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冬の大物、頑張りすぎた。

さぁさぁ冬の大物、
満を持しての登場です。

1.wool soutien collar coat(ウールステンカラーコート)
2.wool wrap skirt(ウールラップスカート)

※モデル身長全て160cm , Mサイズ着用

「中途半端に作りたくなかったので、数は少ないです」

まず今回のウールコートがfoufouにしては高額な
4万5000円もするということをお知らせします。

ただ、試着会(東京編)で袖を通したみなさんの反応で自信を持てました。
やっぱりリアルな声を聞くのって大切ですね。

今年はステイトオブマインドさんのおかげで技術的にも幅が広がり、色々な挑戦ができるようになりました。
素材についても使えるものが増え、やっと「メーカー」らしくなってきました。

コートはfoufouの1年をぎゅっと詰め込んだ、
間違いのないものにしたくて頑張りました。
(がんばりすぎました)

冬のウールコートはブランドの顔
ブランドにとって、コートは品質やデザインにおいて"顔"になってしまうものだと意識しています。

やはりどうしても単価は、ウールを使用すればあがってしまいます。
届いたときに"がっかり"なんて絶対にさせたくないのです。

ウールの生地こそ安価なものとの比較は、その品質がプロではなくても触ればわかります。

今回、私が選んだ素材は、ほどよい光沢と、滑らかな肌触りが特徴です。
もちろん毛玉に絶対ならないわけではないですが、なりにくものでもあります。

試着会で驚かれる軽さと暖かさ
着丈も長く、肉厚なウール素材を使用。
こんなに使ったら絶対重そうなんですが、めっちゃ軽いです。

試着会で「かるっ!」というお客さんの顔をみて、「でしょ~」と100回くらいやりとりするくらい、みなさんリアクションしてくれました。

なんでこんなに軽いのか。
それは「細い糸で生地を作っている」からです。
細い糸で生地を作ってるので単純に軽いんです。
ただ生地を作れるくらい強い細い糸というのが高価なのです。

そしてこの厚地で、ボタンを出さない上品な比翼仕立て。
更に、バックスタイルはタックを入れて、まるで古いフランス映画に出てくる、石畳の道が似合う、アンニュイな雰囲気を纏ったロマンチックなものになりました。

「foufouらしいコートができて、僕はただうれしい」
あまり最近は金額の話について、口に出さないようにしております。
世の中には「うち原価率高いから良いもの!」というマウントをとるブランドが多いですが、本質はそうじゃねえだろと思うことが多く、損得なんて捨てて、"これが欲しい"と感じてもらえることが、本質です。

そしてそれがメーカーとお客さんのよりよい関係性だなと思います。
もちろん、セールを見越して、付けをしてシーズン最終消化で半額になるような商売はしたくないですけれど。

なにより、きっと、作った自分が「めっちゃ満足」していれば、それに興味を持って「え、気になる」という方がいるはずなんです。

地方の方々にもぜひ触ってみてほしいのですが、できないのが非常に残念です。
無理のない程度で、ぜひこちらを体験してほしいです。

再販売なしの売り切り御免!でお送り致します。
こちら8,9日の大阪試着会でもご購入可能です(別で在庫あり)

https://www.teshioni.com/SHOP/foufou_82CO02.html

そして

冬のウールコートと、セットアップで作った、ラップスカートが実はかなりおすすめです。

まず世の中に、このくらい地厚な生地でラップスカートを作ってるメーカーをあまり見かけません。

広げるとかなりの用尺。
そして、裏地も贅沢に使っております。。。

foufouは定番で色んな素材でラップスカートを作っています。
どれも表情が全然違うのがおすすめ。

今回はかなり存在感のあるシルエット。
台形になっているんですが、ウエストからヒップにかけて、スマートで、綺麗です。
なのであまり「大きい!」という印象はないですね。

これだけでも十分サマになります。
キュプラの裏地と、生地がとても軽いので、(生地の説明コートのところにあります)歩くのには困りません。

当然暖かいので、防寒対策もバッチリ。
内側に釦がしっかりついているので、はだける心配もノンノンですぜ。

写真ではいつものように(笑)
タートルネック合わせですが、ざっくりしたニットとかをバサッと着ても絶対おしゃ~。

コートからチラ見せするのがめっちゃかわいい。

コートとセットにしますと、なかなか高価ですので、そこらへん気をつけて悩んでみてはいかがでしょうか。
もちろんスカートだけの購入もおっけーです。

https://www.teshioni.com/SHOP/foufou_82SK03.html

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