FUJI ROCK FESTIVAL 2021 初日感想①

色々と取り沙汰されていますが、フジロック2021に初日だけリアル参戦しました。

迷った部分はもちろんあり、いつも一緒に行く仲間は不参加でしたが、ワクチンを2回接種して1週間以上経っていたこと、車で行けることもあり、ぼっち参戦を決めた次第です。

当然リスクはゼロではありません。行く前からブレイクスルー感染のリスクは耳にしていましたし。ただ、仕事を含めて日常生活するうえで、都内では未だに電車が混み合う時間帯もあり、不要不急といえども対面での打ち合わせ、地方出張(飛行機に乗る)も行われています。それらに比べたら、1人で誰ともしゃべらない野外フェスの方がリスクが低いんじゃないかと思ったのも正直なところです。

この点に関しては、もう少し時間が経過してくるとさまざまなことがわかってくると思うので、自分の行動を考証したいと思います。現時点では、今年のフジロックはどんな変化があったのかを含めて、現場で感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。

さてさて、当日は6時半に自宅を出発。一般道はやや混んでいたものの、関越に乗ってしまえば順調。予習プレイリストを聴きながらのドライブは楽しいものです。8時15分に月夜野出口を出て9時に会場近くの駐車場に到着。

Tempalayがインタビューで、苗場に入る前の隙間だらけのトンネルを抜けるとフジロックに来たなって感じがするって言ってたけど、本当に同感です。

会場入りの荷物をまとめて、苗プリ方面に向かって歩き始めたときにある異変に気付きました。「あれっ、なんか歩きやすい……」。そう、早くも痛恨のミス! 防水シューズではなく、普段ばきのスニーカーで来てしまったのです。雨が降ったらもう終わり。早くも気分が落ち込みつつ、エントランスに向かうのでした。

事前にアナウンスされていましたが、今年は会場の配置が少し変わっていました。エントランスゲートが手前に配され、今年はアプリ登録の確認、体温チェック、荷物チェックをしてから会場に入れる形になっていました。噂では荷物も1つひとつ細かくチェックされるとのことでしたが、僕のときはそんなことありませんでした。

エントランスを入るとオフィシャルグッズ販売とフードが並び、中央には今までなかったベンチシートがずらっと置かれていました。昨年までは入場しなくてもグッズが買える配置だったので、これは来年以降も踏襲されるのではないでしょうか。その影響で場内1の駐車スペースが減った感じがします。

先に進むと撮影スポットとなっているゲートが現れます。エントランスは手前にあるので今年はただのゲートです笑。ただ、ここを通るとフジロックに来た感がグッと高まりますね。

駐車場に着いたのが9時で、会場に入ったのが9時半。グッズ売り場は混んでたけど、グリーンはどんなものかなと入っていると、想像以上にがらがら……。あきらめていた木陰のポジションも1人だったこともあり、余裕でイスを置けました。ステージ前方には早くもオカモトズ目当ての客が集まっていますが、それ以外は明らかに人が少ない印象です。

あと、ここに来る前に気付いたのが若い人の多さ。先程言ったようにスニーカーで来てしまったことを後悔していたのですが、周りを見渡すとスニーカーで来てる若い人が多く、何となく気持ちが救われました笑。

基地をつくり、日焼け止めも塗りまくり、ようやく落ち着いたのでオアシスに行ってみることにしました。今年はやぐらもなく、出店数もやや少なめで少し寂しい感じになっていました。ただ、苗場食堂だけはすでに並んでいる。迷った末にもち豚串で腹ごしらえ。午前中だったからか、すでに焼いてある串を出されたのは微妙でしたね。もちろんビールは飲めないので、食後にアイスコーヒーを購入。苗場食堂は別格として、このコーヒーと隣のおにぎり屋は人気があったように思います。珍しいところでは、たこ焼きなんてのもありました。

さて、ここまで音楽のことは全く書いてないのですが、ようやくフジロックスタートです笑。

最初に観たのはレッドマーキーのKOTORI。今年のマーキーは左サイドからは入れないようになっていて、後方のみからの入場になります。KOTORIはルーキーからの昇格組。最初はなかなか音に集中できなかったけど、ギター&ボーカルが中心になってるバンドだと感じました。時折りギターが音響っぽいアクセントをつくっていて、好感が持てました。

終わってから、立ち寄ったのが今年は場所が変わったルーキーアゴーゴー。苗場食堂ステージも兼ねています。グリーンのyonigeまで時間があったので、タミューというバンドを観ました。鍵盤を効かせたアバンギャルド寄りな音楽性でしたが、やや黒っぽいニュアンスもあり、なかなか面白かったです。ボーカルはtamiという女性なのですが、バックを固めるメンバーの演奏も上手かったです。

感想②につづく



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