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「愛されるべき人に、愛されたいマジで」

過去の実績から企画や製品を最適化していくと、
気づかないうちに効率的ではあるが全く面白みのないものになる。
面白みがないと言うことは今一番よくない。コンテンツとしての強さがないと人に「何だろう?」と思わせることはできない。

「何だろう?」がないと続きを読んでくれることはない。
伝えたい考えや、ストーリーもただスクロールされていってしまう。

つまり効率が良い合理的な物事は、悪い意味で「予想を超えられない」ものになる。
予想を超えられるのは案外、非合理に見える突飛なアイデアだったりする。
しかし突飛なアイデアは、突飛故に事故りやすい。
だからみんなそこは避けるのだが、今の時代、綺麗な道は大渋滞しているので目的地まではなかなかたどり着けない。

文字通り「突然、飛び出した」アイデアをいかに事故なく着地させるのか、
またその着地点を綺麗に整えるための考え方の交通整理、伝え方やコピーライティング、
きっとファッションだけに限らずともクリエイティブの仕事はこれから先、ここまで広がっていくはず。

THE DRESS - waltz -で言うと、「白いワンピース」が6型という「商売」としてどうかしているように見える
アイデアを事故なく着地させるための「黒しか作らないという徹底した考え」×「染め直しで好きな色」という整理。

こんな話をある編集者の人に話したらそれは「編集」に似ていると言われた。
これは僕だけじゃきっとないんだけど、今の時代でSNSをよく利用している人たちは無意識のうちに「編集力」を鍛えられているんじゃないかと思う。それは趣味レベルの人でも。

ただこれまでの編集が「愛されるよりも愛したいマジで」(若い子これ知ってるの?)だったのなら今は「愛されるべき人に愛されたいマジで」という優しく自分の周りに線を引いているイメージ。

考えてみると人間関係においても仕事選びにおいてもみんな「愛したい」というよりは「愛されるべき人を探し出して、愛されたい」と思っている気がした。


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