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ちょっと辛いペヤングより、食べれないくらい辛いペヤングのほうがいい時代

圧倒的情報社会の中で広告なしで集客する場合、これまで以上に「何かで突き抜けること」が重要に思う。
なんでもいいから「人に言いたくなる味」がすることが大事。

それは「超おいしい」だけでなく、まずくてもいい。「普通においしい」よりは「超まずい」ほうが拡散される。誰かに"シェア"したい。
シェアされればとりあえず何か起きる。何か起きれば次に繋がる。

例えば面白いのがyoutuberの「炎上」は大抵の場合、最終的に登録者のプラスになる。
もちろん社会的に大きな批判を浴びるタイプの炎上はよくないが、youtubeの中でおさまるような賛否両論、意見が分かれる炎上は結果認知されプラスになるケースが多い。

逆に「普通においしい」「普通に面白い」がすごく不利な時代になってしまった。
もちろん「普通においしい」をあえて普通に見せることが独自性に繋がれば「普通」でも普通じゃないんだけども(なにこの文章)

「スコープ」という北欧雑貨をメインで扱うECのお店があるが、そこが「箱のサイズを作り間違えたので原価で売ります」と言って
失敗をエンタメに変えていた。シャチョウ(社長)がメルマガやコラムを書くんだけど、その文章もすごく面白い。
こういうの誰かに言いたくなる。

そういうことを考えていたら「ペヤング THE END」を思い出した。
たまに変な味を出すペヤングだが、こないだ出ていたのは「食べれないくらい辛いペヤング」だった。
これも誰かに言いたくなる。
食べれないくらいのほうがいい食べ物とはもう食べ物ではなく、1つのコンテンツ。

ただこんな「目立てば勝ち」みたいな時代だからこそ、粛々とものづくりをしていたいとも思う。
しかし粛々とものづくりだけをしていても誰も見てくれない。それは間違いない。
何事もさじ加減ではあるが、うまくポジションをとるためにしっかり色んな要素を考えていたい。


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