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私が「四葉かなえ」を作ったのは

こんにちは、四葉かなえです。
私が「四葉かなえ」を名乗り、WEBライターとして活動を始めてから、間もなく一年が経とうとしています。

実に実り多き一年、価値ある一年だったと思います。
底辺からの挑戦。
自分の殻を脱ぎ捨て、新たなフィールドへと踏み出す。
開けた世界はネット上ながら、様々な人と繋がっており、自由に、楽しく、交流を広げることが出来ました。

この一年で私が成し得たのは、大きく3つ。

1、WEBライターデビュー
2、Twitterデビュー
3、noteデビュー

成し得た、というよりは始めたことですね(笑)
ただ、始めただけではなく続けているという点を評価していただければと感じています。

「四葉かなえ」の実績

もう、見た目でわかる通り「四葉かなえ」は、偽名です。
いわゆる、ライターネームです。

この名前は、駆け出しライターだった頃、電子書籍の仕事を請け負った際に決めた名前であります。

本名とは、全く関係ありません。
しかし、不思議なもので一年近く使っていると、すっかり私に馴染んでしまい「かなえ」と、呼ばれるのが当たり前のようになってきました。

元来、図々しいのでしょうね。
まあ、そういうことだと思います。

「四葉かなえ」として残してきた実績は、だいたい以下のようなもの。

・電子書籍の出版
・クライアントのサイトへの記事提供
・しあわせのハコの立ち上げ、運営
・Twitter
・note

まだまだ、やりたいことが尽きません。
しかしながら、私は「四葉かなえ」である前に、一介の子持ち主婦です。
四葉かなえでいられる時間は限られているので、できることにも限りがあります。

そのギャップ。
リアルとバーチャルの交錯は、いつも私の首をぎゅうぎゅう締め付けてきます。
自由なバーチャルと、重苦しいリアル。

リアルな私は、いつも「四葉かなえ」の足かせになるのです。

リアルな私

30代、二児の子持ち主婦である私。
年の差婚の主人は、間もなく還暦。
同居の義母は、87歳になろうかというところ。

5人家族の働き頭は、私です。
ところが、日中、仕事に出かけられるような状態ではありません。
というのも、主人は病気がち。
義母は足腰が弱く、認知症状その他あるため、日中も見守りが必要です。

この似たもの親子、なんやかんやと理由をつけて、他人の手を借りることは嫌います。

義母の外出は、車椅子。
もちろん、私が全て同行します。

主人は軽い精神疾患持ちなので、車での外出や遠出の場合、やはり私の同伴が必須です。

長女の幼稚園送迎、主人と義母の見守り、家事その他をこなすうちに、私の一日は暮れていきます。

夜、家族が寝静まると、ようやくまとまった自分の時間を取ることができる。
毎日、何かに追われています。

私は気が付かないほうなので、マルチタスクが苦手です。
朝ごはんの支度をしながら、洗濯機まわしながら、家族全員の体調チェックをしていれば、それだけで手一杯なのです。

植物の水やりとか、ゴミ出しとか、長男の身支度なんか、構っていられないのです。
長男が小学校へ行き、長女を幼稚園に送り出してから、朝やり残したことに気づきます。

私の手が空いたと見ると、義母は話し相手が欲しくて仕方ありません。
でも、掃除したい、洗濯したい、部屋の片付けなどなど、やりたいことは横並びで襲いかかってくる。

いつもそれらが追いかけてきて、どうにもやるせないばかりの日常。
それがリアルな私です。

Twitterの能天気さとはかけ離れた、がんじがらめの現実。
リアルから逃れるように、私は「四葉かなえ」に浸っています。

バーチャルと言っても、Twitterには人がいます。
ライターとしても、実績を認めてくださるクライアントさんがいます。
さらに、その先には記事を読んで下さるユーザーがいます。

必要とされていると感じることが、何よりも嬉しい。
外界と繋がれることが、変え難い喜びである。
そう、思うのです。

リアルの私は、義務感にとらわれて日々を過ごしています。
私がやらねば、担い手はいないのです。

何がそうさせるのか。
誰のせいでもなく、ただ必然として流れ着いた。
そのように思っています。

リアルから脱するために

リアルの私は、私が嫌いです。
無力で、カリカリしてばかりで、かけらの余裕もない。
どの面下げて「四葉かなえ」に逃げているのだと、否定する。
淡々とやることをやるだけの、無機質な女。

でも、それは本来、私が目指す姿ではないのです。
私は「四葉かなえ」になりたい。

WEBライターとして活躍し、誇りを持って仕事に取り組み、多くの考えを発信する。
それこそが、私の目指す姿です。

リアルとバーチャルの交錯。
今は苦しいばかりの2つの顔が、やがて一体となることを目指して、私は今日もnoteを書く。

リアルを捨てたいのではない。
リアルでも、報われたいのです。
誇れる自分になりたいのです。

ライターネームを考えたとき、無意識のうちに願いを込めたこの名前。

「四葉のクローバーが、あなたの願いを叶えます」

その願いは、私自身への救済措置だったのです。

そんな私の独り言。
誰に助けを乞うわけでもなく、誰に救いを求めるのでもない。
私は私を救うため、今日もネットに出かけます。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
これからも、四葉かなえをよろしくお願い致します。

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