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FUJI ROCK FESTIVAL 2019 3日目感想②

少し寝てからレッドマーキーに移動し、PHONY PPL待機。THE INTERNETと比較されていたから気になっていたのだ。グルーヴもテクニックもあったけど、何だろう?この一線を越えてこない感じは。3日目という疲労がたまっている中でレッドマーキー=立ちっぱなしだと限界なのかもしれない(グリーンだと座って観れる)。早々にグリーンの基地に戻ることにした。

早めに基地に戻ってしまったので、逆に観るつもりがなかったSuperflyをしっかり観てしまった。邦楽女性ソロアーティスト枠でいうと、椎名林檎、YUKIに近い立ち位置なのかもしれないが、ちょっと弱い。ただMCなどを聞いているとすごくいい人なのは伝わる。そして、Superflyというとデビュー当初のヒッピーっぽいファッションが記憶に残っているが、ベリーショートの髪型といい、当時の面影はなく、真っ当に歌が上手い(別にロックではない)というのが「愛をこめて花束を」を聴くとよくわかる。

終わってから苗場食堂に向かい、17歳、崎山蒼志の出待ち。こういう若手を気軽に観れるのもフジの魅力だが、めちゃくちゃ混んでいる。実際に始まってみると、レッドマーキーの出音と重なって、ちょっと可哀想な感じだった。

グリーンに戻って、JASON MRAZを観るつもりだったが、この日はホワイトすらも行っていないのもどうかなと思い、ヘブンのtoeを観に行くことに。ホワイトのKOHHをボードウォークで聴きつつ、ヘブン到着。少し雨が降ってきたのでこの日初の雨具使用。やはり降らないということはない。toeの一曲目はサバスの「War Pigs」。こういうのを演るとは知らなかった。しかもゲストボーカルがコトリンゴだったということは後から知った。

しかし、思っていたよりtoeの本編は刺さらず、後からJASON MRAZがエンタメ感溢れるステージだったことを知り、今回のフジロックの中では一番のセレクトミスだった。てっきりJACK JOHNSONばりのシンプルステージだと思っていたから。。

その後、GYPSY AVALONで友人と合流し、ORESKABAND。結構ライブがいいとは聞いていたが、確かにスカという音楽性もあるが、とにかくバンド感があって良い。キャリアも長く、仲が良いんだろうなという感じも伝わってきた。

それからグリーンに戻り、ヘッドライナーのTHE CUREは座って観ることに。THE CURE×フジロックといえば、演奏時間の長さで知られているが、今回も持ち時間が2時間15分と長い(笑)。前回、一番好きな「lovesong」は聴けたので、あまり期待していなかったが、今回は前回よりも気合が入っていた感じがする。とにかく熱量があって、演奏もタイトだった。それにしてもロバート・スミスはおじさんになっても、声に変わらぬせつなさがあるのがすごい。

ここで今年のフジロックは終わる予定だったが、THE CUREの終盤の合間を縫って、レッドマーキーのNight Tempoをチラ見することに。本当はフルに観たかったのだが、ほぼ毎年ヘッドライナー終わりですぐに撤収するので、あきらめていたのだ。

レッドマーキーの後方で待機していると、いきなり「ザ・ベストテン」のイントロ。しかも映像が素晴らしい。そこからの流れで中森明菜「スローモーション」松任谷由実「ブリザード」。ちなみにこの時撮ったビデオをTwitterに上げたところ、フォロワーが急増しました(笑)。「あー、もっと観たかった」(この悲願は後に12月の来日で叶う)と後ろ髪を引っ張られつつ、グリーンに戻ると「Boys Don't Cry」が。最後にこの曲が聴けて良かった。

今年のフジロックもついに終わりだなと思いながら撤収。0時前には車で会場を後にし、2時すぎには自宅に帰宅するという例年以上の早技。そして久しぶりのベッドで泥のように眠るのであった。

#フジロック
#フジロック2019
#fujirock


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