣輝無念の左鎖骨骨折から考える彼の貢献度の高さ~

皆さんお久しぶりです。我らがガンバ大阪はホームで浦和に敗れ15位、なかなか厳しい戦いを強いられてます。その中で前半44分に起きた藤春の負傷交代、本日4月18日クラブから正式の負傷リリースがきた。

https://www.goal.com/jp/amp/ニュース/3連敗中のg大阪に打撃浦和戦で負傷交代のdf藤春廣輝左鎖骨骨折で全治約10週間/1rt0qf8d1l4yv1sa6e4yaxms82

Goal.comから引用

これまで大きな怪我は特になく2011年の入団から約9年、ガンバの左サイドを走り続けた男の負傷であった。
一応念の為これまでの経歴を調べたが大きな怪我は無かった。

個人成績としても2011年のルーキーイヤーは左サイドバックのメインスガッドにはいなかったが2012年の下平移籍後にレギュラーに、過酷なJ2で42試合出続け、三冠達成時の2014年は右に米倉、左にオ・ジェソクという形で出場機会が減ったもののその後4年間で25試合未満の出場数になったのは0、シーズンが終わってない今季やJ2時代の2013年を除くJ1在籍時における2011年~2018年の出場数から平均出場数を算出すると

J1通算189試合÷34試合=27試合

1シーズン平均で27試合出場している事になる。まさに鉄人である。もっと評価されるべき選手である。

そしてまた今回の怪我により2ヶ月弱の離脱が決定した。となると単純計算リーグ戦では約8試合左サイドの運用に苦しめられると考えられる。昨シーズンにファン・ウィジョが韓国代表による離脱で1ヶ月弱不在の時はアデミウソンと渡邉千真というユニットを組ませれば良かったがいかんせ今回は左サイドバックなのでポジションが限られる。中国リーグで左サイドバックでの経験があるキム・ヨングォンを回すのか、オ・ジェソクを左に回し右に三浦か米倉にするのか、U-23から山口を昇格させるのか手段はいくつかあるが藤春の"経験"と"スプリント力"、"攻撃参加の量と質の低下"は免れない。早急に復帰して欲しいというのはあるがこのポジションの世代交代や補強を怠ってきたのも一因にある。まあ初瀬が残ればよかっただけの話だが移籍した選手など知らぬ

ガンバの攻撃データを見ても右サイドより左サイドからの攻撃というパーセンテージがあるのもまた事実である。藤春が居るから倉田も活きてくるしファン・ウィジョも活きてくる。藤春の離脱によりまた来季の編成を見直す必要は大いにありそうだ。藤春の年齢も30歳、日本を代表する長友でさえインテルで干されたのも同時期の年齢からである。サイドバックは運動量が生命線だ。そうしたポジションの若返りを早急に計らないとチームとしての高齢化も止まらない。そして藤春二世の様なポテンシャルの高い走れる攻撃的サイドバックを来季迎え入れるべきである。

早く戻ってこいよ↓​


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