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音MAD界隈の皆に➄〜個人作ディストピアの界隈

どうも久しぶり、四角です。真面目そうに記事書くのももう突然ってぐらい書いてませんでしたね。なのになぜ急にモチベが出たと言うとるぺあさんの記事を読んでインスパイアされたからです

その素晴らしい記事はこちら
https://note.com/rupea/n/n10be7422c602

ただ私が今から言いたいのはるぺあさんの方のメインテーマとはちょっとズレています。私はるぺあさんの記事に出ていた「合作の飽和状態」について書いてみたいと思います。

私はこの前、このシリーズの1編でも確か韓国界隈の例えを見せながら記事を書いたことがありますが、今度もあれでいきたいと思います。

韓国にはいまほぼ2週に1件以上の大規模合作が投稿され続けています。去年ぐらいは多分これより酷かった感じがします。日本(ニコ動)も敢えて数えてみたら多分それぐらい出るかもしれんとも思いますが、問題はまだ韓国の方が製作者数が相当少なく、その上で個人作は全然投稿されてないところです。

るぺあさんの方には、合作を作る目的って「祭と界隈を盛り上がらせる、数字を伸ばせる、分業で効率アップ、人間関係」などを提示して下さったんですが、実際にそっちの合作の目的は人間関係だけに集中してすぎる傾向を見れるところです。

最近はあの界隈に手すら触らないので今までも雰囲気がそう続いてるかもしれませんが、大体主催側は「なんかしら親分役割をしたい」、参加する側は「他の作者と親睦を深めたい」になってしまったんです。内部を見なくても、多数の合作が記念日などの目的が明らかずに単純に「やります!」って言う感じで作られているのは見えると思います。そして、個人作を1個も作ってなかった人が人脈のせいで合作でデビューすることも日常らしいです。そう言う流れで微妙な合作が多数出来て、全員手抜きや締切延期との最悪の結果もありありになりました。

特に深刻なところは「Battle Drug Royal」と言う大会合作シリーズです。この合作は私が始めて企画して、1シーズンにMDM3回分量で、素材縛りみたいな規則要素まである超苦労の長期合作でした。なので2シーズンでみんなが疲れて「これでお別れっす」になった訳ですが、自分が知らんうちに新しい主催が現れ、そして新人が大量に参加して、また後悔で終いにしたらそれがリピートしてる怪現状が起きています。この企画だけで運営10人ぐらいと作者30人以上が1年を奪われているからすごい人力の無駄遣いに間違いないでしょうか。

その代わりに個人作は凄いこと減ってるはずです。前に紹介したチャンネル「Drugstore」に代理投稿される個人作は同じチャンネルの合作関連動画の3倍ちょうどぐらいしかないです。つまり、合作が人力を全て奪った、そして人間関係に繫がらない個人作はみんな触らなかった結果個人作の砂漠化が続いているのです。

ですが皆さんは知ってると思います。音MADで界隈を盛り上がらせるのは上手い個人作の方が強いです。みんな思い出の音MADを選んでて言われたら9割は個人作を選ぶはずです。一番好きな音MADでも、最近凄かった音MADでも同じだと思います。あと自分が音MAD作者として一番良く作れた音MADも多分個人作、ちょっとズレても2人合作ぐらいだと思います。それは韓国人に聞いてもあんま変わんないと思います。的確にいえば、大規模合作は良質音MADにはなれるけど強烈な音MADにはなれない、で良いでしょうか。

日本、正確はニコニコは、まだ個人作が盛り上がって界隈外までも伸びるケースが多くてまだ良い方向で進んでると思いますが、最近の一部の合作を見たら今の韓国界隈みたいな思考でやってそうな人や作品がたまに見えるのでちょっと心配にはなってるところです。

なので私はみんなが合作を開くことからも慎重になるが良いと言いたいです。祭りや界隈の何かを狙ってるなら合作企画を立てるだけで本当に界隈にプラスになるのか、他人は勿論自分自身の時間を必要以上に奪わってはいないかなど。そして人間関係目的なら主催や参加が欲張りすぎてないか、同じく時間を使いすぎてはないかなど。

いつものように結論めちゃくちゃな記事になってしまったんですがどうも宜しくお願いします。意見はいつもありがとうございます。多分私も今やってる合作が終わったらしばらく我慢するか緊張感維持できるぐらいの少数だけ参ろうと思っています。それでは。

おしり

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