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金持ち父さん 貧乏父さん

ロバート・キヨサキ氏が一躍有名になったこの本を数年振りに手に取った。

中身についてはもう多くの人に読まれているし、私より上手く説明されている方も多々いらっしゃると思うので特に説明しない。

数年振りに本書を手に取ると風景が違って見えた。
以前は文をそのまま読んでいてそんなものか、と思っていたが、今回は少し見え方が違った。

別に自分が金持ちになったとか、貧乏になったからではなくて、書かれていることの意味が以前とは別の角度から捉えられるようになったということである。

本質ではないと思うが、この本には会計や制度を学ぶ事について書かれている。
これらは資本主義社会の中ではゲームのルール、あるいはセオリーと呼ばれるようなものかもしれない。
例えば法人を知っている人は自然人と比較してその使い所についていろいろとアイデアが浮かぶだろう。
どう使うかは個人にある程度裁量があるが知らないと使いこなせない。

ビジネスをすれば知識がリアルと結びついてアイデアにもつながる。
これはなかなか面白い体験である。

おそらく広く浅く、いろいろなことを学び、経験すると社会のいろいろが見えてくるのだろう。
歳を重ねることも悪くないと思える本である。

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